小島慶子「選挙は人気投票ではない。その人が何を言っているか。何をしてきたか。」

小島慶子「選挙は人気投票ではない。その人が何を言っているか。何をしてきたか。」

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1月27日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、朝日新聞の一面記事「(座標軸)選ぶ側、三つの罠を心に留めて 論説主幹・佐藤武嗣」という記事を紹介した。

番組で紹介した朝日新聞の記事は以下のとおり。

大義なき解散だが、日本の針路がかかった選挙になる。選ぶ側は、三つの罠(わな)を心に留(とど)めたい。

一つは、「朝三暮四」だ。物価高対策などで眼前の問題について主張を見比べるのは大事だ。ただ、それだけで未来は託せない。日本経済は足踏みし、少子高齢化が加速。国内外で日本の足場は揺らいでいる。無責任に即時的利益に偏った政策を重ねれば、社会は不確実さを増していく。将来のツケや帰結を遠望したい。

二つ目は、対立を煽(あお)るポピュリズム政治だ。市民が抱く不安や憤りは政治や社会のゆがみの表れである。「社会に取り残された」と感じる人々の反発が、米国はじめ世界各地で起きている。そうした感情に真摯(しんし)に向き合い、自らの政策を省みて解消に動くのが、本来は政治の務めであろう。

だが逆に、不安や憎悪を煽り、分断を集票に利用する政治家もいる。多様性や理性、対話を嫌うポピュリズムの波が日本を覆い始めている。それは少数派や外国人、権力批判を排除する論理で、民主主義を内部からむしばむ性質をはらむ。

現代社会の事象は複雑で即効性のある解決策は見いだしにくい。感情に訴え、一見分かりやすい「解決策」は魅力的に映るかもしれないが、政党や候補者が、そんなポピュリズム的手法で訴えていないか注視しよう。

最後は、外交に潜む罠だ。首相は防衛力増強に向けた安保3文書の改定や武器輸出の制限撤廃、スパイ防止法に踏み込む構えだ。賛同する野党もあり、選挙後に動きが加速する可能性が高い。

自国に隙を作らない態勢は必要だが、外交にもポピュリズム的手法を使う、国内向けの勇ましい口調には警戒したい。

対話による外交に正面から向き合わず、威勢のよい発言で背後の国内世論を喚起し喝采を期待する。これを「背面外交」と呼んだのは言論人、清沢洌(きよし)だ。93年前、国際連盟脱退に傾く日本外交を痛烈に批判したが、日本は自ら煽った背面外交を制御できず破滅を迎えた。

米国の変質も深刻だ。目に余る横暴に口をつぐみ続ければ、やがて日本に跳ね返ってくる。

国際法順守や法の支配を生命線とする日本が、米国にどう対応し、国際社会で振る舞うか。そんな論戦こそ核心である。

いずれの罠にも陥らぬよう、選ぶ側も眼力を磨き、この選挙に臨もう。

以上が番組で紹介した朝日新聞の記事の内容である。

この記事を受けてフリーライタの武田砂鉄氏は、「(番組で紹介した朝日新聞の記事等は)なんでこの選挙をやることになったのか、ということが書かかれてある。投票する前に、今一度思い返さないといけない内容である。」と述べた。

番組パートナーの小島慶子は「選挙では、『何かやってくれそう』という感覚が投票行動の裏付けになってしまうことが多いが、選挙は人気投票ではない。立候補者が「何を言っているのかを聞かなければならない。そして何をやってきたのか知らなければならない。立ち居振る舞いや見た目ではなく、その人が嘘を言っていないか、過去追及された事柄に対して適当に誤魔化したままになっていないかで、投票しなければならない。選挙とはそういうものだ。」と述べた。

お笑い芸人の大竹まことは「なんで選挙をやっているのだろう。議員の任期はまだ充分にあるのに。チームみらい以外は消費税をやめると言い、どの政党も人気取りをしているように見える。消費税を廃止するのなら、その財源の話もしっかりして欲しい。」と今回の解散に対して疑問を呈した。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後11時30分~3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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