髙石樹 國學院大學の鬼門・5区を栄光の扉に変える救世主となるか?【102回箱根駅伝】

髙石樹 國學院大學の鬼門・5区を栄光の扉に変える救世主となるか?【102回箱根駅伝】

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國學院大學悲願の箱根駅伝初優勝を実現するためには鬼門である5区の攻略は必須と言えるだろう。國學院の過去18度の箱根駅伝出場を振り返ると、5区ランナーの区間一桁順位は7回。いずれも総合順位を飛躍させるきっかけとなっており、95回大会で浦野雄平(現・富士通)が区間賞を獲得した際には國學院のステージを箱根「常連校」から「上位校」へと変える転換点となった。そして今、「上位校」から「優勝候補」にステージを上げた國學院が栄光の扉を開く鍵、それが5区攻略だ。

チームの指揮をとって17年になる前田康弘監督は当然、鍵がどこにあるのかを知っている。その前田監督がこの駅伝シーズン開幕前、文化放送の取材で端的に「出会いがあった」と話してくれた。つまり、ルーキーの中に才能あふれるクライマーがいる。そして今回エントリーされた1年生は5区髙石樹、9区野田顕臣の2人だけだ。

「これ、人が走るコースじゃないって思いました」
髙石が5区のコースを初めて見学した時の感想だ。しかし、前田監督と髙石は早い段階から着々と準備を進めてきた。髙石は「夏合宿を挟んでから一気に登りの印象が変わったので、練習の成果が出てきたかなと思います」と振り返っている。また、5区攻略のためのシミュレーションは入念に行っているようだ。出雲、全日本、そして秋のハーフマラソンにも出場することなく、ただひたすら箱根駅伝5区に向けて強化を進めてきた。

ハーフの距離に怖さはないか問うた筆者に対し、高石は「練習の方がきついし、登る方が絶対きついのでハーフマラソンにそんな怖さはないですね」と答えた。そして、「目標は1年生の5区最高記録、吉田響(当時東海大学)さんの1時間10分44秒切りです」と話した時、髙石の表情に曇りは無かった。

今大会の5区はタレントが揃っている。早稲田大学3年・工藤慎作、城西大学4年・斎藤将也、また青山学院大学、駒澤大学も強力なクライマーを当日変更で入れてくる可能性が高い。髙石が自身の目標を達成する走りを見せても区間賞を手にすることは難しいだろう。しかし、その走りが國學院を総合優勝へと導くとてつもなく大きな一歩になる。

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