2017/11/16

ボージョレ解禁も需要下降 拡販に企業内イベント活用

フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が16日午前0時に解禁された。一時のブームから需要は下降気味で、今年も輸入量は5年連続の前年割れの見込み。日本にワイン文化が定着したことで"季節行事"の意味合いが薄れたとみられ、酒類業界は企業内イベントの活用など拡販に知恵を絞っている。
 「今年は太陽の恵みにより風味が豊かです」。サントリーワインインターナショナルが東京都内で開いた催しで、生産者がワインの出来に自信を示した。会場に集まった約30人はスマートフォンのカメラで撮影するなど楽しんだ。

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