2018/2/14

「電子レシート」化へ実証実験 経産省、小売業にデータ活用促す

 経済産業省は13日、買い物の記録をスマートフォンで受け取れる「電子レシート」の実証実験を東京都町田市で始めた。スーパーやコンビニなど経営母体の異なる複数店舗で使えるのが特長で、消費者にとっては家計管理を簡単にできる利点がある。経産省は販売記録をビッグデータとして整備し、小売り事業者が新たな商品やサービスの開発につなげられるよう促す狙いだ。
 町田市で開かれた記者会見では、経産省の担当者が「購入情報は宝の山だ」と強調した。「レシートを電子化して分析することで、小売業に新たな革新を期待できる」と訴えた。実験は28日まで。

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