原発事故から15年、メディアの向き合い方はどう変わったか

原発事故から15年、メディアの向き合い方はどう変わったか

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大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、3月12日の放送にジャーナリストの青木美希が出演。2月20日に『それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー』を発売した青木が、原発を取り巻く状況について解説した。

青木美希「きのう亀井静香さんにインタビューしました。亀井さんはお姉さんが原爆で被爆して亡くなった。そのこともあって、原発事故が起きてから反対に転じました。なぜ当初は賛成していたのかというと、手っ取り早いと思ったと話して。転じてから、ほかの党が覆っているのはどう見ていますか、と聞くと、パトロン、お金の力でどんどん変わっている、と。政治家というのは日本の将来、人々のため、というよりは自分が次にどうすれば選挙に受かるのか、ということしか考えていないのではないか、ということで」

大竹まこと「うん」

青木美希「日本はこのままだと滅んでしまう、と嘆いていました」

大竹「パトロンの意味は?」

青木美希「お金(をくれる支援者)ですよね。電力会社系から、ゼネコンから。また電事連というところなどから。この本(販売中『それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー』)を書いたおかげで政治家、自民党系の方も取材協力というか情報提供してくれるようになって。紙袋でお金を1億運んだ、といった話を」

大竹「国会で取りざたされている企業献金といったものがあります。廃止する、と決まりましたが、現実的にはそうなっていませんね」

青木美希「原産協という、原子力に関係する産業や自治体が入っている団体があって。そちらから自民党のほうに年間6億円寄付されていた、と『しんぶん赤旗』が書いていて。私も調べたけど、多いときは7億円など」

大竹「うわあ」

青木美希「かなりの額が流れているんですね。これも亀井さんに聞いたら企業献金をやめるべき、個人献金を広く集める方法でやるべきだ、と話されていました」

青木理「以前は電事連や電力会社が、メディアを含めてスポンサーでもあり、原発に対して批判するのが難しい、タブーみたいに思われていた。でも3.11があってそういう雰囲気がなくなってきた。それが15年経って変わってきた感じですか?」

青木美希「揺り戻しが来て、そのまま戻されつつある、という。それが皆さんの実感であり現実にも近いと思います」

大竹「政治的な動きと経済的な動きが重なって。本当に使っていて大丈夫か、という有識者の方の意見もたくさんある。その中で背に腹は代えられない、みたいになっている?」

青木美希「カネになびく人がこんなにいっぱいいるのか、みたいな。作家の集まりにもたくさん参加していますが、作家の中でも『あの人は原発関係で応援している記事を書いているから対話の場にも出てこない』みたいな話も聞きます」

大竹「ない腹を探ると、原発関連の記事にはとってもいいお金が、という噂を聞きます。そういうことはありますか?」

青木美希「漫画家の方に聞くと、ギャラのケタが違うと」

青木理「昔はそういう話、聞きましたけどね。いまも?」

青木美希「そうだと思います。メディアへの広告もすごい。昨年から東電が、柏崎刈羽原発は首都圏の電気のために必要です、という全面広告を2回にわたって全国紙3紙に出しました。けっこうなお金がかかっているはずです。原資って私たちですよね、というところでモヤモヤします」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~午後3時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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