文化放送×よしもと住みます芸人 「新しい東北」職人技プロジェクト with 復興庁

文化放送
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ラジオ番組

【放送第13回 岩手 岩谷堂箪笥】

人気お笑い芸人、千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住の住みます芸人が見つけてきた
伝統工芸品の技・魅力をPRしていく番組
「千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!」
アシスタントは、文化放送アナウンサー西川文野さんがつとめます!

第13回の放送に登場の住みます芸人は...
岩手県のアンダーエイジ!!

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そして今回ご紹介いただいた伝統工芸品は
「岩谷堂箪笥(いわやどうたんす)」です!!

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※提供:藤里木工所様

岩谷堂箪笥は、岩手県にある岩谷堂という地域で作られる箪笥で
作られるようになった始めの頃は箪笥に車輪がついていました!

それは非常時に外に持ち出しやすくするためだそうで、
つまり昔の人は貴重品の管理に箪笥を使っていたということなんです!

岩谷堂箪笥の特徴の一つは漆塗りです。
漆は国産漆の6割を占めると言われる岩手県産の漆で
何度も何度も繰り返して塗ることにより、
外観の美しさが保たれ、独特の風合いが生み出されます!

漆に朱色の顔料を混ぜて木目が消えるまで塗る「朱呂塗り」という技法で
塗られた箪笥には1000万円の値段がついたそうです!

製作に2年を費やしたそうで、
職人技が凝縮された渾身の一品ですね!

岩谷堂箪笥はゴツゴツした金具がついているのも特徴です。
金具は鋳型に鉄を流し込む方法と、職人の手彫りで模様を彫る方法があります。

模様は牡丹、家紋などの他、
オリジナルの模様を彫ってもらうことも可能で、
世界に一つだけの箪笥を作ることができます。

今回お二人が取材されたお店の職人さんは、
このような漆塗りや金具の手彫りなどを
分業せず全部の工程を一人でやって箪笥を作るため、
箪笥職人それぞれにファンがついており、
まるでアーティストのような存在になっているそうです!

また、開くのに仕掛けを解かなければならない「からくりタンス」も作られています。
中には一つの箪笥に100個以上の仕掛けが施されたものもあり、
昔の箪笥から小判が見つかったこともあるそうです!

これには千原さんも「からくりタンスはアホ厳禁って書かなあかんね!」
と仕掛けを多く施す職人の技に感心されていました!

今回は岩手県の藤里木工所様より
番組パーソナリティの千原さんに
岩谷堂箪笥の職人が手彫りした南部鉄器のストラップが贈られ、
千原さんも大満足のプレゼンとなりました!
さて、2016年9月30日より放送がスタートした
「千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!」ですが、
今回の放送で最終回となります。

住みます芸人による数々の伝統工芸品のプレゼンから
新たな東北の魅力と技を発見できたのではないでしょうか?

番組は終了しますが、
日本の宝である東北の伝統工芸品はこれからも根強く息づいていきます。

今後ともぜひよろしくお願いいたします。

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最後までお聞きくださり、ありがとうございました!!

【放送第12回 秋田 銀線細工】

そして今回、番組第12回目に登場した住みます芸人は・・・
秋田県の桂三河さんです!!


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まだ秋田在住歴は短い桂さん、しかし秋田を愛する気持ちは人一倍!
そんな桂さんが今回オススメしてくれた伝統工芸品は・・・
【秋田銀線細工】です!

【秋田銀線細工】というのは、
純銀の線を組み合せて作られた、ブローチやイヤリング、
ペンダント、ネクタイバーなどの装飾品のことです!

銀を用いた装飾品は多数存在しますが、
この【秋田銀線細工】は、言ってみれば、
『1ミリ以下の"銀の線から生み出される"唯一の装飾品』なんです!
銀線細工は、銀を細い線にして、
【手作業】によって複雑で綿密な形を紡いでいきます。
これは機械的な作業では不可能なことで、
花や蝶々などの立体的な表現ができ、
他にはない世界に一つだけの装飾品が生まれるそうです!

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繊細で気品のある美しさは美術品とも言われ、
その完成度と美しさから、
秋田県の伝統工芸品に指定されています!

さらに!!
秋田銀線細工は、技術の希少価値の高さから、
秋田市指定無形文化財にもなっているんです!

