第23回 出雲全日本大学選抜駅伝競走 総合順位
| 順位 | 大学名 | 記録 |
|---|---|---|
| 1位 | 東洋大学 | 2時間10分43秒 |
| 2位 | 駒澤大学 | 2時間11分09秒 |
| 3位 | 早稲田大学 | 2時間11分13秒 |
| 4位 | 東海大学 | 2時間12分07秒 |
| 5位 | 拓殖大学 | 2時間12分55秒 |
| 6位 | 日本体育大学 | 2時間13分09秒 |
| 7位 | 明治大学 | 2時間13分26秒 |
| 8位 | 米国アイビーリーグ選抜 | 2時間14分33秒 |
| 9位 | 中央大学 | 2時間14分46秒 |
| 10位 | 青山学院大学 | 2時間14分49秒 |
| 11位 | 国学院大学 | 2時間15分46秒 |
| 12位 | 京都産業大学 | 2時間16分41秒 |
| 13位 | 第一工業大学 | 2時間17分51秒 |
| 14位 | 関西学院大学 | 2時間18分28秒 |
| 15位 | 日本文理大学 | 2時間20分04秒 |
| 16位 | 北海道学連選抜 | 2時間20分40秒 |
| 17位 | 北信越学連選抜 | 2時間21分44秒 |
| 18位 | 中京大学 | 2時間22分50秒 |
| 19位 | 広島大学 | 2時間23分16秒 |
| 20位 | 中国四国学連選抜 | 2時間24分15秒 |
| 21位 | 東北学連選抜 | 2時間26分33秒 |
2011年10月10日
出雲駅伝6区区間順位
| 順位 | 大学名 | トップとの差 |
|---|---|---|
| 1位 | 東洋大学 | 2時間10分43秒 |
| 2位 | 駒澤大学 | +26秒 |
| 3位 | 早稲田大学 | +30秒 |
| 4位 | 東海大学 | +1分24秒 |
| 5位 | 拓殖大学 | +2分12秒 |
| 6位 | 日本体育大学 | +2分26秒 |
| 7位 | 明治大学 | +2分43秒 |
| 8位 | 米国アイビーリーグ選抜 | +3分50秒 |
| 9位 | 中央大学 | +4分03秒 |
| 10位 | 青山学院大学 | +4分06秒 |
| 11位 | 国学院大学 | +5分03秒 |
| 12位 | 京都産業大学 | +5分58秒 |
| 13位 | 第一工業大学 | +7分08秒 |
| 14位 | 関西学院大学 | +7分45秒 |
| 15位 | 日本文理大学 | +9分21秒 |
| 16位 | 北海道学連選抜 | +9分57秒 |
| 17位 | 北信越学連選抜 | +11分01秒 |
| 18位 | 中京大学 | +12分07秒 |
| 19位 | 広島大学 | +12分33秒 |
| 20位 | 中国四国学連選抜 | +13分32秒 |
| 21位 | 東北学連選抜 | +15分50秒 |
2011年10月10日
出雲駅伝5区区間順位
| 順位 | 大学名 | トップとの差 |
|---|---|---|
| 1位 | 東洋大学 | 1時間40分23秒 |
| 2位 | 早稲田大学 | +25秒 |
| 3位 | 駒澤大学 | +1分16秒 |
| 4位 | 日本体育大学 | +1分27秒 |
| 5位 | 東海大学 | +2分04秒 |
| 6位 | 明治大学 | +2分20秒 |
| 7位 | 拓殖大学 | +2分44秒 |
| 8位 | 青山学院大学 | +2分50秒 |
| 9位 | 中央大学 | +3分01秒 |
| 10位 | 米国アイビーリーグ選抜 | +3分56秒 |
| 11位 | 京都産業大学 | +4分05秒 |
| 12位 | 国学院大学 | +4分21秒 |
| 13位 | 第一工業大学 | +4分41秒 |
| 14位 | 関西学院大学 | +5分38秒 |
| 15位 | 日本文理大学 | +6分49秒 |
| 16位 | 北海道学連選抜 | +7分50秒 |
| 17位 | 北信越学連選抜 | +8分32秒 |
| 18位 | 広島大学 | +9分45秒 |
| 19位 | 中国四国学連選抜 | +9分46秒 |
| 20位 | 中京大学 | +10分17秒 |
| 21位 | 東北学連選抜 | +11分52秒 |
2011年10月10日
