文化放送×よしもと住みます芸人 「新しい東北」職人技プロジェクト with 復興庁

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【放送第11回 宮城 白石和紙】

第11回目の放送となった今回登場した住みます芸人は
宮城県・爆笑コメディアンズ!!

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今回ご紹介いただいた宮城県の伝統工芸品は
白石和紙です!!


白石和紙.jpg

              提供:白石市商工観光課 様

白石和紙とは
宮城県南部にある白石市で作られる和紙のことで、
主に財布や名刺入れなどの製品が作られています。
その特徴は、カジノキという繊維が長く強靭な植物を原料に使うことで得られる
強度と耐久性にあります。

そのため和紙でありながら、衣服の素材としても使えるそうです!

千原さんも紙の衣服と聞いて「洗えるの?」と疑問を持たれていましたが、
「紙布(しふ)」という和紙を2㎜ほどに裁断して糸にして織るものは洗えて、
「紙衣(かみこ)」という和紙をそのまま衣服にするものは
防水加工を施すため、洗うと防水効果が薄れるので洗えないそうです。
以上の説明を受けて千原さんは「防水はダメになるけど洗えるってことね!」
と、洗えるかどうかにこだわりを見せていました!

白石和紙は江戸時代に幕府や朝廷に献上されるほどの高級品でしたが
明治時代以降、パルプによる紙の生産に押されて
和紙自体の生産が衰退の一途をたどりました。

白石市では昭和初期頃に、和紙作りの伝統を大切にしようと復興運動がおこり、
その手間暇かけて作られる白石和紙が再び注目を集め、
宮内庁の記録文書や重要文化財の修復に用いられるほどになりました。

そんな白石和紙ですが、昨年に和紙を作っていた唯一の工房が閉まり、
生産は行われていません。

現在は白石和紙の存続を目指し市や市民グループが活動をしているそうです。

千原さんは厳しい現状を聞き、収録の最後には
「(白石和紙を)作れや!」と お二人に修行をすすめる場面がありましたが、
白石和紙の良さが お二人によって見直されるかもしれませんね!

今回のご紹介でご興味を持たれた方は、
ぜひ検索してみてくださいね!


次回も東北の伝統工芸品を各県の住みます芸人が
魂を込めてプレゼンいたします。
ご期待ください!!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

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