昭和30年には、
天皇、皇后両陛下も、バックル、ブローチ、イヤリングを、
秋田駅前にございます、
株式会社竹谷本店様からお買い上げになっているそう!

今回、竹谷本店様で勤務する銀線細工の職人さんにも
インタビューさせていただき、その魅力をうかがいました!

やはり繊細な制作過程は苦しい点もあるそうですが、
お客様の喜ぶ顔をみることで、新たな創作意欲に繋がっているとのことでした!

それだけ、職人さんたちが制作に真摯に向き合って、
目を見張るほど美しい【秋田銀線細工】を、
私たちの元へ届けようとしてくれているんですね!

ぜひとも秋田に行かれる際には、
銀線細工をその目で見てもらいたいと思います。
美術品のように目を惹きつけられること、
間違いなしですよ!

次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

【放送第11回 宮城 白石和紙】

第11回目の放送となった今回登場した住みます芸人は
宮城県・爆笑コメディアンズ!!

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今回ご紹介いただいた宮城県の伝統工芸品は
白石和紙です!!


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              提供:白石市商工観光課 様

白石和紙とは
宮城県南部にある白石市で作られる和紙のことで、
主に財布や名刺入れなどの製品が作られています。
その特徴は、カジノキという繊維が長く強靭な植物を原料に使うことで得られる
強度と耐久性にあります。

そのため和紙でありながら、衣服の素材としても使えるそうです!

千原さんも紙の衣服と聞いて「洗えるの?」と疑問を持たれていましたが、
「紙布(しふ)」という和紙を2㎜ほどに裁断して糸にして織るものは洗えて、
「紙衣(かみこ)」という和紙をそのまま衣服にするものは
防水加工を施すため、洗うと防水効果が薄れるので洗えないそうです。
以上の説明を受けて千原さんは「防水はダメになるけど洗えるってことね!」
と、洗えるかどうかにこだわりを見せていました!

白石和紙は江戸時代に幕府や朝廷に献上されるほどの高級品でしたが
明治時代以降、パルプによる紙の生産に押されて
和紙自体の生産が衰退の一途をたどりました。

白石市では昭和初期頃に、和紙作りの伝統を大切にしようと復興運動がおこり、
その手間暇かけて作られる白石和紙が再び注目を集め、
宮内庁の記録文書や重要文化財の修復に用いられるほどになりました。

そんな白石和紙ですが、昨年に和紙を作っていた唯一の工房が閉まり、
生産は行われていません。

現在は白石和紙の存続を目指し市や市民グループが活動をしているそうです。

千原さんは厳しい現状を聞き、収録の最後には
「(白石和紙を)作れや!」と お二人に修行をすすめる場面がありましたが、
白石和紙の良さが お二人によって見直されるかもしれませんね!

今回のご紹介でご興味を持たれた方は、
ぜひ検索してみてくださいね!


次回も東北の伝統工芸品を各県の住みます芸人が
魂を込めてプレゼンいたします。
ご期待ください!!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

【放送第10回 青森 津軽びいどろ】

この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野さんが務めます!

そして今回、番組第10回目に登場した住みます芸人は・・・
青森県のスーパースター・キューティブロンズ!!


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紹介してくれた伝統工芸品は・・・
青森県・北洋硝子社様の【津軽びいどろ】です!!

「津軽びいどろ」というのは、簡単に説明すると、
職人の手によるハンドメイドのガラス細工です!

グラス、さかずき、大小のお皿や、箸置きと食卓を彩るものから、
一輪挿しや花瓶などの花器、オイルランプなどの
インテリアまで多種多様なガラス細工が存在しています!

津軽びいどろのコンセプトは、
 【四季を感じるハンドメイドガラス】!
日本の春夏秋冬を表現する、彩色をガラスに入れてお届けしたい、
そんな想いから生み出されています!

例えば、春の季節には、桜を連想させる、
透き通ったピンク色の美しいグラス。

夏には、生い茂る森林をイメージした緑や、
8月の大祭、青森ねぶた祭りを絵付けによって表現したカラフルな和食器。

様々な木々が色づく秋ならば、淡い黄金色のさかずき。

冬は、雪をイメージした白色の斑点があるオイルランプなど、
それぞれの季節にマッチした楽しみ方ができます!