出雲駅伝4区区間順位
| 順位 | 大学名 | トップとの差 |
|---|---|---|
| 1位 | 東洋大学 | 1時間21分21秒 |
| 2位 | 早稲田大学 | +03秒 |
| 3位 | 日本体育大学 | +48秒 |
| 4位 | 明治大学 | +1分01秒 |
| 5位 | 駒澤大学 | +1分09秒 |
| 6位 | 東海大学 | +1分15秒 |
| 7位 | 拓殖大学 | +1分36秒 |
| 8位 | 青山学院大学 | +2分01秒 |
| 9位 | 中央大学 | +2分13秒 |
| 10位 | 米国アイビーリーグ選抜 | +2分14秒 |
| 11位 | 京都産業大学 | +2分54秒 |
| 12位 | 国学院大学 | +3分14秒 |
| 13位 | 第一工業大学 | +3分16秒 |
| 14位 | 関西学院大学 | +4分17秒 |
| 15位 | 日本文理大学 | +5分03秒 |
| 16位 | 北海道学連選抜 | +6分03秒 |
| 17位 | 北信越学連選抜 | +6分43秒 |
| 18位 | 広島大学 | +7分25秒 |
| 19位 | 中国四国学連選抜 | +8分01秒 |
| 20位 | 中京大学 | +8分11秒 |
| 21位 | 東北学連選抜 | +9分52秒 |
2011年10月10日
出雲駅伝3区区間順位
| 順位 | 大学名 | トップとの差 |
|---|---|---|
| 1位 | 早稲田大学 | 1時間2分42秒 |
| 2位 | 東洋大学 | +03秒 |
| 3位 | 明治大学 | +14秒 |
| 4位 | 拓殖大学 | +26秒 |
| 5位 | 日本体育大学 | +42秒 |
| 6位 | 東海大学 | +57秒 |
| 7位 | 駒澤大学 | +1分02秒 |
| 8位 | 青山学院大学 | +1分03秒 |
| 9位 | 中央大学 | +1分19秒 |
| 10位 | 米国アイビーリーグ選抜 | +1分48秒 |
| 11位 | 第一工業大学 | +2分03秒 |
| 12位 | 京都産業大学 | +2分13秒 |
| 13位 | 国学院大学 | +2分27秒 |
| 14位 | 関西学院大学 | +3分05秒 |
| 15位 | 日本文理大学 | +3分16秒 |
| 16位 | 北海道学連選抜 | +3分41秒 |
| 17位 | 広島大学 | +4分46秒 |
| 18位 | 北信越学連選抜 | +4分50秒 |
| 19位 | 中国四国学連選抜 | +6分18秒 |
| 20位 | 中京大学 | +6分54秒 |
| 21位 | 東北学連選抜 | +7分44秒 |
2011年10月10日
出雲駅伝2区区間順位
| 順位 | 大学名 | トップとの差 |
|---|---|---|
| 1位 | 明治大学 | 39分28秒 ※区間新記録 |
| 2位 | 早稲田大学 | +05秒 |
| 3位 | 東洋大学 | +09秒 |
| 4位 | 青山学院大学 | +10秒 |
| 5位 | 拓殖大学 | +11秒 |
| 6位 | 東海大学 | +26秒 |
| 7位 | 日本体育大学 | +33秒 |
| 8位 | 駒澤大学 | +38秒 |
| 9位 | 中央大学 | +42秒 |
| 10位 | 第一工業大学 | +42秒 |
| 11位 | 米国アイビーリーグ選抜 | +1分00秒 |
| 12位 | 京都産業大学 | +1分04秒 |
| 13位 | 日本文理大学 | +1分42秒 |
| 14位 | 国学院大学 | +1分45秒 |
| 15位 | 広島大学 | +2分00秒 |
| 16位 | 北海道学連選抜 | +2分10秒 |
| 17位 | 関西学院大学 | +2分14秒 |
| 18位 | 北信越学連選抜 | +2分35秒 |
| 19位 | 中国四国学連選抜 | +3分24秒 |
| 20位 | 中京大学 | +4分58秒 |
| 21位 | 東北学連選抜 | +5分21秒 |
2011年10月10日
出雲駅伝1区区間順位
| 順位 | 大学名 | トップとの差 |
|---|---|---|
| 1位 | 拓殖大学 | 22分48秒 |
| 2位 | 第一工業大学 | +07秒 |
