「すしざんまい」でお馴染みの名物社長さんですね。
マグロを解体している姿を見たことがある、という方も
多いのではないでしょうか。
家庭が貧しかったという木村社長は水産業のアルバイトで魚を学び、
その後、お弁当などの営業を経て、独立されました。
マグロへのこだわりは、
小さいころ、冠婚葬祭などの帰りにお母さんが持ってきてくれた刺身に
ルーツがありました。
2切れしかなければ、半分ずつにして4人で分けて食べる、
「みんなで分けて食べるとおいしい」というのがお母さんの理論でした。
木村社長は「おいしいマグロを食べさせたい」と思い、
家に帰るたびにマグロを持ち帰っていたとのこと。
また、百科事典を売る仕事の経験から
「売ろうとしても売れない」とおっしゃっていました。
そのため、従業員の方々に「自分が給料を出している」とは
言わないそうです。
お客さんがお寿司を食べてくれた代金がレジに入る、
自分はそれを分けているだけだ、と。
だからこそ、お客さんが喜ぶことをやらなければいけない、
と力説されていました。
そして、夢を大きく持ち、それに向けて計画していかないとダメだ、
夢があるから頑張れるんだ、という言葉には、
木村社長の人生も投影されており、とても説得力がありました。
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さて、次回のゲストは
松竹芸能株式会社の井上貴弘社長です。
年末になると、テレビなどでタレントさんの活躍に
触れる機会も増えるのではないでしょうか。
タレントさんをマネジメントするお仕事の難しさ、
そして「笑い」を教育に生かす試みなど、幅広くお話を伺います。
お楽しみに!