そうして津軽びいどろの存在が確立したあとも、
職人さんたちは技術開発に力を注ぎ、
美しい色ガラスの調合や、
高い技術を要する技法をほぼ独学で習得するなど、
常に新しい技へのたゆまぬ努力を続けました。

その努力の結果、
現在、多種多様な津軽びいどろが生まれ、
青森県の伝統工芸品指定を受けるまでになっています!!
1つ1つの値段も既製品の値段と大差ありませんので、
ぜひ、ご家庭の色んな場所で活用し、
日常を華やかなものにしてほしいですね!

そんな青森の宝、津軽びいどろを今回、
先川さんが特別に制作体験をさせてもらったそうです!
1400℃の窯の近くという過酷な環境の中、
千原さんのために作った津軽びいどろがこちら!!

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      *なかなかの出来に誇らしげな先川さん!

このプレゼントに、
千原さんもこの後の収録に持っていくには・・・と、少々困りながらも、
後輩芸人さんの愛を喜んでくださいました!


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    *グラスは少し歪んでいましたが、後輩のまっすぐな愛を喜んでくれるせいじさん!

次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

【放送第8回 福島県 本郷焼】

【第8回 千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】

この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野さんが務めます!

そして今回、番組第8回目に登場した住みます芸人は・・・
福島県の大人気住みます芸人・ぺんぎんナッツのお二方!!

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紹介してくれた伝統工芸品は・・・
福島県の会津本郷焼です!!

会津本郷焼というのは、
職人による熟練の技で、
生み出される陶器や磁器のことです!
湯呑やお皿、お茶椀やさかずきなど・・・
たくさんの種類が製造され、販売されているんですよ!

一般的に「陶器」は「土もの」と呼ばれ、
主な原料は粘土、つまり土が原料。

一方「石もの」といわれる「磁器」は、
陶石とよばれる岩石が主な原料となって、
原料の違いで、それぞれの性質が違ってくるそうです。

「陶器」と「磁器」の違いはあれど、
原料が、陶器は的場粘土(まとばねんど)、
磁器は大久保陶石(おおくぼとうせき)を使っていて、
いずれも福島の地元産!

つまり、この福島県美里町周辺で作られ、
地元産の原料を使用していれば、
合わせて【会津本郷焼】と呼んでいるとのことです。

つまり、福島県、会津美里町(あいづみさとまち)に行くことで、
「陶器」と「磁器」の共演が楽しめてしまうということなんですね!

そんな「会津本郷焼」の発祥ですが、非常に歴史が長く、
約400年前の1593年と言われています!!

歴史のある東北の焼き物の中でも非常に長い軌跡があり、
その歩みを焼き物から肌で感じることができるんですね。

さらに懐の深い美里町の窯元では、
制作体験ができるということで、
ぺんぎんナッツのお2人も職人魂ならぬ芸人魂をかけて、
実際に体験をしてくれました!

ご協力頂いたのは株式会社 流紋焼 様です
制作体験ですが、
こちらでは実際に土をろくろで回して、
形を作るところから制作することができます!

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          やる気満々! ぺんぎんナッツのお2人!

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ツッコミ担当の中村さん!
大好きなコーヒーを楽しむためのマグカップを真剣に作成中!

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ご飯大好き、いなのさんは丼を制作!
とってもキレイにできていますね!
「これでたくさんご飯食べちゃってもぉいんじゃないのっ!!!なの。」

このように手馴れてない方でも制作できるよう、
職人さんがしっかりと教えてくれるので、
興味のある方はぜひお電話して体験してみくださいね!
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自分で制作し、焼き上がった本郷焼に大満足のお2人!

また、会津本郷焼は、実用品としての評価も非常に高く、
毎年夏(8月の第1週の日曜日)には町をあげて、
会津本郷せと市というものが開催されているそうです。

会津美里町の瀬戸町メインストリートに、
およそ100軒の露店が立ち並び、
県の内外からも多くの買い物客が押し寄せ、毎年大盛況に行われています。

今年の開催はすでに終了していますが、
ぜひ来年の開催には足を運んで、伝統の技に触れてみてくださいね!

次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

【放送第7回 秋田県 川連漆器】

人気お笑い芸人、千原せいじさんをパーソナリティに迎え
東北在住のよしもと住みます芸人が見つけてきた
伝統工芸品の魅力・技をPRしていく番組!
アシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野が務めます!

