佐倉綾音、好きな作品の最終話を見ない心理を語る

‐佐倉「終わらせないということで誰にも負担をかけずに自分の中で整理をつけてる」

 

日笠陽子「私の旦那『さちこ』っていう名前らしい。小野賢章さんに『さちこ』って呼ばれてた」

佐倉綾音「日笠さんの旦那さんがあまりにも存在しているのか分からなさすぎて…でもこれ本当にそうで。日笠さんはもう結婚発表してるじゃないですか」

日笠「でも私、あんまりラジオとかでその話しないから」

佐倉「あ、じゃあ小声でしますね？あまりにもね、フットワークが軽すぎて。変わらなさすぎて。（結婚）前と、後が」

日笠「いや、後の方が多いと思う」

佐倉「そんな人いる？後の方がフットワーク軽いって、ある！？」

日笠「別に…結婚…」

佐倉「ダメダメ！」

日笠「言っちゃいけないんだ（笑）」

佐倉「日笠さんのファンが悲しんじゃうかもしれないから。私だってまだ花ちゃん（花澤香菜さん）の結婚認めてない…」

日笠「（笑）そうだよね」

佐倉「そう！だから結婚指輪されるとちょっと…だってあまりにも結婚してますよ！っていう主張すぎて…そんな主張せんでも…って。私のマルチバースの中では、やっぱり花ちゃんが結婚している世界線と、結婚していない世界線がまだ存在していて…」

日笠「結婚していない世界線は、指輪が見えなければ存在しているかもしれないっていう」

佐倉「そうですそうです。でも指輪をされていると、『その世界線じゃないんだ…』ってなって」

日笠「佐倉…現実見な？ちゃんと気持ち悪いよ（笑）」

佐倉「私、白石麻衣ちゃんの卒コンもまだ見てないですからね」

日笠「うわぁー、現実逃避してる」

佐倉「だから私の中ではまだ白石麻衣ちゃんは」

日笠「まだ乃木坂46にいる」

佐倉「…まぁでも、ちょっと。だんだん受け止め始めてはいるんですけど…」

日笠「時間かかるんだね。噛み砕く時間を頂戴よ！ってこと」

佐倉「そう！あと覚悟。フンッ！て。セーーーーーーイッッッ！！！ってしたら『卒業したッ！！』ってなるけど」

日笠「『分かった！了解ッ！！』って（笑）」

佐倉「最終話もそうなんです私。アニメとかドラマとかの好きなタイトルの最終話を見なければ永遠とそのアニメは私の中で放送し続けている…」

日笠「どうしたのこの子。えぇ？」

佐倉「どうしたもこうしたも、私は元々こういう女です。逆に疑問ですけどね？最終回を受け入れられるっていうメンタルが」

日笠「でもやっぱり、終わることによって新たなものが始まったりするからさ」

佐倉「いや別に終わらなくても新たなものが始まれば良いじゃないですか！」

日笠「先生もスタッフも皆んな過労死しちゃうよ！！」

佐倉「それはこっちで勝手にやっとくので」

日笠「こっちで勝手にやっとくのね（笑）」

佐倉「最終話を見ないということによって、勝手にこっちで続けるから」

日笠「最終回が良い。ここで完結した！これが良いんだ！！っていう回だったらどうするの？めちゃくちゃ良い最終回だった…！っていう」

佐倉「それは老後に見れば良いでしょう？自分も終わりが近づいているときに、一緒に終わるの私達は。好きなアニメと共に私の命も終わるんですよ」

日笠「そんなに！？」

佐倉「私がおばあちゃんになって、そろそろお迎えが近づいてきたなって思ったらまいやんの卒コンを見ます。一緒に卒業しよ？って」

作家「最終回を見れば続編を想像できるよ」

佐倉「それは！同人誌じゃん！それは違うじゃん！！それ公式じゃないもん」

日笠「公式じゃないもんて（笑）全然良いじゃんと思ったけど」

佐倉「その才能はないから。そういうのできる人はめちゃくちゃ尊敬してますよ。そういうクリエイターみたいなことはできないので。0から1はちょっと難しいかな。だから終わらせないということで誰にも負担をかけずに自分の中で整理をつけてるっていう」

日笠「でもさ、その老後のときにめちゃくちゃいっぱいあるんじゃない？何千何万と」

佐倉「ありますよ！だから今流行っているめちゃめちゃ面白いとされている作品を私は全部老後に見ようと思ってますからね」

日笠「最終回だけ？」

佐倉「いや全編通して」

日笠「全編！？」

佐倉「私、流行り物にあんまりついていけなくて。いっぱい情報も入ってきちゃうし、自分の感想じゃない感想が先んじて入ってきちゃったりすると、なんかあんまりかなぁと思って」

日笠「じゃ映画は？映画って完結するじゃん。落ち着くじゃん」

佐倉「映画は見ます！それは良いです」

日笠「それは良いんだ」

佐倉「なんか、キャラ萌えすると終わらせたくなくなっちゃうんですよ。もうそのキャラに会えないから。一点集中で推しができちゃったりすると、その推しに会えなくなるのが嫌で自分の中で時間を止める」

日笠「なるほどね？じゃ見れる作品も中にはあるんだ！」

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