2008年12月27日

12月25・26日放送 早稲田大学

12月25・26日に放送しました。今回は駒澤と並ぶ優勝候補。
復活を果たした早稲田大学・渡辺康幸監督と
ルーキー・八木勇樹選手インタビューのダイジェストです。

渡辺康幸監督
『今年一年は総合優勝を目標にやってきたと言っても過言ではありません。
後は本番で『勝ちたいという気持』が駒澤大学より上回れるかだと思います。
去年の駒野の穴は大きいという見方をされますが、
その分平地の力は上がっていますし、下りには去年走った加藤創大がいます。
今年の山は繋ぎだと考えています。
全日本では負けましたけど、距離が長くなって走る人数が増えた方がうちにはいいと思います』

八木勇樹選手
『世界で勝ちたいというのが目標です。
春には竹澤さんと一緒に練習をさせて頂いて、自分でも力が付いたなと感じた一年でした。
練習のときは「5000mなら世界選手権も狙っていける」と言ってもらえたり。
迷いという部分では全日本で吹っ切れました。
あのときは風邪とかであまり練習ができていませんでしたが、
今回は箱根に向けて順調に練習できています。
後はこれを結果に結びつけられるように、監督を信じて付いていくだけです。
このまま練習を積んでいって高校時代のような自信を取り戻せれば、
柏原選手とも戦えるようになると思います。
走るからには目標は総合優勝。竹澤さんが今年で最後なので、優勝で終わらせたいです』

2008年12月25日

12月23・24日放送 駒澤大学

12月23・24日に放送しました。
今回も優勝候補筆頭、前回王者の駒澤大学特集。
深津卓也選手インタビューのダイジェストです。

『前回、早稲田の飯塚さんに迫ってたのに、
最後追いつけなかったというところに自分の弱さを感じました。
向こうもきつかった筈。自分の気持ちの弱さだったと思います。
大八木監督からもレースが終わってすぐに、「お前は後半5kmが伸びてない」と言われました。
春に日本選手権の5000mで4位に入ったのは大きな収穫でした。
メンバーもすごくて、スタート前は怖気づいていたんですけど攻めの姿勢で行こうと。
恐れずに大胆に行ったことが結果に繋がったと思います。
監督からは「宇賀地の影に隠れるようではダメだ」と言われてるので、
監督の評価の中で宇賀地に負けないようにしたい。
正直、監督は怖いです。でも、その中にはちゃんと優しさがあります。
あの怖さがなければ自分はここまでこれてないと思います』

2008年12月18日

12月16日・17日放送 亜細亜大学・小野圭久監督インタビュー

12月16日・17日に放送しました。
岡田監督の勇退を受け、今年から亜細亜大学の監督に就任した
小野圭久監督インタビューのダイジェストです。

亜細亜大学のコーチに就任した経緯は
『実業団のスカウトでよく亜細亜大学に来てたんですが、
そこを辞めた際に、岡田監督にコーチをやらないかと誘われました。
コーチとは監督の指導方針を理解し、
噛み砕いて末端まで選手に行き届かせることだと思っていますので、
それを心がけて7年間やってきました』

岡田監督から学んだことは
『岡田監督の『一人一役』という方針。
レースを走る者、それをサポートする者、一人一人が大切な役目を負っている。
駅伝は全員で走るもの。それぞれ自分の仕事に誇りを持ってやる。
学生を指導するということは教育者でなければならないということを学びました』

『監督に就任してまず選手達に『私を助けてくれ』と言いました。
亜細亜は4年生が中心になってやっていくという伝統があるんですが、
最近は予選会を経験しなかったりと、4年目で心に隙ができやすいんです。
今まではそこをプレッシャーのかからない3年生がサポートするという形でやってきましたが、
今年は3年生が谷間の世代なので、4年生が頑張らないと今年に関しては厳しいと思いましたし、
実際前回走った緒方・与那覇といったメンバーがエントリーから外れてしまいました。
しかし、他のメンバーが力を付けてきていると思います。
前回怪我で走れなかった筒井が戻ってきましたし、田口・吉見・神山といった
今まで走ったことのない4年生の最初で最後の箱根にかける意気込み。
そういう気持ちを前面に出せればと思います』

