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全日本大学駅伝直前、各校監督取材メモ

駒沢大学 大八木弘明監督

  • 前半がポイント。
  • 2区と4区との区間配置で悩んだ。
  • 高瀬にするか西澤にするかでも悩んだ。
  • アンカーの窪田は東洋大学の柏原とも遜色ない。

 

東洋大学 酒井俊幸監督

  • 2区の設楽悠太、7区の市川の起用は、チームの柱になってもらいたいと思ってのこと。
  • 設楽悠太・市川は共に優しい性格。闘争心があれば。
  • 設楽啓太が1区を走れるようになったからこそ、柏原を8区にできた。

 

早稲田大学 渡辺康幸監督

  • 1区の山本がポイント。
  • 5~7区の踏ん張りが大事。
  • アンカーの平賀で前にいたい。

 

東海大学 両角速監督

  • 1・2年生の勢いで前半を入って3・4年が後半で粘ってほしい。
  • 1区・8区の配置はベスト。
  • 目標は6位以内。

 

日本体育大学 別府健至監督

  • 今年は育成の年。失敗しても課題をみつけ、次につなげる後悔しない走りをしてほしい。
  • チームのエースは服部。服部をアンカーにしなかったのは、4区までで順位が確定すると思っていたから。

 

城西大学 櫛部静二監督

  • 松村元輝以外の選手は予定通り。
  • 目標は5・6位。

 

日本大学 堀込隆監督代理

  • 田村・堂本・佐藤・ベンジャミンが持つ力をだして、他がつないでくれれば。
  • ベンジャミンにつなぐ時に秒差でいてほしい。
  • 箱根の出場を逃したのは、ガツンとパンチをくらったようだ。

 

第一工業大学 岩元慎一監督

  • うまくいけば10位以内はいける。
  • 昨年は後半落ちてしまったので、若手の選手でいける所までいけば。
  • チームはレースの組み立てに弱い。

2011年11月 5日

日本体育大学 別府健至監督

10月28日()  14時 青葉台 20℃

 

青葉台駅から日体大に向かうバスの中から、

鮮やかな黄色に色づいた景色が見られるのはまだちょっと先。

ちょっとだけ紅葉の緑豊かなキャンパスに向かいました。

明日は日体大記録会が開かれるグランドには誰も人はおらず、

静かなたたずまいを見せていました。

 

出雲駅伝の6位はよくやってくれたという別府監督。

しばらく3番目を走り、しっかり繋げば前を走れるんだという気持ちを持てたとの事。

ただ、ほぼ毎年日体大にはいたエース大砲が今年は不在なのも又事実...

そういう選手がいれば出雲は3位でしたね...

とも監督はおっしゃっていました。

 

更にごまかしが効かなくなる全日本箱根駅伝。

より強い危機意識を持って、いつも以上にしっかりたすきを繋ぐ意識を持って、

目標の三大駅伝5番以内を目指して欲しいとおっしゃる別府監督でした。

 

2年生の服部本田 矢野に、3年生の福士が中心。

 

もうひとりの実力者、3年生早川選手は故障で全日本は出場出来ませんが、

エース候補が1人でも多くエース格に成長する駅伝になって欲しいと思います。

鎧坂選手、村澤選手に追い付け追い越せで日々鍛練する、

声の通るキャプテンタイプの服部選手、

静かながら自分がエース格である事をしっかり自覚している本田選手、

自分がしっかりしないと下級生のチームと言われてしまう。

改めて気持ちを入れ換えたという福士選手、

日体大の新しい時代を担う3人の選手にも話を聞きました。

 

取材を終えて外に出ると、来た時無人だったグランドに多くの人が。

明日の記録会の準備と、部活動が始まっていました。

 

詳しくは、11月6日(日) 午前8時からの

「JAバンク スポーツスペシャル 

第43回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!

2011年10月28日

帝京大学 中野孝行監督

10月27日()  12時 聖蹟桜ヶ丘 19℃

 

木枯らし一号が吹いた昨日とは変わって、

過ごしやすい陽気の中、

遠くに澄み渡った山並みを見ながら多摩川を渡り

聖蹟桜ヶ丘に到着。

 

帝京大学構内に入ると、

ちょうどお昼休みの時間だったのもあり、

学生さん達の熱気であふれかえっていました~

 

中野監督の研究室におじゃまし、色々話をうかがいました。

 

数的にも、力的にもそろっていた昨年度の四年生世代が抜けて、

穴の大きさを痛感する春のトラックシーズンだった様です。。。

5月の関東インカレも惨敗...

 

ただ、これを機にチームが上昇ムードに入り、

箱根予選会以上に狭き門と言われる

全日本大学駅伝予選会を2位通過!

 

夏合宿も強かった昨年度の四年生がいた合宿に遜色なく、

むしろそれ以上の練習が出来たとの事。

 

雨後のタケノコの様に、

地中から色々な芽が出て来るチームになってきたと、

中野監督も手応えをつかんでいます。

 

夏合宿の充実から来る反動で

箱根予選会は少々状態を心配したそうですが、

よく粘ってまとめてくれたと中野監督は評価していました。

 

状態が更に上向きという帝京大学、

もちろんシード権獲得は簡単ではないが、

笑われるくらい攻めのオーダーを組んで、狙っていきますよ!と、

笑顔を見せてくれた中野監督でした。

 

詳しくは、11月6日(日) 午前8時からの

「JAバンク スポーツスペシャル 

第43回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!

 

 

2011年10月27日

城西大学 櫛部静二監督

10月25日(火) 午後3時 

 

25を超えるまあ言ってしまえば暑さの中、

東武線川角駅から歩いて城西大学へ。

学生の皆さんのにぎやかな声のシャワーを浴びながら、

最後はちょっとした上り坂を終えると大学の正門に到着しました。

 

櫛部監督にお話を伺いました。

 

正直、箱根駅伝予選会の時は故障者と体調不良者が重なってしまいました...

