2018/11/05

村上春樹さん、早大に資料を寄贈 37年ぶり記者会見

作家の村上春樹さん(69)が4日、母校である早稲田大(東京都新宿区)が開いた記者会見に出席し、原稿や自身の蔵書、世界各国で翻訳された著作や2万点近いレコードコレクションなどの資料を大学に寄贈すると発表した。村上さんによると、国内で記者会見するのは37年ぶり。大学は資料を活用し、国際的な研究センター「村上ライブラリー(仮称)」の設置を検討している。
 村上さんは「僕の作品を研究したい人の役に立つなら、それに勝る喜びはない。文化交流の一つのきっかけになれば」とした上で、研究者向けの「スカラシップ(奨学金制度)も立ち上げることができたら言うことはない」と述べた。

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ビジネス数学専門家/教育コンサルタント
深沢真太郎
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様々な世界で実績ある人物が教育機関に「プレゼント」をする。これはとても重要なことだ。理由は2つ。

①成功には必ず理由がある。因果関係であり、数学と同じ。そのことを伝えられる。
②「カッコイイ大人」の存在を伝えられる。

学生は成功のヒントを知りたがっているし、カッコイイ大人の姿を見たいと思っている。今日も多くのビジネスパーソンが世の中で奮闘しているが、ぜひその経験を学生に伝えてあげて欲しいと願う。

村上春樹さんとは比較にならないが、私も拙著を学生にプレゼントしたり、図書館に寄贈したりし始めた。ビジネスパーソンの研修だけではなく、学校での講演も始める。カッコイイ大人でありたいと思う。

大事なことを言い忘れていた。村上春樹さんは、カッコイイ大人だ。

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