目標は
『やはりシード権です。今まで先輩達が頑張って残してきたシード権ですし、
4年間頑張ってきた彼らの為にも、なんとか取らせてやりたいです』

2008年12月16日

12月12日放送 東京農業大学・外丸和輝選手インタビュー

12月12日に放送しました。
予選会では個人1位通過。13年ぶりのシード権獲得を目指す
東京農業大学のエース・外丸和輝選手インタビューのダイジェストです。

予選会では個人で1位
『チームの為によりいい順位でいけたらいいなと思ってました。
個人1位よりも、チームが2位で通過したことのほうが嬉しいです。
目標はチームが5番以内で通過だったので、
全員がしっかりいい走りをして作り上げた結果だから』

全日本では4区で区間日本人トップの走り
『自分はチームのエースなので、流れを変えないといけない。
順位よりもチームにいい流れを作ることが重要なので、
爆発力がまだまだ足りないです。
春先はあまり調子がよくなかったんですけど、冬に向けてよくなってきました。
駅伝になると自分に責任感が出るというか、
チーム戦のプレッシャーがあったほうが走れるのかなというのがあります』

将来の夢は
『わからないです…実業団入るんですかね?
実はそんなに陸上好きじゃないんで…。
農大に入ったのは農大を強くしたいと思ったからです。
農大三高に入ったのも軽く陸上やろうかなという気持ちだったので、
こんな本格的にやることになるとは思いませんでした』

2008年12月11日

12月9日・10日放送 城西大学・平塚潤監督インタビュー

12月9日・10日に放送しました。
すっかり箱根駅伝の常連校ながらも3年連続で11位。
予選会1位突破の勢いで悲願のシード入りを狙う
城西大学・平塚潤監督インタビューのダイジェストです。

前回はエース高橋優太が故障で欠場
『高橋が欠けていてもシードはいけると思っていたんですが…。
1区が良かったのにチームとして力を出し切れませんでした。
今回は彼を2区で使うことはもう、私・コーチ・彼の共通の認識です。
2区は高橋で勝負できなかったら話にならないと思います。
彼の中で前回の欠場がある意味トラウマになっていて、
夏は怪我に対して慎重になりすぎていたんですが、9月の後半からやっと上がってきました。
スタートラインに立てさえすれば外すことはないと思います。
素質は凄いものがあるんですが、怪我をしやすいので細かい気配りをしていかないと…。
練習が出来て完全な仕上がりになれば凄い力を出せると思います』

前回4区で期待されながら区間最下位だった田中佳祐は
『箱根の緊張に呑まれて、本来の力を全く出せませんでした。
彼もしばらく尾を引いていたんですが10月の予選会では個人総合2位と、
まだまだ本調子ではありませんが上がってきていますし、
チーム力が上がっているのは間違いないと思います』

2008年12月06日

12月4日放送 日本体育大学・別府健至監督インタビュー

12月4日に放送しました。
前回大会の巻き返しを図る箱根61年連続出場の名門
日本体育大学・別府健至監督インタビューのダイジェストです。

前回大会は優勝候補に挙げられながら12位
『全日本が終わってから故障が多かったのが響きました。
出雲・全日本と結果が出ても天狗にならずにしっかりとやれという指示が、
逆にイケイケになってしまい、こちらがしっかりセーブできなかったという反省があります』

箱根予選会は4位で通過
『何が何でも1位通過というのでやってきたんですが…。
特に4年生に執着心が足りなかったと思います。
最上級生としての自覚。
選手個々の力は上がっていますが、それをチームとして活かすには
4年生が中心になって引っ張っていくことが最低条件だと思います。
今までは上級生に引っ張られて走るだけでよかったですけど、
最上級生になった今、自分でレールを引いていかなければなりません』