| 3位 | 早稲田大学 | +13秒 |
| 4位 | 青山学院大学 | +16秒 |
| 5位 | 東海大学 | +22秒 |
| 6位 | 東洋大学 | +33秒 |
| 7位 | 京都産業大学 | +37秒 |
| 8位 | 明治大学 | +44秒 |
| 9位 | 米国アイビーリーグ選抜 | +45秒 |
| 10位 | 中央大学 | +51秒 |
| 11位 | 日本体育大学 | +55秒 |
| 12位 | 広島大学 | +1分05秒 |
| 13位 | 駒澤大学 | +1分06秒 |
| 14位 | 日本文理大学 | +1分19秒 |
| 15位 | 北海道学連選抜 | +1分28秒 |
| 16位 | 国学院大学 | +1分36秒 |
| 17位 | 関西学院大学 | +1分40秒 |
| 18位 | 北信越学連選抜 | +1分57秒 |
| 19位 | 中国四国学連選抜 | +2分28秒 |
| 20位 | 中京大学 | +3分12秒 |
| 21位 | 東北学連選抜 |
+4分06秒 |
2011年10月10日
10月9日 出雲駅伝スタートレーンオーダー発表
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
|
國 |
広 |
第 |
京 |
明 |
早 |
北 |
駒 |
日 |
中 |
東 |
|
學 |
島 |
一 |
都 |
治 |
稲 |
海 |
澤 |
本 |
国 |
洋 |
|
院 |
大 |
工 |
産 |
大 |
田 |
道 |
大 |
体 |
四 |
大 |
|
大 |
学 |
業 |
業 |
学 |
大 |
学 |
学 |
育 |
国 |
学 |
|
學 |
|
大 |
大 |
|
学 |
連 |
|
大 |
学 |
|
|
|
|
学 |
学 |
|
|
選 |
|
学 |
連 |
|
|
|
|
|
|
|
|
抜 |
|
|
選 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
抜 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
|
|
関 |
東 |
北 |
中 |
青 |
日 |
中 |
拓 |
東 |
I |
|
|
西 |
海 |
信 |
京 |
山 |
本 |
央 |
殖 |
北 |
V |
|
|
学 |
大 |
越 |
大 |
学 |
文 |
大 |
大 |
学 |
Y |
|
|
院 |
学 |
学 |
学 |
院 |
理 |
学 |
学 |
連 |
リ |
|
|
大 |
|
連 |
|
大 |
大 |
|
|
選 |
ー |
|
|
学 |
|
大 |
|
学 |
学 |
|
|
抜 |
グ |
|
|
|
|
学 |
|
|
|
|
|
|
選 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
抜 |
2011年10月 9日
東洋大学 酒井俊幸監督
10月6日(木) 10時 25℃ 鶴ヶ島
中央大学の寮を後にして、
豊田から西国分寺、北朝霞から朝霞台、鶴ヶ島と
電車を乗り継いで来ました。
この時間ともなると、
あの夏の暑さにはもちろん及ばないものの、
昨日とは全く違う汗ばむ陽気です。
線路沿いの幅の広い道を大学へ向かい、
木の生い茂る校内に入ると、
こちらも大学界屈指の強さを誇る野球部選手達の
気持ちよい挨拶を受けました。
そして寮に到着すると、
酒井監督のかわいいお子さん達も出迎えてくれました~
昨シーズンはこの時期有力選手の足並みが揃わず、
出雲は完全に育成の場にせざるを得なかったという酒井監督、
「今年は選ぶのではなく削る作業が必要だった」
という分厚い選手層が東洋の特長です。
絶対的エース柏原の充実、設楽兄弟のレベルアップ、
これに加えて3年生の充実、2年生の台頭、
低迷期を克服した選手の復活、
箱根駅伝が15区間あれば、
おそらく東洋が優勝候補筆頭では?という陣容です。
「今年は出雲から攻めて狙っていく。
そうしないと1月の箱根の様に早稲田さんに
2人の故障者(佐々木 志方)が出ても攻めきれない」と、
酒井監督は話していました。
2パターン用意しているというオーダー、
柏原選手はアンカーか?
もっと前の区間か?