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*今回の工芸品の歴史の長さに驚く千原さん。

第7回に登場した住みます芸人は・・・
秋田県・住みます芸人の桂三河(かつらさんが)さん!!
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前回は秋田県の曲げわっぱを紹介していただきましたが、
今回は「川連漆器(かわつらしっき)」をご紹介いただきました!!

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提供:秋田県漆器工業協同組合

この川連漆器のルーツは鎌倉時代までさかのぼり、
当時は武具、鎧や兜などの装飾のため、
漆を塗っていたそうです!

時は流れ、江戸時代以降になると、
そういった装甲具の需要も減少していきます。
しかしその技術は受け継がれ、
お椀や重箱として、多くの人に親しまれるようになっていきました。

漆器自体はおもてなしなど大切な場面でしか使わないイメージですが、
何度も何度も漆を塗りこんでいくこの川連漆器は
普段使いできるほど丈夫なんです!
こういった特徴が、今日まで親しまれている理由でもありますね!

中でも「呂色塗」と呼ばれる工程では埃ひとつつけることを許されない
最も気を引き締める瞬間で職人の高度な技術を要するとのことでした。

千原さんは若手の頃、漆器職人の部屋にズカズカ入っていって
埃をたてたことをとても怒られた、と思い出を振り返っていました!
皆さんも漆器職人の部屋に入る際は注意してくださいね!

川連漆器で特に目を引くのは装飾で、
沈金(ちんきん)と言われるカンナで彫ったところを金箔で飾る工程、
蒔絵と言われる蒔絵筆を使って葉の筋などを加工する工程により
芸術的な模様があしらわれ、美術的にも価値のあるものになっています!

そして、鎌倉時代からの伝統を守りつつ、
川連漆器は様々なアイテムを開発!
ビールグラスや携帯電話のカバー、
中にはユニバーサルデザインとして作られたこんなものも!


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提供:秋田県漆器工業協同組合
このように普段使いに特化した川連漆器は、 漆器の中では大変お求め安い価格なのも特徴ですので なにか一生もののお椀などが欲しいなと思っている方は 川連漆器をご検討ください!

番組内で紹介しきれなかった魅力もまだまだございますので、
「川連漆器」のキーワードで検索をしてみてくださいね!

次回も東北の伝統工芸品を各県の住みます芸人が
魂を込めてプレゼンいたします。
ご期待ください!!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

【放送第6回 青森県 ブナの工芸品】

【第6回 千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】

この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野さんが務めます!


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           *工芸品PRを聴き、その魅力に関心する千原さん!

そして今回、番組第4回目に登場した住みます芸人は・・・
青森県のスーパースター・キューティブロンズ!!

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紹介してくれた伝統工芸品は・・・
青森県のブナコ株式会社の【BUNACO】(ブナコ)です!!

【BUNACO】というのは、
「ブナ」という「森の女王」と言われる木材を使用した、
器やお皿、インテリアなどの製品のことです!

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ブナの木をかつらむきの要領で一度切りだし、
再度コイルのようにぐるぐると巻いて、
そこから湯呑などでグッと押し出して形にしていくという、
独自の特殊な技法が採用されています!

これらは手作業で行なわれているために、
テープの巻き方やずらし方を変えることで、
カスタムオーダーに対応することができ、
お客様だけのブナコをお求め頂くことも可能なんだそうです!

「BUNACO」製品には主な特徴が4つあります! 
1・変形・破損しづらく、気候に強く安心して使える!!
2・水に強いコーティング!
3・アルコール系中性洗剤で洗っても大丈夫なのでお手入れが簡単!
4・従来の技術ではできなかった独特の形状も可能!

オシャレかつ、実用性に優れた製品となっているんですね!


そんなブナコは、
そのオシャレさが評価され、ボウル・お皿などは、
10年以上にわたり生産・販売が続けられ支持を得ている商品として、
2012年、グッドデザインアワードにて、
青森県内初のグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています!!

また、現在は照明市場に参入を果たし、
なんとフランス・パリにあるお店でもブナコの照明が採用されているそうです!

ブナの木は光を通すと赤くなります。
ブナコ様にお貸し頂いたブナコランプをスタジオで実際に点けてみると、
その光に千原さんも驚き!

温かみのある光が周囲を照らし、
ロマンチックな空間を生み出していました!
これ一つで他の演出はいらないぐらいの雰囲気でした!