3年の森選手が副キャプテン
『彼が一番力がある、発言権を持たせた方がいいという方針で任命しました。
夏までは故障してましたけど、彼はチーム全体のことを見れる選手なので、
いい部分を出しやすいと思います』

2008年12月05日

12月3日放送 中央大学・浦田春生監督インタビュー

12月3日に放送しました。
今年から名門中央大学の監督に就任した
浦田春生監督インタビューのダイジェストです。

駅伝において一番重要なこととは
『やはり精神的な強さだと思います。
例えば、力の関係から追いついて当たり前と思っていても、前も頑張っていて
中々追いつかないという状況になると、逆に離れていってしまうことがよくあると思います。
体の疲労よりも、さらに頑張ろうとするのか諦めるのかで相当なタイム差がでる。
例え離れてしまっても、気持ちで負けたら絶対にダメなのが駅伝だと思います。
さらに自分がブレーキになってるなとネガティブな気持ちを持つとさらに悪い方にいってしまう。
1秒でも早く次の走者に襷を渡すという強い気持ちをもってやらないといけません。
うちの選手は15kmくらいまでは他の大学のランナーと変わらないですけど、
終盤の5kmで大きく差がついてしまう。
この差は肉体的な疲労より精神的な疲労の方が大きい。
そういうところがまだまだ足りないと思います。
ランナーには自分自身との葛藤、競ってる相手との葛藤があります。
駅伝ではそこがしっかりできる選手・チームが強いんだと思います』

2008年12月04日

12月2日放送 中央大学・徳地悠一選手インタビュー

12月2日に放送しました。
最多83回の出場を数える名門・中央大学のキャプテン
徳地悠一選手インタビューのダイジェストです。

キャプテン就任の経緯は
『2年生の時にキャプテンを決めるという伝統があるんです。
当時は箱根をまったく意識していなかったし、あまりやりたくなかったのですが
みんなから推薦されたので、それならということで引き受けました』

去年の出雲駅伝では区間11位という失速
『調子はよくなかったんですが、
レースに出るということは他の選手を蹴落としているということ。
出る以上は言い訳してはいけないし、
状態が良くない中でもしっかり走るのは当たり前だと思います』

箱根駅伝への思いは
『元々トラックが好きだったんですが、実際箱根を走ってみたら
今までまったく体験したことのないようなレースでした。
実家が権太坂を越えたところにあるのでよく見ていたんです。
2区はチームの流れを作る大切な区間なので、
エースが集まるここで区間賞をとることが学生長距離一番の称号だと思います』

2008年12月02日

11月27・28日放送 大東文化大学・奈良修監督インタビュー

11月27・28日に放送しました。
今年から監督に就任し、名門復活を目指す
大東文化大学・奈良修監督インタビューのダイジェストです。

かつては山登りのスペシャリストと言われてましたが
『大学に入る前から遊びで箱根の旧道をよく走ってたので、それが活きたのかもしれません。
5区を選んだのは朝起きるのが大変だからです。
実井さんがいたので2区は無理でしたし、だったら一番目立つところでというのもありました』

予選会は10位で通過
『予選会のとき「借りは上級生で返しなさい」と言ったことが逆にプレッシャーになって、
4年生がブレーキになってしまいました。選手を守りきれなかったと反省しています。
選手が昨年の途中棄権を引き摺っていて、自信を失っている所が正直あるので
そこが本番までの課題です』

毎週火曜〜金曜 20:45〜20:50放送中!
「竹内靖夫の電リク・ハローパーティ」内
文化放送では新春1月2日、3日に行なわれる第85回東京箱根間往復大学駅伝競走を実況中継いたします。この番組は箱根駅伝に出場する大学、学生ランナー、そしてすべての関係者を応援し、紹介していく番組です。
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斉藤 一美
(文化放送アナウンサー)