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9月20日 第741回放送

番組レポ
9月20日 第741回放送
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佐賀市の徳永義昭さん(66歳)は高校卒業後、地元名産の有明海苔の養殖ひとすじに
海の男として生きて来ました。52歳のときに趣味のパチンコで大負けしたのを潮時と
思い、新たに生き甲斐を見つけ人生が様変わりしました。一念発起で夢を叶えたお話。

「パチンコを辞めてさてどうしよう」と悶々としていた時にテレビで世界的ピアニスト
のフジコ・ヘミングさんが演奏する『ラ・カンパネラ』に衝撃を受けました。言葉には
出来ない感動と共に「自分も弾いてみたい」という衝動に駆られました。音楽家でも演
奏が難しいとされるフランツ・リストの難曲『ラ・カンパネラ』ですが、ピアノの素地
が全くない徳永さんは無謀にも独学で挑戦を始めます。夫人の「絶対無理」に反発して
「絶対に弾いてやる」と反骨精神をむき出しにして1年間毎日8~10時間の猛練習。
海苔漁の最盛期も睡眠時間を減らし、腱鞘炎で弾くのが辛い時も休まずに続けました。
なぜそこまで努力出来るのか?徳永さんは「自分で絶対弾くと決めたから」と言います
『ラ・カンパネラ』と出会って7年後の59歳でフジコ・ヘミングさんと「夢の対面」
が実現します。無骨な漁師の指を見ながらフジコさんは「ピアニストの指をしている」
と褒めてくれたそうです。その後フジコ・ヘミングさんの演奏会で前座を3回務めます
がもちろん曲目は『ラ・カンパネラ』です。各地で開催される演奏・講演会に招かれる
徳永さんは、聴衆に納得してもらえるように重複した内容は避けて、ピアノの他にバイ
オリン、ギター、トランペット、サックスなどの演奏も取り入れて佐賀弁で語ります。
フジコさんに「あなたの『テンペスト』を聴きたい」と言われ前座で弾く約束をしたが
親指の骨折でフジコさんに聴いてもらう機会を逸したのが心残りという徳永義昭さん。


目次

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