前々回シードを取り予選会が一回無かった事で、

予選会を知っている者も知らない者もいる中、

共に違うプレッシャーを感じてしまっていたみたいです。

ただ、これからは全日本と箱根、

目標もしっかりしたし、チーム状態は見違える様に良くなってきています!

 

と話してくれました。

 

今年は豊富な有力選手が存在する一年生、

駒澤の兄に負けない走りを見せたい有力一年生、

村山紘太選手もベールを脱ぎそうです。

 

さてそのあと、

川角から東武線でふた駅戻り一本松へ。

寮におじゃまして、田村キャプテン、橋本選手、山口選手に取材を行いました。

 

寮の手前200メートルで突然の雨...

走力の無い我々は、かなり濡れてしまい残念でした(苦笑)

これまでチームにいて、少しほころんでいると感じていた部分は

しっかり起動修正を施しているキャプテン田村選手、

入学した時はあまり強くない学年だったが、

強くなってくれた同級生もいて嬉しいと話す橋本選手、

今からキャプテンを狙って言うべき事はしっかり主張しているという、

3000SC日本インカレチャンピオンの実力者山口選手、

 

各学年に軸を持つ城西は、箱根予選会の呪縛から解き放たれ、

いよいよ再浮上の時を迎えそうです。

 

詳しくは、11月6日(日) 午前8時からの

「JAバンク スポーツスペシャル 

第43回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!

 

 

 

2011年10月27日

青山学院大学 原晋監督

11月21日(金) 晴

 

いつもとは行き方を変え、会社のある浜松町から

京浜東北線に乗り、東神奈川で乗り換え。

東神奈川から横浜線に乗り込み町田へ。

 

青山学院大学陸上部の寮へお邪魔し、

少し体重を落としたという、原晋監督にお話を伺いました。

 

 

Q出雲駅伝を振り返って

 

1区・2区はよかったけど3区がだめでした。

また来週ってな感じで、その後は先細り。

福田がシンスプリントを痛め、エントリー外れたのが誤算でした。

走らせようと思えば、走ることはできたのですが、

この後の、全日本、箱根を見据えて外しました。

でもスピードはあるので、福田がつかえれば面白かった。

1区で出岐は、状態は7割5分くらい。

ラストの切れはもう少しあるはず。でも合格点でしょう。

2区の1年生藤川の2区7位が収穫。

記録会でも「前で、前で」走れる選手。

4区の1年生川崎(区間11位)は、もう少しレース展開が読めると・・・

しかし、大学駅伝の駆け引きを勉強できたとは思う。

 

Q全日本大学駅伝に向けて

 

藤川、高橋、三野の1年生は故障なく練習できている。

全日本では、1区福田、でうまく行けば先頭に立てる。

2区か4区に出岐を使い3区まで先頭争いができればおもしろい。

3区候補は3年生の大谷、1年生の藤川と三野。

4区まで先頭から20秒以内・・というレースをやりたいですね。

目標は6位でシード権獲得。

最近2区3区あたりで首位に立っている夢をみるんです(笑)

 

詳しくは、11月6日(日) 午前8時からの

「JAバンク スポーツスペシャル 

第43回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!

2011年10月22日

上武大学 花田勝彦監督

10月19日(水) 晴れ  17℃

 

晴れてはいるものの、17度と、11月中旬並みの気温。

上着を着て、電車に乗りこみ、高崎線の本庄駅へ。

本庄駅からタクシーで10分少々。

上武大学のキャンパスに到着しました。

 

タクシーを降りると、風が強く感じましたが、

花田監督によると、「普通の風」とのこと。

 

見事に箱根予選会トップ通過を果たした

上武大学の花田勝彦監督にお話を伺いました。

 

(予選会の結果を受けて)

荒れる天気予報だったし、タイムで走るより

レースの流れを見ながら走る様に指示しました。

そして、最後の5キロしっかり上げろと。

ただ出だしから自重しすぎて、レースの流れに乗れず・・・

10キロの通過も設定より遅く、

予定より早く押し上げる様に指示を出し直しました。

結果、15キロでは通過圏内に十分入り、

最後の5キロはこちらの想像以上に余裕がありました。

 

走る12人全てが61分台目標の中、大半の10人が61分台で入ったし、

合計タイム10時間14分が目標の中、10時間12分8秒という結果で、

他のチームに誤算が多く出た事にも助けられたが、

3番以内、悪くとも6番以内という当初の目標は達成出来ました。

「予選会通過」ではなく、「本戦シード権入り」を目標に

やってきた成果は出せたと思います。

 

ただ、本戦は予選会と違い、1人で走らないといけない。

そのためには出だしのペース作りが重要んいなってきます。

その観点でいくと、予選会の走りで合格点を出せるのは5人くらい。

ここを今後強化していきたいと思います。

 

(全日本に関して)

初出場だし、順位の目標というよりも「駅伝をしたい」!

レースにしっかり加わっていきたいですね。

少なくとも1区から4区までは、シード権争いに絡んでいきたいです。

積極的にレース出来るオーダーでいくつもりです。

箱根駅伝でシードを狙うには、全日本が鍵だと思っています。

青山学院大学が初めてシードを取った時も、

全日本で大舞台を経験出来たのが繋がったと思っています。

坂口、園田、氏原、佐藤、倉田の5人は、

他の大学と伍していけると思っています。

この5人でレースを作り、他の3人でどこまで繋げるかが、

カギになってくると思います。

 

 

詳しくは、11月6日(日) 午前8時からの

「JAバンク スポーツスペシャル 

第43回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!

2011年10月20日