世界でも評価され、
今後とも世界的な展開が期待される青森の魂【BUNACO】!
ハイセンスな食器やインテリア、照明を皆様の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

【放送第5回 山形県 天童将棋駒】

人気お笑い芸人、千原せいじさんをパーソナリティに迎え
東北在住のよしもと住みます芸人が見つけてきた
伝統工芸品の魅力・技をPRしていく番組!
アシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野が務めます!
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今回ご紹介頂く伝統工芸品を手にニッコリの千原さんと西川アナ!

今回登場したのは、
当番組2度目の登場!
山形県住みます芸人・笑福亭笑助さん!!
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今回紹介いただいた山形の伝統工芸品は...
「天童将棋駒」です!!

何でも千原さんは子供の頃に将棋に親しんでいた時期があるのだとか!

将棋といえば天童を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
それもそのはず、天童で作られる将棋駒のシェアは約95%!!
みなさんが手に取ったことのある将棋駒はほぼ天童産といっても過言ではありません!
その中でも、
木の上から筆を使い漆で「王将」などの文字を書いた「書き駒」
木を文字の形に彫り彫ったくぼみに漆を塗る「彫り駒」
削った表面が平らになるまで漆を塗る「彫り埋め駒」
彫り埋め駒にさらに漆を盛る最高級品の「盛り上げ駒」があります。

今回の収録では、天童市にあります
中島清吉商店さまのご協力により、
スタジオに「書き駒」と「彫り埋め駒」と卓上盤を貸していただきました!

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 提供:中島清吉商店さま
(左:書き駒 右:彫り埋め駒)

笑助さんに促され、駒を差すせいじさんでしたが、
「書き駒」を「盛り上げ駒」と間違えていたらしく、
高級な「彫り埋め駒」を「書き駒」だと思われていました。

今回お貸しいただいた駒の価格差はおよそ14倍!!
最後にはせいじさんも「彫り埋め駒」の職人技に気づき、
「めっちゃすごいやん!」と大変感心されていましたね!

天童市は将棋の町としても有名で、将棋が街に溶け込んでいます!
案内板の形が将棋駒になっていたり、
電柱や歩道のタイルに詰将棋が出題されているんです!
ちなみに街に出題されている詰将棋の数は約20問あるそうです。
天童にお越しの際は探してみてくださいね!

千原さんも打ち合わせから放送中までずっと駒に触れているぐらい、
実際の駒は手に馴染み、触り心地も良いものです。
番組をお聴きの皆様も
ぜひ天童の将棋駒で、将棋に興じてみてくださいね!!

次回も東北の職人の粋を、住みます芸人が込めて紹介いたします。
ご期待ください!!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

【放送第4回 岩手県 南部鉄器】

この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野さんが務めます!

そして今回、番組第4回目に登場した住みます芸人は・・・
岩手県・アンダーエイジ!!


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紹介してくれた東北の伝統工芸品は・・・
岩手県の【南部鉄器】です!!

【南部鉄器】は名だたる伝統工芸品の中で、
一番初めに国の工芸品に指定を受けるほど、
非常に重宝されている伝統工芸品です!

歌舞伎で「お鉄は南部で」というセリフは、
あまりにも有名ですね!


そんな南部鉄器ですが、
南部鉄器の調理器具でお湯を沸かしたりすると、
鉄分が多く摂取できるという研究結果があり、
最近医学的に注目度が上がっているのだとか!

普段行なっている手順のまま、
器具を南部鉄器に変えるだけで、
鉄分が多く摂れる、女性にとっても嬉しい製品なんですね!

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*画像提供元「水沢鋳物工業協同組合」様

さらに、南部鉄器に水道水を入れて沸かすとカルキ(塩素)が抜け、
味がまろやかになるということで、コーヒーや紅茶がおいしくなると
海外からも注目を集めています!
最近ではフランスで販売された南部鉄器カラーポットなど、
バリエーションも増えてきているそうですね!

また、その種類も豊富で、
フライパンや、すき焼き鍋、たこ焼き器にご飯釜など、
良質な鉄ですので耐久性もバツグンで、
長きに渡り使用できて非常に経済的なんです!

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*画像提供元「水沢鋳物工業協同組合」様

また、調理器具のほとんどがIH調理器にも対応しており、
現代のニーズに合っているのも特徴的です!

実用性に富み、健康的にもありがたい岩手県の魂【南部鉄器】!
気になった方はぜひともお手に取ってその魅力をご堪能くださいね!

