【第102回箱根駅伝】早稲田大学・花田勝彦監督〜往路終了後インタビュー〜

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――往路を終えて
「勝ったかなと思ったので悔しい。うちの選手たちも決して悪くはなかったが、青山学院大学の黒田(朝日、4年)君がすごい走りだったので。彼の方が一枚上手だったと思います」
――あと少しで“半分臙脂(早稲田が往路優勝する)”というところでした。
「大会新記録を出さないと往路は勝てないと思っていました(今大会までの箱根駅伝の往路記録は第100回大会 青山学院大学が記録した5時間18分13秒)。そういう意味では目標より30秒ぐらい悪かったので、ちょっとした誤算がありました。改めて青山学院が強いということを感じましたね」
――その30秒の誤算はどこで生まれたか?
「3区の山口竣平(2年)が少し良くなかったが、その後に4区を走った鈴木琉胤(1年)が良かったので、そこで相殺できた。工藤慎作(3年)も調子があまり優れず、想定より20秒から30秒くらい悪かったので、全体で30秒ぐらい悪かったという感じです。ただ、5時間18分台から20分台を想定していたので、非常によく頑張ったと思います」
――花田監督はよく「先頭を走る景色を選手たちに味わせたい」と話していますが、実際に先頭で走りましたね。
「最後に工藤が先頭を走りましたし、4区で鈴木が区間賞も獲ってくれた。こういった走りをしないと今の箱根駅伝は勝てなくなっているので、先頭で走るという経験が往路で出来たことは一つ収穫だと思います」
――4区、鈴木琉胤選手について
「本格的な長距離の練習をしていない中での走りだったので、末恐ろしいというか、まだまだ可能性のある選手。ただ、本人が目指しているのは箱根駅伝だけではなく、世界の舞台でトラックを走ること。その練習もやりつつ、大学4年間には箱根駅伝もありますから、今後も怪我をしないようにしっかり指導していきたいです」
――『4区から世界へ』という言葉もあります。
「私自身も第69回大会で4区出走して区間賞を獲っているコースなので、彼には色々な経験を話しながら走ってもらいました」
――工藤慎作選手がフィニッシュをした瞬間、頭を搔きむしる仕草を見せるなど、悔しい表情を見せていたが
「昨年7月のワールドシティゲームズの男子ハーフマラソンで金メダルを獲得するなどこの1年間負けていなかったので、彼が強くなる上ではこういう経験も必要。今回の経験を経て、彼はまた強くなっていくと思います」
――工藤選手にさらに伸ばしてほしいところは? 
「気持ちの面で走るところがあり、彼の気持ちが乗らないときに試合や練習が上手く走れないことがあります。そのムラがなくなれば、もっと強い選手になれると思います」
――復路の展望は? 
「下りも自信のある選手なので、まずは青山学院大学さんと競っていきながら、後ろの大学を引き離して、優勝争いに絡んでいきたいと思います」
――青山学院大学との秒差は
「18秒という話だったので、追いつけない差ではない。ただ、後ろの大学とも1分半ぐらいしか開いていないので、油断がないようにいきたいです」
――明日のポイントを最後に一言お願いします。
「山を下った後でどれだけの秒差でいられるかが勝負だと思います。見える位置にいないと勝負できないですね」

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