今から他の有力大学との対決が楽しみです!
2011年10月 7日
中央大学 浦田晴生監督
10月6日(木) 10時 20℃ 南豊田
昨日とはうって変わって清々しい快晴の空。
奥多摩の山々も綺麗な山容を見せてくれています。
昨年から新しくなった寮にお邪魔するため、豊田駅に降り立ちました。
寮に到着し、浦田監督の出迎えを受け、綺麗な食堂の一角をお借りして取材を行いました。
浦田監督は、
「年間の目標は3大駅伝3位以内。やはり、攻めの目標の中で戦わないと上は目指せない」
とした上で、
「これまでの経験者が今シーズン前半はもたついた。それ以外の戦力が出てきたのは大きいが、出雲は5位6位辺りになれれば収穫ありですね」
と控えめな言葉でした。
というのも、
キャプテン井口選手がエントリーを外れ、棟方選手も全日本からの予定で、戦力が整うのは少し先になりそうです...
それでも、
1年生の新庄弟、
2年生の軸西嶋選手に追い付け追い越せの相場、代田、須河選手など、勢いある2年生チームが非常に楽しみです。
これだけ群雄割拠の大学駅伝になっても必ずある程度上位で戦う中央大学の地力は、今年も見過ごせませんね。
2011年10月 7日
早稲田大学 渡辺康幸監督
10月5日(水) 15時 雨 15℃
明治大学取材を終えて寮の外に出ると、大雨...
ズボンの裾を濡らしながら八幡山駅に戻りました。
餃子屋さんで腹ごしらえをし、八幡山⇒新宿⇒池袋⇒小手指と電車移動。
小手指駅を降りても強雨変わらず・・・
早稲田大学小手指グランドに向かいました。
雨の中でも活気にあふれる早稲田の練習。
砲丸や槍投げの槍に囲まれたクラブハウスの中で渡辺監督の取材を始めました。
「キャプテン八木と二年の志方は故障で走れないが、目標は優勝。2番手以降は意味がない」と渡辺監督。
大エース大迫のパワーアップ、
矢澤、三田、佐々木、平賀と経験者を挙げていくと今年もやはり強い!
と感じます。
監督は続けて、
「ポイントは矢澤。昨年より少し悪いが練習は出来ている」
と言ってました。
「うち、駒澤さん、東洋さんのどこかが出雲勝てば、そこの3冠ありますよ」
とまで言った渡辺監督。
3強の実力拮抗と共に、
出雲から駅伝シーズンの流れを作るのがいかに大切かを昨シーズン勝って味わった渡辺監督のこの言葉、
重みがあります。
2011年10月 7日
明治大学 西監督&鎧坂主将
10月5日(水) 10時 雨 14℃
電車の車窓から見えていた霧雨は、駅を降りるとしっかりとした雨に...
八幡山駅から閑静な住宅街を歩いて10分少々、
明治大学の八幡山グランドに到着です。
入り口のミーティングスペースで、今回も親切な管理人の方がまず迎えて下さいました。
程なく西監督がご登場。
「箱根を見据えての初戦だが、現段階の最高メンバー戦う」と、
1月の箱根駅伝後に打ち立てた3大駅伝優勝の目標にぶれはありません!
西監督が、「いつでも持てる力をフルに出せる選手」と全幅の信頼を寄せる絶対的エース鎧坂。
その鎧坂に続くのが、数人の故障者はいるものの他大学が警戒する強力1年生陣。
2年生3年生にも新しい力が台頭し、北選手や1年八木沢選手が走れない穴を埋める様です。
そのあと寮に移動して鎧坂選手のインタビュー。
イギリス記録会⇒中国ユニバーシアード⇒イタリア記録会のハード遠征をおよそふた月でこなしましたが、「色々経験出来たのはプラス。最大の思い出は飛行機の中です(笑)」
と、頼もしく話してくれました。
詳しくは出雲駅伝中継、
来週の「箱根駅伝への道」にご注目下さい。
2011年10月 7日
駒澤大学 大八木弘明監督
10月4日(火) 晴れ 21℃
駒澤大学の大八木監督は、5000m13分台の選手を10人揃えることを
ここ数年、ひとつの目標としていましたが、
先日の日体大記録会で、井上翔太が13分58秒53をマーク。
駒澤大学10人目の13分台ランナーとなりました。
育成期間を終え、戦力が揃った駒澤大学。
その大八木弘明監督にお話を伺いに、道環寮へ行って来ました。
質問 :出雲が近づいてきましたが、今の手応えは?
