宮野真守「みんなとの絆を確かめあう楽曲」ニューシングル『Sing a song together』に込めた想い！

まずは表題曲が生まれた経緯を教えてもらいました。「先にライブの構成の打ち合わせをして“じゃ絶対テーマソングがあった方がいいよね”って言って作りました。だからデジタル配信だったんです」

宮野さん自身が書かれた歌詞には４年分の想いが詰まっています。「みんなが歌えるところを分かりやすく入れるのと同時に、メッセージが重要だなと思いました。4年ぶりの声出しって我々のエンタメ業界ではもう大きなことじゃないですか。もう悩んだ。それでもエンタメ止めちゃいけないって歌詞にも書いてあるけど、立ち止まることだけはしちゃいけない。でもそれってやっぱり難しくて苦しかったよねってことも、ちゃんと素直に歌詞に書いて。4年ぶりに声を出せること、みんなで喜びは多いよと、もう我慢しないでと言ってあげられるような、そんな楽曲を作りたかった」

さらに「曲によって呼び起こされる記憶とか、背中を押された経験って誰にでもあるよねって、曲の力って凄いよねってことも同時に伝えられればいいなって思って。一緒に歌うってそういうことだよね。音楽でいろんな垣根を越えていけるよね、そういうメッセージまで込められればいいなというふうに思ったんです」

CDにはライブバージョンも収録しています。「自分でちょっと感じたんだけど、改めてやっぱりライブバージョンを聞いて、僕の歌声、口角上がってんなって感じました。めっちゃ楽しかったし、嬉しかった。これがやっぱり4年間足りなかったパーツだったんだな。参加するっていうことが取りあげられていたんだなっていう感覚。試行錯誤しながら声出しできないながらも頑張って楽しんだ時間もあったけど、ライブでこうやって完成するのかなっていう感覚はありました」

声出し解禁となったライブツアー『SINGING!』についても伺いました。「アリーナで今までやっていたんですけど、地方はホール。だから、めちゃくちゃアットホームでした。楽しくなっちゃって、こんな近いところでライブするのは最近なかったから、最前列の人だけに歌ってみたり。曲の中でもいろいろとできたから、面白かった。15年間チームと一緒にやってきて、この4年間はチームとのコミュニケーションも取り上げられてしまったんです。ご飯に行けないとか。今回は各地の美味しいものもたくさん頂き、ツアーの良さが戻ってきた。エピソードも増えるし、トークのネタになったり、全部つながってるから、やっぱエンタメってこうだなと思いながらやってましたね」

カップリングの『WANNA LOVE』は馬瀬みさきさんが手がけたナンバーです。「今回のツアーから参加してもらったクリエイターなんだけど、楽曲を書き下ろしてリリースするのは初めて。新しい風だなと思いながらやっていって、デモをもらったときに、まずイメージの共有、ディスカッションをして、曲のテーマは仮想空間、メタバースにしようって。新たな世界にまた飛び出す、4年ぶりのライブを経て見えた景色、次の世界に行くっていうメッセージを込めて。最初はもっとクールなアレンジだったけど、よりハッピーなポップにしていってとか、そういうブラッシュアップのさせ方をしていきました」

来年は富士急ハイランドとのコラボ、フルオーケストラとのライブなど、楽しみな予定満載の宮野真守さん。ニューシングル『Sing a song together』は宮野真守さんにとってどんな作品になったのでしょうか？
「みんなとの絆を確かめあう楽曲だったので、今までのシングルのカットの仕方とは全然違う方向性にはなったんですけども、時代を象徴しているなということで、このタイミングでしか出せないようなシングル、特別な1枚です」

≪ゲストからのお知らせ≫
・ニューシングル『Sing a song together』発売中！
・「billboard classics 宮野真守 Premium Symphonic Concert 2024」開催決定！
2024年６月8日（土）＠東京ガーデンシアター、
2024年6月15日（土）、16日（日）＠京都コンサートホール
・2024年 富士急ハイランド スペシャルコラボ決定！
・毎週土曜24時から「宮野真守のRADIO SMILE」放送中！

【宮野真守 OFFICIAL WEB SITE】