不動産、買うか借りるか。それぞれにメリットとデメリットがある
ニュースキャスターの長野智子がパーソナリティを務める「長野智子アップデート」(文化放送・月曜日15時~17時、火~金曜日15時~17時35分)、3月18日の放送に経済評論家の佐藤治彦が出演した。不動産の賃料が上がり続ける中、「買うことと借りること、どちらがいいのか?」という疑問に答えた。
長野智子「(住居を買うのか借りるのか)どっちがいいんでしょうか?」
佐藤治彦「2026年公示地価が発表になって。東京・大阪圏で、特にまた土地の価格が上昇している(5年連続)、と出ています。そうなると買いたいな、という方もいる。買う、と言っている場合、家賃は消えるけど、ローンで払えば自分のものになる、という考え方の人が多いんですよ」
長野「はい」
佐藤「買ったほうがいいか借りるほうがいいか。私はいま借りています。でも買ったほうがいい人と借りたほうがいい人と、どちらもあり得る。申し訳ないけど、それが答えです」
長野「仕事の違いもありますし」
佐藤「自営業の方なら、たとえば賃貸で借りる。いわゆる確定申告のとき、損金で下ろすこともできるわけです。すると家賃が実質的に何割引きにもなっているのと同じ。それと持ち家を比べてはいけない。住宅を買うときに頭金が0%の人もいれば50%出せるという人もいる。これによって実質的に払う金額、ガラッと変わります」
長野「それはそう」
佐藤「家を持つことのリスクをどこまで考えるか、ということもあるでしょう。家を持つことのリスクってどういうことかというと、いろいろあります。土地が上がる、下がる、だけではなく。日本は災害列島です。大地震が来て家が壊れたあと地震用保険で再建築はなかなかできない。つまり家が壊れたとき、ローンが残って家がなくなる、という可能性もある。そのリスクってどう考えますか、と」
長野「借りていればまた借りればいい、という話ですもんね」
佐藤「マンションを買ったらなかなか引越しできません。経済的な意味合いでプラス、損、というのも大事です。とはいえ、まず人間、幸せに暮らすことが大切でしょう」
長野「はい」
佐藤「マンションに住みました。上で毎日、音が鳴ったり、お隣にものすごくうるさい方が引越してきたりして。騒音トラブルがあったとき、持ち家だとそう簡単に引越しできません。しかし賃貸なら究極の答えとして『引っ越せばいい』というのがあるわけです」
長野「持ち家のリスクばかり出てきますね」
佐藤「では賃貸はどうか。家賃が上がっていくかもしれない、好きなように改造できないというルールがある。持ち家は持ち家の良さ、賃貸は賃貸の良さを持ち、なんともいえないところはある」
長野「うん」
佐藤「日本っていま900万戸、空き家が増えて。地方だけでなく東京23区の中でも10%以上、空き家があると。ではなぜ空き家のままか。使っていないんだから売り出せばいいのに。いろいろと理由はあって、私は国による非常にゆがんだ税制が関係していると思います」
このあとも現在の不動産の事情について佐藤が解説した。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
「長野智子アップデート」は毎週月曜~金曜午後3時~5時、文化放送(FM91.6MH
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