肉乃小路ニクヨ、大竹まことが「挨拶」「定型文」の大切さを語る
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日11時30分~15時)、4月8日の放送にコラムニストでニューレディの肉乃小路ニクヨが出演した。2月に新刊『育つ、育てる。対話力 話し下手が強みになるニクヨ式会話術』を発売した肉乃小路が、自身の経験も踏まえて対話力の向上について語った。
大竹まこと「御本(『育つ、育てる。 対話力 話し下手が強みになるニクヨ式会話術』)ではどんなことをお書きになったんですか?」
肉乃小路ニクヨ「コミュニケーション能力って生まれつきのもの、と思われている方が多いんじゃないかな、と。実際、コミュニケーションの天才、最初からできる人もけっこういます。ただ私は自分ができなかったところから、いまお話をさせてもらう立場になって。トレーニングでなんとかなるんです、ということを皆さんに提示したいな、と思っていました」
大竹「うん」
肉乃小路「自分の中のもうひとりの自分と一緒に、日本語を正しく使うというか。対話を文章化して、成立するかが大事、というのを意識していったら、うまくいきました。人は見た目が9割ともいうから会話の内容は重要じゃない、とおっしゃる方もいるけれど、文章に残しても良い会話ができたときは信頼感や関係性がグッと深まる、と思うんですね」
大竹「うん、うん」
肉乃小路「あとは人生や社会って、大きな舞台装置で。私たちはそれぞれ役割を与えられて、役者のように生きている。そう考えるとコミュニケーションがうまくいかないのは、自分の役のつくり方、とらえ方がうまく設定できていないんじゃないか、と。コミュニケーションが不得意な人って自己否定、自分がダメなんじゃないか、と思って気持ちが折れる。でも自身が悪いのではなく、役割のとらえ方が違う。それに合ったセリフをもうひとりの自分とつくっていけば、誰でも上達できますよ、と」
大竹「とても大切なことを聴いた気がする」
肉乃小路「いきなりそうしろ、というのも厳しい。定型文というのがどの仕事、役割にも合うと思う。最初はそれを使いながら時間を稼いで。文章にしたときに少しでも良い内容で会話を終える。そうなると相手からの信用も深まって、この人と話していると楽しい、身になる、みたいな感じになる。そういうのを大切にしましょう、ということを書いています」
水谷加奈「本の211ページに、会話がうまい人として文化放送の朝(『おはよう寺ちゃん』で)しゃべっている寺島尚正アナウンサーの名が出ているんです。メールしたら、喜んでいましたよ」
肉乃小路「クセの強いコメンテーターが多い中で、上手に立ち回っていて。おもしろさを引き出している。この人すごいな、参考にしたいな、と思っているので書きました」
大竹「日常の会話、俺もトシとってから『そうか』と思ったことで。人との挨拶、コンビニの店員さんとのほんの一言。ほんの一言がね、自分や相手が気持ち良くする。きょうは暑いですね、というのが、なぜこんなに人の心を柔らかくするのかな、と感じています」
肉乃小路「挨拶はまさに定型文ですね。しっかり言う間に次、何を話そうか考えられる。定型文をいくつも用意しておくと対話がスムーズにできます」
大竹「きょうは天気が良いですね、という言葉があるでしょう。これには、きのうはあまり良くなかったね、というのが含まれている」
肉乃小路「きょうは、と差別化している。昔は『なんで天気の話、するんだよ』と思っていましたけど、みんなが共通する話題で。みんなが体感しているもの。その話をしながら距離を縮めていく、という、良い定型文ですよね」
番組では肉乃小路が、女装や現在の活動を始めるまでの経緯も語った。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
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