大八木:選手たちの体調は良い方かなと思います。順調に夏合宿もこなしてくれましたので、
手応えはありそうな感じはします。
質問 :昨年の出雲のメンバーが全て残っていますが?
大八木:そうですね。全員残っていますので、良いチームになってると思います。
質問 :経験のある上級生と伸び盛りの下級生ということで、選手層が非常に厚くなったのでは?
大八木:そうですね。ま、今年は勝負の年ですので、層も厚く、しっかりと良いチームになっています。
質問 :区間距離が短い出雲駅伝の戦い方は?
大八木:私のチームは、いつもアンカーで逆転されていますので、今年は1区から攻めていって、
トップをキープし、ひと区間、ひと区間少しずつリードを広げていって、
アンカーで逆転されないようなレースをしたいと思っています。
やはり、他大学に大砲がいると逆転されてしまうので、1分くらい2位と差をつけて、
6区のランナーにタスキを渡してくれればなと思っています。
質問 :それを実現するための選手起用方法は、もう考えていますか?
大八木:そうですね。今のところ誰を使おうかというので、ちょっと迷っています。
全体的にチームの状態が良いものですから、ちょっとメンバーを決めるのに悩んでいる状況です。
下級生も使ってみたいですし、上級生も頑張ってやってくれていますので、悩みますね。
ま、良い悩みですけど。
質問 :出雲駅伝で注目してほしい選手は?
大八木:下級生ですね。2年生の窪田、油布や1年生の村山といった選手に注目して欲しいと思います。
質問 :1年生の村山選手はどういった選手ですか?
大八木:日本インカレの5000mで優勝してくれましたし、そういう面で注目されつつある選手です。
最後のキレがありますし、夏合宿をこなして、スタミナも付いてきました。
また、負けず嫌いで強気。レースで勝つポイントを間違わなければ、勝てる選手ですね。
質問 :今年の3大駅伝の目標は?
大八木:昨年は、全てのレース、3位以内という目標でしたが、今年は勝負の年だということで、
優勝を狙うということを、選手たちにも伝えてます。優勝、3つ狙いにいく年だと思っています。
質問 :駒澤大学は、ここ2年、3大駅伝の優勝から遠ざかっていますしね。
大八木:そうですね。何か寂しいですね。
質問 :大八木監督が駒澤大学で指導を始めて、今年で17年目。
そして、今年勝てば、3大駅伝17勝目となりますね?
大八木:そうなんですよ。だから今年は3大駅伝のうち、ひとつは勝ちたいと思っていますので
選手には頑張ってもらいたいと思います。
出雲では、6区アンカー区間で抜かれてしまい、
優勝を逃したという嫌な印象が強いと話す大八木監督でしたが、
戦力が充実した今年は、1区から独走で13年ぶりの出雲優勝を目指します。
詳細は、10月10日(月)体育の日 午後1時からの
『文化放送スポーツスペシャル
第23回出雲全日本大学選抜競走 実況中継』の中で!!
2011年10月 4日
東海大学 両角速監督&村澤明伸選手
9月28日(水) 晴れ 24℃
爽やかな秋晴れ。
東海大学前駅から東海大学まで、いつもは途中でバテてしまう心臓破りの登り坂も
気持ちよく歩くことができました。
この日は、東海大学陸上競技部の駅伝チーム新体制発表と
クロスカントリーコース竣工式が行なわれるということで、取材に行ってきました。
東海大学は今年の4月から、東海大学OBで、長野県の佐久長聖高校監督だった
両角速氏を監督に迎えています。
両角監督と言えば、佐久長聖高校陸上部の監督に就任すると、
自らクロスカントリーコースを造り、佐久長聖高校を陸上名門校に育て上げた方。
その両角監督に、合同記者会見の後、お話を伺いました。
質問:素晴らしいウッドチップのクロスカントリーコースが出来ましたが、出来映えは?
両角:非常にすばらしいコースを造っていただいて、よりプレッシャーを感じているところもあります(笑)
質問:両角監督が、クロスカントリーを重視されているポイントは?
