NTTドコモの吉沢和弘社長は31日、東京都内で記者会見し、携帯電話料金を2019年4~6月期から2~4割程度値下げすると発表した。政府が強く求めてきた値下げに最大手のドコモが応えた形となり、KDDI(au)とソフトバンクも追随しそうだ。
吉沢氏は「料金プランが複雑で分かりにくかった。シンプルで分かりやすい料金に大胆に見直す」と語った。利用状況によって割引率は異なるという。通信料金と端末代金を切り分けた「分離プラン」と呼ばれる料金体系で値下げする見通しだが、詳細は今後詰める。顧客が値下げを実感できるかはまだ不透明だ。
2018/11/01