次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!

【放送第3回 宮城県 こけし】

この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野さんが務めます!

そして今回、番組第3回目に登場した住みます芸人は・・・
宮城県・爆笑コメディアンズ!!

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紹介してくれた東北の伝統工芸品は・・・
宮城県の【こけし】です!!

こけしは元々江戸時代末期に温泉地の子供の土産として誕生しました。
その簡略化された造形美、清楚で可憐な姿・そしてあの独特な形に、
魅せられている若い女性の方も多く、最近では「こけ女(じょ)」という言葉もあるそうです!

宮城県では「宮城伝統こけし」として国の伝統工芸品の指定を受けており、
系統は主に五つあります。
それぞれ、
遠刈田系(とおがった)・弥治郎系(やじろう)・鳴子系(なるこ)
・作並系(さくなみ)・肘折系(ひじおり)という名称が付けられて、
違った表情、違った魅力を醸し出しています!
人がそうであるように、
魂を込めて作られたこけしの顔も、それぞれ違いがあるんですね!


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*画像提供元「こけしのしまぬき」様

さらに宮城県では、こけしの"伝統工芸品"のお堅いイメージを抜け出そうと、
新しいこけしの形が続々提案されています!

一部例を挙げると、こけしの底がLEDライトになっている「明かりこけし」!
このこけしは倒れると自動で光る機能を搭載しています!
これは特許も取得した技術なんです!


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*画像提供元「こけしのしまぬき」様

また、缶詰の中にちいさな一体のこけしが木屑に包まれて入っている、
「こけし缶」、こけしの胴体に主翼や尾翼を付けた「こけし飛行機」など、
可能性は留まることを知りません!

また、仙台にある地方紙河北新報(かほくしんぽう)のPR大使もつとめる、
こけしのゆるキャラ「仙台弁こけし」も注目を集めています!
見かけた際は、その仙台弁にも注目ですよ!

こうした世の中のトレンドに合わせた柔軟な展開も、宮城のこけしならではですね!
様々な魅力がある宮城伝統こけしですが、
番組内だけではお伝えできなかった魅力もまだまだありますので、
「宮城伝統こけし」のキーワードでネット検索してみてくださいね!

次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!

【放送第2回 秋田県 曲げわっぱ】

人気お笑い芸人、千原せいじさんをパーソナリティに迎え

東北在住のよしもと住みます芸人が見つけてきた

伝統工芸品の魅力・技をPRしていく番組です!

アシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野が務めます!

好評を頂きました第1回放送に続き、

第2回目も放送されました!


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*今回はご起立いただきましたお二方!工芸品の魅力に、終始笑顔がこぼれていました!


そして、第2回に登場した住みます芸人は・・・

桂三河(かつら さんが)さん!!


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ご紹介いただいた東北の伝統工芸品は・・・

秋田県の【大舘曲げわっぱ】です!!


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画像:大館曲げわっぱ協同組合

大舘曲げわっぱとは、主にお弁当箱やカップなどの食器類を指します!

(「わっぱ」というのは、秋田の言葉で輪っかの意味)

ランチにお弁当を持参する現代に大注目を集めている

伝統工芸品と紹介されました!

画像を見ているだけでお弁当の美味しさが感じられますよね。

なんと、ご飯を入れておいても吸水性により、水分でお米がべちゃべちゃにならず、

美味しい状態を保つことができるのだとか!!

これは時間が経ってから食べるお弁当にぴったりです!

 

 

大舘曲げわっぱに使用される木材は天然の秋田杉!

樹齢150200年のものが多く、

秋田の厳しい寒さに長時間耐えることで年輪の幅が狭く、

まっすぐで美しい木目が特徴です。

 

その素材の美しさも相まって、

バターケースやお弁当箱など、多数の曲げわっぱが、

グッドデザイン賞を受賞!

実用性とデザイン性を兼ね備え、

多くの芸能人も利用されているのだとか!

 

また、某通販サイトにおいても高評価が挙げられ、

「同じおかずでもおいしく見えるから不思議!」

「毎日の弁当作りが楽しくなった」

など、使用している方の好意的な意見が多く寄せられているそうです!

 

大舘曲げわっぱはお弁当箱だけではなく、

酒器や茶器も制作しています!


まげわっぱ ②.jpg

画像:大館曲げわっぱ協同組合


こちらも温かみのある質感で、

お茶やお酒のひとときを演出してくれます!

