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明治大学 西弘美監督取材

10月3日(水) 曇り 23度

 

半袖では少し肌寒く感じる午前中、京王線八幡山駅から

閑静な住宅街を抜けて、明治大学の八幡山グラウンドへ。

今年で還暦を迎えた西弘美監督に、お話を伺ってきました。

 

西弘美監督:

 

昨シーズン三大駅伝出場の3年・廣瀬、前回箱根5区区間2位の4年・大江、

スーパールーキー・横手、前回箱根4区2位の2年・八木沢、

キャプテン菊地の主力5人が故障していますが、

この5人がいなくても出雲は十分おもしろいレースが出来ると思います。

誰を落とすか苦労したほどで、小粒な中で戦えます。

出雲メンバー10人中6人いる2年生と3年生の北魁道、

そして、1年生の木村は誰が走っても遜色ないと思います。

 

昨年のチームでは鎧坂が頼りがいのある存在だった。

だからこそ鎧坂に頼ってはいけないということで、

一人一人が前を見据えてやっていた。

鎧坂がいなくなってからも同じです。鎧坂が抜けた穴は心配していません。

 

今回出場するメンバーが出雲でどういった走りをするか楽しみはあります。

昨年はエース鎧坂がいたから、悪い順位できても上の順位に上がれるのでは、

という考えがあったが、今年はそういうわけにいかない。区間6位ではだめ。

トップと30~40秒差の区間2・3位で全員が走らないと。

これがプレッシャーになるのか、やってやろうと思うのか。

今年で4年連続4回目の出場。過去3回は1区で失敗してしまい、

その流れを止められなかった。

今は力がついているからワクワクする部分はあります。

12位、8位、7位ときているので、今回は大きくジャンプアップしたいですね。

 

故障者が多いのに、悲壮感はなく、

むしろ、今のメンバーがどんな走りを見せてくれるのかが楽しみで、

レースが待ち遠しいといった西監督でした。

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル

第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!

 

 

 

 

 

 

2012年10月 4日