小池都知事 単独インタビュー 都の少子化対策「チルドレンファースト」とは…
2026年元日5時15分~35分「ニュースパレードプラス 新春スペシャル」をお送りしました。
「加速する少子化 歯止めはかけられるのか?」小池都知事単独インタビューを交えてお送りしました。
10年前2015年には全国の出生数は100万人以上でした。それがおととし2024年に生まれた日本人の子どもの数は68万6061人(前年比5.7%減)、去年1年間に生まれた子どもの数は66万人台と見られています。
この10年で子どもの数はざっくり言うと、100万人→67万人に減っているということです。国の将来推計よりもおよそ15年早く少子化が加速しています。
少子化に歯止めはかけられるのか?…ですが、東京都は少子化対策にかなり力を入れています。もちろん都はお金があるから…と思われる方もいるかと思いますが、どんなことをしているのか一部をご紹介します。
・妊娠時 国からの5万の支援に加えて1万円分の子育て用品
・出産後 国からの5万の支援に加えて10万円分のギフトカード「赤ちゃんファーストギフト」、今年から来年の3月までに生まれた赤ちゃんには「赤ちゃんファーストプラス」として3万円分を追加し13万円分
・1歳か2才の誕生日に第1子6万円、第2子7万円、第3子以降8万円
・「018サポート」といって0歳~18歳までの子ども1人あたり毎月5000円を支給。保護者の所得制限はなし
・認可保育所の保育料、去年9月から第1子から所得制限なしに無償化
東京の去年(2025年)上半期の出生数は10年ぶりにプラスに転じ、0.3%増加しました。
小池知事としては、このあたりどう受け止めているのか聞きました。

「チルドレンファースト・赤ちゃんファースト、様々な取組を気合いをいれて進めてきたその結果が出始めたのかなと思っている。若い方は結婚はリスク、出産子どもは人生のリスクと考えるZ世代も多い。そうではなくてそれは楽しみであり、幸せであるというマインドチェンジをしていきたいと。そのことが実際に繋がって10年ぶりの出生プラスだと。政策がとぎれとぎれではなくてつながってシームレスは安心につながる、人生設計はなかなかうまくいかない。それぞれ夢を描いて段取りもある。うまく進むようにしていくことが必要」と話しました。
また、出生数の先行指標とも言われる「婚姻数」が東京都では増えています。
小池知事は「非常に増えた。令和7年7月7日、25%増えた。結婚を考えている方の背中をそっと押してあげる、大変好評いただいているマッチングアプリ「TOKYO 縁結び」や婚活イベントも想定をはるかに超える人が応募してきている」と。

「TOKYO 縁結び」は都の担当者によりますと、申し込みがおよそ3万、交際スタートは472組、成婚数が121組とのこと。
1月18日(日)「八重洲de縁結び」
独身証明書などの提出が必要・参加費1000円・締め切り1月12日
1月25日(日) 婚活セミナー・江東区テレコムセンター 参加費1000円・締め切り1月15日
国の推計より15年も早く少子化が加速していることについて、小池知事は『みんな議論ばっかりしてる、分析ばっかり、じゃどうするんですか?という答えをむしろ後回しにしてきた。女性の選択肢を広げるために「卵子凍結」助成を倍にし拡大支援を充実している、4000人以上が助成金を申請した。「無痛分娩」は海外では無痛分娩が当たり前、日本はおなかを痛めないと本当の母になれないとかいう人も。この無痛分娩について最大10万の助成。課題の解決のためにはその方策を考えてそれに対しての手段も用意する、みなさんにちゃんと通じる広報で伝達し有効に生かしてもらい共感を得る』と。
都内の小さなお子さんをお持ちの親御さんに話をきいたところ「助かる、高いものも買える、子育てはお金がかかるので」「2人目も助成金があると思う踏み切れる」「保育園無償化ありがたい、来年からこの子が保育園なので」「住む所の問題は大きい、手が足りない」「仕事との両立が不安」「東京のサポートをどこでも受けられたらいい」「若い人だけでなく、みんなで支えないとダメでは」などの声が聞かれました。
予算のある東京都だけでなく、日本全国で少子化対策を手厚くできるといいですが…。加速する少子化を止められるのか…現実はかなり厳しい状況のようです。
都庁担当記者 伊藤佳子