 

お手入れなども比較的簡単に、長期間使用できるので、

みなさんのご家庭にもいかがでしょうか?

 

実用的で美しい、職人の粋、【大館曲げわっぱ】!

ぜひご検討下さい!!

 

より詳しく知りたい方は、

「大舘曲げわっぱ」のキーワードで検索してみてくださいね!

 

次はどこの県のどんな伝統工芸品を紹介されるのでしょうか?

次回ももちろん、東北魂を込めて紹介いたします!

ご期待ください!

 

 文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!

朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!




【放送第1回 山形県 米沢織】

とうとう始まりました!
【文化放送×よしもと住みます芸人 「新しい東北」職人技プロジェクト with 復興庁】!!
この一大プロジェクトの情報発信事業となるラジオ番組、

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】

この番組は、吉本興業所属の大人気お笑い芸人、
千原せいじさんをパーソナリティに迎え、
東北在住のよしもと住みます芸人が各地で見つけてきた
伝統工芸品の魅力や技をとことんPRしていく番組です!
番組のアシスタントは、文化放送アナウンサー・西川文野が務めます!
済みます.jpg* 東北伝統工芸品の紹介に興味深々な千原せいじさんと、笑顔が素敵な西川アナ!
初めてのコンビとは思えないほど、息の合った番組進行でしたね!


そして記念すべき第1回目に登場した住みます芸人は・・・
笑福亭笑助(しょうふくてい しょうすけ)さん!!

昭介.jpg

紹介してくれた東北の伝統工芸品は・・・

山形県が誇る【米沢織】です!!
米沢織.jpg*画像提供元 (山形県庁 商業・県産品振興課)


さくらんぼの生産量日本一で有名な山形県ですが、それだけではありません!
この山形県南部にある米沢市の【米沢織】は、着物はもちろんのこと、
洋服地のものも製造されており、
その品質の高さから、世界的にも有名なブランド品にも使用されているんです!


米沢織の歴史は長く、現在から約250年前・・・
江戸時代中期頃に、当時の米沢藩主の上杉鷹山(うえすぎ ようざん)が、
財政難を打開すべく、産業奨励策を講じたことが起源だとされています。

以降、繊細かつ丈夫な手織りの手法は継承され続け、
1974年にはその手法が継がれていた
(米沢・長井・白鷹)の3地方をまとめて、
【置賜紬(おいたまつむぎ)】とされ、
国の伝統工芸品の指定を受けるにいたりました!

米沢織の伝統は、官民一体となって保持していく方針であり、
着物や洋服だけでなく、様々な製品にその技術が活用されています!

よねざわオリ2.jpg*画像提供元 (山形県庁 商業・県産品振興課)

ハットやストール、ネクタイにハンカチなど、
そのどれもが米沢織の技術力と実用性の融合により、
高い評価を得ています!

何よりも、笑助さんいわく、
「米沢織を着ていてすべったことがない」とのこと!

千原さんは「よしもとの若手芸人全員に買わせなあかんやん!」と、
後輩芸人さんを気遣う場面も見られました!

*笑助さんの個人的な感想で効果を保証するものではありません。

ですが、今後米沢織を着ているお笑い芸人さんが増えるかも知れませんね!


今回、「米沢織」をPRしてくれた、笑福亭笑助さんは、
「伝統的な職人魂を見習いたい」と締めくくっていました!

番組内だけではお伝えできなかった魅力もまだまだありますので、
「米沢織」のキーワードでネット検索してみてくださいね!

次回の放送も、伝統工芸品を知っている方にも、知らない方にとっても、
魅力満載な東北の技、魂を込めてご紹介いたします!
ご期待ください!

【千原せいじ、住みます芸人の東北6県入魂!】
文化放送での放送は毎週金曜日夜7時35分~7時50分!
朝日放送での放送は毎週日曜日朝8時10分~8時25分です!

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今回伝統工芸品を紹介してくれた住みます芸人の活動は、
ツイッタ―で見ることもできますので、ぜひご覧ください。
アカウントは下記のURL、
または #新しい東北技 でも検索可能です。

笑福亭笑助twitter →https://twitter.com/shosuke123
     公式ブログ →http://shousuke.net/
プロジェクトサイト  →http://www.joqr.co.jp/tohoku-waza/
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