テレビ朝日が力を入れるDXの取り組み

テレビ朝日が力を入れるDXの取り組み

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2月23日放送の「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は、ゲストに株式会社テレビ朝日 インターネット戦略局AI推進部 戦略担当部長の胡子裕之氏を迎えて、力を入れるDXの取り組みについて詳しくお話いただいた。

 

文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「胡子さんが所属する部署はどういう部署ですか?」

株式会社テレビ朝日インターネット戦略局AI推進部 戦略担当部長・胡子裕之氏「昨年7月に発足しましたインターネット戦略局のAI推進部という部署に所属しております。局は2つの部署で構成されております。AI推進部はAIを活用して地上波番組や社内業務を革新することを目指しています。主に4つのチームがあります。、一つ目がコンテンツのチームで、ドラマ、バラエティ、報道、スポーツという番組がありますけど、この地上波番組の制作にAIをどう活かせるか、日々検証、実証している部署になります。画像動画生成から業務の自動化まで、クリエイティブな挑戦をAIでサポートしながら、また、AIを利用することで、新しいテレビの楽しみ方を提案、表現、実現できるコンテンツの開発とか、新たな収益の柱となるビジネス開発、提案に取り組んでいます」

甲斐「2つ目は?」

胡子「2つ目が、私が主に関わっているところなんですけど、DX業務効率化・独自データチームと申しまして、視聴率シミュレーションや広告の在庫確認といったこれまで手作業で行ってた煩雑なデータをAIを使って整理していくことをやっていたり、放送の現場なので、カンペなどのアナログなものがいっぱいあります。そういうものを電子化するとか、シフト作成もDX化して、社員がより創造的な業務に集中できるようにという効率化を進めているのが2つ目のものになります。」

HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「3つ目4つ目は?」

胡子「3つ目が、リテラシーでAIを推進していくときに、全社員でリテラシーを上げて、AIを理解してもらわないと利活用していけないので、全社員に向けてAIのリテラシーを上げていくやめに、身近に使いこなせるためのサポート、セミナーを実施しているところになります。4つ目が守りの部分、ガイドラインですね。番組や業務でAIを安心して活用できるように、社内ガイドラインを策定して、法務面からサポートも行うところです。以上4つがAI推進部となりまして、もう1つの部署としてデータソリューションセンターという部署がございます」

甲斐「力を入れているDXの取り組みは何ですか?」

胡子「AI・DX活用によるコンテンツ開発、業務効率化です」

小椋「詳しく教えてください」

胡子「2月12日に公表されたばかりの弊社の新しい経営計画がございまして、その中でもAIは全てのイノベーションを生み出す土台として重要なキーストラテジーとなっているというものがあります。テレビ局にとってAIのインパクトというのは、制作の業務効率化と視聴者体験のパーソナライズ、収益構造のデジタル化という3つの側面で現れると考えています。まずは、一人一人がAIを日常的に活用する文化を築いて、AIを単なるコスト削減ツールにしないことが重要だと考えています。その上で、AIによって生み出された時間リソースをクリエイティブに集中投資をしていくことが大切で、その中で、AI・DXを用いた全社的な業務効率化を実施しつつ、AIをより利活用して、コンテンツ開発、コンテンツを元にしたIPビジネス開発を進めるといったところが力を入れているDXの取り組みです」

小椋「そういう中で、アナログな部分とか非効率的だなって感じた部分として、どんなところが見つかったのですか?」

胡子「驚いたんですけど、資料を作成するのに、アシスタントの方が鉛筆に紙で資料を作るというのをリアルにやっていました。あとは、テレビがゆえ、属人化してるというか、多岐にわたった複雑な業務をやっているんですけど、マニュアルがあまりないところですね」

小椋「社内向けのDXの事例についても教えていただいてもよろしいでしょうか?」

胡子「収録するとき映像を切り替えるスイッチングですね。スイッチャーがやる作業を今いろんなデータを取りながら自動でやる自動スイッチングにしています。あとは、テロップですね。音声認識から文字起こしして、それを要約してテロップにするっていう自動テロップ制であったり、テレビだと字幕がつくと思うんですけど、こちらもAIで字幕をつけるといったものとかを社内向けでやっております」

小椋「見てる側はあまり気づかないですが、テロップは人間が考えて打ってたりされるわけですよね」

胡子「おっしゃる通りです」

小椋「それをAIで自動的にというか、候補を出したりとかして、省力化できるような仕組みにされているということですね。なるほど」

「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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