「貴方はちゃんと休めてますか?」勅使川原真衣が改めて問う「休み」の重要性
フリーライターの武田砂鉄が生放送でお送りする朝の生ワイド「武田砂鉄ラジオマガジン」(文化放送)。2月4日(水)8時台のコーナー「ラジマガコラム」では、水曜前半レギュラーの組織開発コンサルタント・勅使川原真衣が「日本人の休暇」について問題提議した。
勅使川原真衣「今日は『休めなくないですか? 私たち』っていう話をしようと思ってます。どうです、休んでますか?」
武田砂鉄「『休みとは?』っていう感じの働き方ですよねえ」
勅使川原「本当にその通りだと思います。考えさせられたきっかけは2月1日付の日本経済新聞でした。こういう見出しがありました。『特別休暇拡大でも年休は未消化。チグハグ続く日本企業の休み』という記事だったんですね。
『特別休暇』ってご存じですか? 有給休暇とは別で設定されているものなんですよね。年給と別に法律で定められた休暇と異なって、企業が任意で設定する『法定外休暇』ということですよね。それぞれ企業に裁量があるっていうようなものです。
これ、2024年に厚生労働省が調査をしていて、『勤務先に特別休暇あるよ』って答えた人は、41.9%ということで」
武田「それなりな結構な割合ですねえ」
勅使川原「ねえ、結構増えてきているそうなんですね。日経新聞の中でも『特別休暇増えてるよね』っていうのは、色んな事例から示していました。
『だけどもやっぱり休むの難しくないですか?』っていうのは、新聞でも言っていることなんですね。なのでこのコラムではさらにそこから考えを深めたいと思っています。
働き方変えた方がいいのは間違いないと思うんですけども、そのためにもっと意識を高めようとか、休暇制度を増やそうっていうのは、本当に得策なんだろうかってことを考えたいんですよね。ないしは、『日本文化はね、そういうもんだから』みたいな意見にも、少し抗いたいなと思っています」
武田「はい」
勅使川原「記事では『最近、病気の治療や学び直しのための特別休暇制度の導入企業が、増えているよ』とありました。
例えば、日本タバコ産業のJTさんは、更年期障害や不妊治療などの健康課題に向き合う社員が、特別休暇を使える制度を導入されたそうです。これね、記事に担当者の言葉が載ってて、ちょっと良くも悪くも印象的だったんで読み上げますが、『休むだけじゃなくて治療してパフォーマンスを上げるまでが、ひとつのストーリー』という風にお話しされていました。
うがった目で見ますと、『ただ休むのってダメなの?』っていう感じがちょっとしたんですけども。
パフォーマンスを上げなきゃいけない、最終的にはね。でも、休むことが人生とか仕事を続けるためのプロセスとして捉えられ始めてるっていうのは『いい変化なのかな?』と思いました。他にもサンリオさんとか小売のマルイさんとかね、あとロート製薬さんなんかの事例も挙げられていました。
一方でやっぱり考えたいのは『休みの制度が増えてても、私たち休み下手じゃない?』っていうことなんですよ。
武田「確かに」
勅使川原「実際にこれ、特別休暇じゃなくて年次有給休暇で考えたいんですけども、取得率、これ上がってきてるそうです。でも国際的に見ると、まだまだ低いというのが新聞にも載っていました。ちょっと追加で調べてみたんですけども、厚労省の2025年就労条件総合調査によりますと、2021年までは40~50%台だったんですって、年給取得率。それが近年上昇して、2024年には66.9%まで来ている」
武田「66.9%!」
勅使川原「なんかね、『67%、結構いいんじゃない?』と思うんですけども。国際比較しますと、これやってる調査は、アメリカの旅行予約サイト大手でのエクスペディアさんが11カ国を対象に調査しています。2023年の調査なんですけども、63%ということで、調査対象国11カ国中日本は最下位の結果だったんです」
この後も、勅使川原真衣さんのお話はますます深まって行きます。気になる方はradikoのタイムフリーでご確認ください。
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