両角:やはり、世界を席巻しているしているアフリカ勢、ケニア、エチオペア勢、
彼らの抜群の強さというのは、やはり彼らの生活環境にある、
自然をバックした練習環境にあると思います。
一方、日本の強化を見ると平坦な陸上競技場が中心の練習になってしまっていると。
その差というものが、力の差になっていると感じています。
そこで、アフリカ勢のトレーニング背景に近づく、または見習うという部分において、
クロカンは、私個人というより、世界的な取り組みで、日本は若干遅れているという感じです。
ま、実際、佐久長聖時代に指導していく中で、クロスカントリーコースを中心に練習して、
その効果が実証されていますので、改めて大学に持ち帰って、学生の強化に充てるということで、
ようやく念願叶って、クロカンコースが出来たという感じです。
質問:いきなり世界を見据えてですか?
両角:そうですね。やはりやるからには、今で言えば、村澤や早川、
ま、早川は実際、先日のユニバーシアードで銅メダルを取っているんですけれども、
その他にも力のある選手がいますので、彼らの力をさらに伸ばしていくことを考えると、
もう一歩踏み込んだ練習環境が必要かなとも思います。
質問:そんな中、大学駅伝初陣、出雲駅伝が近づいてきましたが、今のチームの状態は?
両角:ちょっと夏合宿で張り切りすぎて、若干の故障者もいて、
ベストメンバーを組めない可能性もあるのですが、
ま、東海大学の監督に就任してまだ1年目で、右も左も分からない状況もありますので、
失敗は付き物かな?という気もしますが、
ただ、学生は限られた4年間の中で、失敗は許されない状況でもありますから、
彼らがしっかりと力を発揮できるように、これからコンディショニングして、
やっていきたいと思っています。
質問:期待していた選手が、出雲駅伝に出ることが出来ないということでしょうか?
両角:そうですね。回復具合にもよるのですが、元村が厳しい状況かなという状態です。
ただ、村澤と早川が、非常に元気が良いので、
主軸はきちんと仕事をしてくれるのかなと思っています。
両角:ちょっと夏合宿頑張り過ぎまして、さらに今年、日本インカレが彼の地元、熊本でありまして、
その大会にはどうしても出場させたいと思っていたのですが、
そこで私の判断ミスというか、ちょっと無理をさせてしまったというところもありまして、
今、ちょっとリハビリに専念させている状況です。
ただ本人は、試合に出たいという意志が強いので、
何とか回復してくれるのかなと思っています。
質問:距離が短い、スピードの出雲駅伝と言われますが、戦い方は?
両角:区間も少ないですし、それぞれの距離が短いとなると、
どの区間も穴があってはいけないなと感じます。
特に出遅れを取り戻す距離が短いと思いますので、
先手必勝という戦い方に成らざるをえないと思います。
なので、1区、3区といった区間が大事になってくるのかなと思います。
ま、うちの選手はスピードのある選手が多いので、そういう特性が活かせたらと思います。
質問:大エース、村澤選手が三大駅伝どんな走りをしてくれるのか、
陸上ファンは期待していますが?
両角:そうですね。ファンの皆さんが楽しみにしていると思います。
また、村澤に負けじと他の選手も力をつけてきていますので、
私自身も楽しみに思っています。
質問:村澤選手は、アンカーになりそうですか?
両角:そうですね。何とも言えないのですけれども、次のレースのこと踏まえた上で、
出雲駅伝では、どこで使うのが良いのか考えながらやっていきたいと思っています。
やはり、来年がオリンピックイヤーになりますので、そう考えると、もう1年無い訳ですし、
彼にとって、オリンピックは数回しかチャンスが無いので、
そっちの方も見据えて、やっていかなくてはならないと思います。
駅伝がオリンピックに繋がっていけば良いかなと思います。
質問:両角監督の指導理念は?
佐久長聖時代も、今の学生にも言っています。
また、そうしていくために、いろんなシステムを変えていかなくてはいけないので、
寮の在り方や部の運営の仕方とか、そういうものがあって、成長を促していけるので、
クロカンコースもそうですけど、インフラ面も整備していってあげなくてはいけないと思います。
質問:どんな出雲駅伝にしたいですか?
両角:失敗を恐れずにやらなくてはいけないなと思っています。
私自身一年目ですし、最初から順調に行くとは思っていないので、
いろいろと失敗したなと思うこともありだと思っていますので、
一歩ずつ焦らずに前に進んでいけたらなと思っています。
質問:選手からは3位以内だという話が出ていますが?
