維新の議員定数削減法案が今国会で見送り
日本維新の会が自維連立の条件として強く打ち出していた議員定数削減法案が今国会では見送りになる。12月16日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるがこの問題について語った。
小塚「今日、高市さんと吉村さんが与党党首会談をやりまして、そこで今後どうするかっていう話になるんでしょうけど、基本的に維新が言っていた議員定数削減法案は今国会では見送りっていうことになるんですけど、見送られて当然ですよ。今国会は補正予算がメインだったのに、そこに期間の短い中で成立させるなんて無理筋です」
長野「何度も言ってるけれど、これって選挙制度の問題ですよね。根拠のない数字出されて、これだけ切りますって言われても国民は呆気に取られるし、国民にとって何がいいんですかって感じです」
小塚「きのう吉村さんがぶちまけていた『茶番劇だ』とか『結論出さない、そんな国会はまっぴらです』とか『スピード感がなさすぎて残念』とか言いたい放題言いまくっていめしたけど、これを聴いて『国会が嫌がらせして審議してないんだ』っていうふうに思っちゃう人がいたら、それは大間違いです。はっきり言って吉村さんがあんな発言するのは錯乱状態になっているのかというくらいに思えました。『茶番劇だ』と言ってましたが、まず維新は結論が出せるような法案を持ってきていないわけです。『スピード感がない』と言ってますが、こんな短い期間で結論は出せません。議員定数削減は選挙制度も絡んできます。減らすってことは国会議員個々にとっても自分の議席がなくなるかもしれないっていうのもあるし、あと減らすということは選挙の区割りが変わるということなんです。それは有権者にも影響してくる話なんです」
番組では他にも小塚かおるが自維連立について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。番組の「ニュースアップデート」のコーナーでお伝えしています。
「長野智子アップデート」は平日午後3時~5時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。
関連記事
この記事の番組情報
