【第102回箱根駅伝】東洋大学・酒井俊幸監督〜復路終了後インタビュー〜

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――2日間のレースを振り返って
「1区は本当に良い流れで入れましたが、2区以降は厳しい展開のまま終わってしまいました。流れを立て直す力がなかったと言えばそれまでですが、いま駅伝が高速化している中で、思い切った入りをしてそれを最後まで押し通せる“度胸のある選手”を育てないと勝負にならないということを痛感しました。コンディショニング的には大きな感染症もなかったわけですから、完全に力不足だったと思います。今日の結果を厳しく、真摯に受け止めて、もう一度立て直したい。その気持ちでいっぱいです」
――シード権獲得が20年連続で途切れてしまったことについて
「前任の川嶋(伸次)さんの頃から続いてきたシード権ですし、これまで私が関わって育っていった卒業生たち、そして大学関係者の皆様の支援も受けて継続してきたものです。それが途絶えてしまったことに対して、監督として本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。全日本の出場権も逃してしまうなど、2025年度のチームは悔しい結果に終わってしまいましたが、ここから再出発するという気持ちでやっていきます」
――組みたいオーダーは組めたのか?
「トラブルがなかったわけではありません。消去法で区間を決めざるを得ない部分もありましたし、不安要素を抱えたまま本番に入らざるを得なかったことが、そのような結果につながってしまった面もあります」
――具体的に苦しかったところは?
「1区の松井(海斗、2年)も良かったんですが、当初は2区で考えていました。西村(真周、4年)が12月の練習で一番良い状態だったので2区に起用したんですが、結果的にああいう流れ(区間19位で17位まで後退)になってしまった。調子が良かった3区の迎(暖人、2年)や4区の緒方(澪那斗、4年)で立て直したかったんですが、単独で走ることになってしまい、立て直すところまではいかなかった。ストロングポイントとして考えていた5区も機能しなかったことで、悪い流れのまま復路に入ってしまったと思います」
――5区の宮崎優選手について
「昨年以上、1時間10分台くらいは狙いたいと思っていましたが、大幅に下回ってしまいました。2区と5区が想定内で走れていれば、十分シード権は獲れたと思いますし、流れが良ければ他の区間の走りも変わっていたかもしれません。ただ、そこを変えるだけの戦力がなかった。そこが敗因だと思います」
――西村選手の調子が非常に良かった?
「12月になってだいぶ良くなってきたのは確かなんですが、入りの速い駅伝になると、やはり厳しさが出てしまいました。西村が2区で戦えるようなきちんとした配置を作れなかったことが、こうした結果につながってしまったと思います」
――10区の薄根大河(3年)選手とはどんな話をしましたか
「薄根は終わったときに『申し訳ない』と言いましたが、薄根だけの問題ではなく、全員での結果です。だからこそ、真摯に受け止めて、ここから立て直そうという話をしました」
――今後に向けて改善すべき点は?
「環境や学生としてやるべきことは変わりません。その中で、部内でのトレーニング方法や取り組みなど、細かいところの改善を一つひとつ積み重ねていきたいです」
――来年は監督として初めての箱根駅伝予選会だが
「学生時代には出たことがありますが、監督としては初めて。いまは暑熱対策でスタート時間も変わっていますし、本戦につながるような早い段階での“プッシュする走り”や、最後のビルドアップが必要になります。予選会を勝ち上がるという強い気持ちを持って臨まないと、チームは変わっていかないと思います。この機会をいい意味で捉えて、発展につなげたいです」

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