雨宮処凛「フリーランスで25年やってこれたワケ」
作家で活動家の雨宮処凛。12月25日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では彼女が25年フリーランスでやってこれた理由を聞いた。
大竹「フリーランスで25年生きてきましたが、フリーランスの働き方の特徴っていうのはどういうことになりますか?」
雨宮「人がやってないこと、人がやってない分野を発掘して、耕して、こういうのがあるよっていうのをやってきたのが自分の25年間だと思います。本当に究極の隙間産業ですけど、今って年金も少ないので一生働かなきゃいけない人が多いと思うんです。一生何らかの形で隙間産業をいくつもやりながら稼いで生きていくのが当たり前の生き方なんじゃないかというふうに思っています」
大竹「私の友達でもLINEで『こっちのチラシ配り空いてるよ』みたいな連絡がきて、そっちがいっぱいになったら地区の違うところで働くみたいなことで食い繫いでいる人がいます」
雨宮「チラシ配りは大変ですよね。寒いし、夏は猛暑だし」
大竹「やってるのはジジイばっかりだから」
雨宮「倒れちゃいますよ」
大竹「雨宮さんが25年やってこれた理由はなんでしょう?」
雨宮「私は20年近く貧困問題の書き手としてやってるんですけど、まず20年前って日本の貧困問題は解決済みってされていて、20年前って日本には貧困問題がなかったんですよ。それが、だんだん非正規の問題とか、2008年にはリーマンショックがあったりとか、年越し派遣村ができたりとか、実は日本にも徐々に貧困が広がっているんだっていうのに気付いたのが20年前だったんです。私はその時に【ない問題】を発見したんです。自分と同世代のロスジェネの人たちがホームレス化していったり、そういったことにいち早く気付いて、深堀りして、取材して、本を出したら注目されたみたいな感じでした」
この他にも番組では雨宮処凛が25年フリーランスでやってきた理由について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午前11時30分~午後3時00分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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