両角:そうですね。村澤、早川は力がありますので、
その2人の力を他の選手が活かせていけるかというのが、
キーになると思います。
そして、練習後の村澤選手にもお話を伺いました。
質問:いよいよ駅伝シーズンが始まりますが、今の状態は?
村澤:夏は合宿と遠征とふたつあったんですけど、
ま、遠征終わりということで、ちょっと疲労がでているかなという感じなので、
今は、疲労を抜きつつ、駅伝シーズンに向けて調整している中で、
夏やってきた成果が少しずつ出てきているので、
駅伝シーズン、楽しみだなと感じています。
質問:その、夏にやってきたこととは?
村澤:遠征を中心に、夏合宿等を組んでいたので、
遠征でまずまずの走りが出来たということ。
そしてその遠征での良い走りの感覚が、今も持ち続けていることができているので、
その感覚というものを、駅伝シーズンに繋げていくことができたらなと思っています。
質問:トラックシーズンを総括すると?
村澤:記録の面で見ると、力がついてきたのかなと感じるのですが、
勝負の面で見てみると、いまひとつ勝ちきれてないというところがあるので、
そういったところで、まだまだ自分の力不足を感じています。
質問:ヨーロッパ遠征で感じたことは?
村澤:日本国内では味わえないレース展開であったり、
力の差っていうのを直に感じることが出来てました。
日本ではまず感じることができない感覚を味わえたので、
この感覚を忘れないようにしていきたいなと思います。
ラスト1000mの勝負強さは、ヨーロッパの選手が強いなと感じて、
で、総合的には、やはりアフリカの選手が走力的にずば抜けているなというのがあるんですけど、
ラスト1000m、またラスト1周の鐘がなってからの動きというのが、日本人とは違う、
格の違う動きだったなと感じたので、そういったところで力の違いを感じました。
質問:高校時代の恩師、両角監督が東海大学の監督になりましたが?
村澤:僕が力をつけてきている中で、高校3年間というのは、柱になっているので、
その柱の時期を指導していただいた先生に、またこうやって指導していただけるということで、
初心戻るという感覚もありますし、また強くなれるという感覚もあるので、今でもワクワクしています。
質問:村澤選手は、駅伝というものをどのように捉えていますか?
僕自身、個人の力も付けてこれているというのもあるので、
僕の中では、トラックのためにも重要になってると感じています。
質問:そして、いよいよ三大駅伝スタートしますが、目標は?
村澤:今年のチームの目標が、三大駅伝3位以内となっているので、
まずはそのチームの目標を達成すべく、
自分の役割というものを100%果たしていきたいと思っています。
質問:出雲ではどんな役割を果たしていきたいですか?
村澤:区間によって変わってくると思うのですが、
やはり自分にしかできない走りというものもあると思うので、
前半区間だったら流れを生む走り、
後半区間だったらしっかり勝負してとにかく順位を上げていく走り、
というような、僕にしか出来ないような走りをしていけたら良いなというふうに思っています。
質問:駅伝シーズンが始まるというのは、楽しみですか?
村澤:駅伝は特に注目してくれる人が多いので、
そういう人から頑張ってと応援していただけると、
いよいよ駅伝シーズンだなという気持ちになってきます。
質問:来年はロンドンオリンピックもありますが、村澤選手はオリンピックについてどうお考えですか?
村澤:やはり、4年に一度という数少ない機会ということと、
スポーツ最高峰であるということで、誰もが目指すものであると思うのですが、
僕にとっても陸上やり始めた時から夢だったオリンピックが、今は確実に目標となっていて、
その目標であるオリンピックが来年ロンドンであるということで、しっかりと狙っていきたいと思います。
質問:最後に駅伝ファンは村澤くんの走りを楽しみにしていると思います。
メッセージをお願いします。
村澤:そう言われると困っちゃうのですけど(笑)
僕の走りでみなさんに何か伝えることができたら、
僕自身、頑張って良かったな。と思えるので、
頑張りますので、応援宜しくお願いします。
詳細は、10月10日(月)体育の日 午後1時からの
『文化放送スポーツスペシャル
第23回出雲全日本大学選抜競走 実況中継』の中で!!
2011年10月 3日

