衆院選の世論調査から見る 中道改革連合と自民党の不確定要素
1月27日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、火曜コメンテーターで上武大学教授の田中秀臣氏と番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、「衆院選をめぐる世論調査の結果」について意見を交わした。
高市政権に投票しない人は、今後一切“積極財政”とか言うべきではないです
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は1月24、25両日、合同世論調査を実施した。高市早苗内閣の支持率は前回調査(昨年12月20、21両日実施)比で5・1ポイント減の70・8%で、政権発足以降、4カ月連続で7割台の高水準を維持した。
高市内閣の物価高対策については「評価する」が49・4%で、「評価しない」の37・6%を上回った。
一方、首相が衆院を解散したことへの評価は「適切ではない」が53・0%と過半数で、「適切だ」の40・2%を上回った。
衆院選(27日公示、2月8日投開票)の比例代表でどの党に投票するかを尋ねたところ、自民党が33・8%で最多を占めた。立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合」が10・3%で続いた。
3位以下は、国民民主党5・1%▽日本維新の会4・8%▽参政党3・8%▽共産党2・0%▽れいわ新選組1・5%▽チームみらい1・3%▽日本保守党0・8%▽社民党0・5%-などの順だった。「分からない・言えない」が31・0%だった。
「高市首相の支持率は高いですが、自民党をどう見ればいいですかね?」(寺島アナ)
「他の世論調査を見ると高市政権の支持率は、ワイドショー的な批判の切り口によって4~5%くらい削られているんですよ。他方で自民党への政党支持率は、どの世論調査の結果も上がっているんですよ」(田中氏)
「上がっていますね」(寺島アナ)
「政党支持率と内閣支持率を足した『青木率』ってあるじゃないですか。それで見ると、ほとんど変化はないと思うんですけど、今回の衆院選でみんなが分からないと思っているのが“中道改革連合の潜在能力”ですよね。公明党の基礎票がどう効果を発揮するのか?」(田中氏)
田中氏は、「中道改革連合」も「自民党」もそれぞれ不確定要素を抱えていると指摘。
「中道は、左的なマインドの国民が離れていってしまうのではないか。あるいは公明党嫌いっていうのは、立憲民主党支持者のなかにもけっこういたと思うんです。その影響をどう見るか? 共産党とかれいわ新選組の方に流れていく可能性があります。自民党の場合は、参政党や日本保守党にどれだけ票が奪われるのか? いずれにせよ、高市さんが言ってましたけど“与党で過半数いかなかったら、即座に退陣”と、どっかの石破さんに見せたいくらいの発言をしていました」(田中氏)
「はい」(寺島アナ)
「もしそうなったら、積極財政路線は終わりですよね。事実上、ザイム真理教のやっている路線に戻ってしまいます。だからはっきり言いますけど、高市政権に投票しない人は、今後一切“積極財政”とか言うべきではないです。僕からすると“一度やらせてみようか”と言った民主党政権に投票した人とほとんど変わらないと思いますけどね。こんな発言、ここでしか言えない……」(田中氏)
〈出典〉
高市内閣支持率70・8% 4カ月連続7割 中道改革連合「評価しない」62・7% | 産経新聞(https://www.sankei.com/article/20260126-2WF7KGDU5NNA5C4OHWK2VBTH2A/)
衆院比例投票先 自民33・8%、中道10・3% 「分からない・言えない」31・0% | 産経新聞(https://www.sankei.com/article/20260126-ELTAYK73CBKKRLCO5XITNPCFOA/?outputType=theme_election2026)
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