日産自動車のカルロス・ゴーン会長は1日、共同通信などの電話インタビューに応じ、フランス大手ルノーや三菱自動車との資本関係の再構築を示唆した。ゴーン氏の強力なリーダーシップで束ねる3社連合を次世代の経営陣の下でも持続、発展させるための布石とみられる。再構築に乗り出す場合には日仏両政府と協議する。
ゴーン氏は「長きにわたって3社の連携に取り組んできた数人が引退すると、連携がストップすると思われている」と指摘。その上で資本構成の変更も選択肢に上がるとの見方を示した。現在ルノーは日産に約43%を出資し、日産はルノー株の15%を保有。三菱自は日産の傘下にある。
2018/3/02
日産連合、資本関係再構築 ゴーン氏示唆、将来へ布石
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