佐久間大介、小林裕介の「リゼロ」の話を聴いて驚き!佐久間「本当に身を削ってる」

佐久間大介、小林裕介の「リゼロ」の話を聴いて驚き!佐久間「本当に身を削ってる」

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2月17日放送の『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)は、声優の小林裕介をゲストに迎えた。小林裕介が自身のターニングポイントに『リゼロ』を挙げ、感じたことや得られたことについて語ってくれた。

佐久間「大変。本当に身を削ってる」-

小林裕介は『Re:ゼロから始める異世界生活』のナツキ・スバル役や『Dr.STONE』の石神千空役、『炎炎ノ消防隊』のアーサー・ボイル役、『アルスラーン戦記』のアルスラーン役など人気作品のキャラクターを数多く演じているほか、2017年度の第11回声優アワードで新人男優賞を獲得している人気声優の一人。

そんな小林が一問一答のコーナーで自身のターニングポイントに『Re:ゼロから始める異世界生活』で芝居面でも精神面でも自信を考え直したことがあったと語った。

佐久間「声優として、活動する中で大きく成長するターニングポイントとなった出来事は、『Re:ゼロから始める異世界生活』」

小林「はい」

佐久間「精神面と声優について考えたということで。精神面とかって考えたら、多分見てるみんなは、わかるなって見てる側だけでも結構持ってかれるのに、実際にあのスバルを演じてたって考えたらすごいことになってんじゃないかなって」

小林「ですね。あの時まだデビューして3年目」

佐久間「えぇっ!?3年目であれなんですか!?」

小林「ああ、そうですそうです」

佐久間「ヤバ!」

小林「だからもう当時は、それこそ『アルスラーン戦記』のアルスラーンだったりとかデビューした時の『ウィッチクラフトワークス』」

佐久間「いやあ見てましたよ!」

小林「ありがとうございます(笑)。多華宮仄みたいにちょっと線の細いキャラばっかりやってたので、急にあんなキャラが来たことに自分もちょっと戸惑ってて。だから自分ができる限りのちょっと汚い声だったり汚い芝居を出さないとってやってた結果、僕、実はそんなに腹式とか基礎をやらずに来ちゃった人間なんですよ」

佐久間「へえ~~~」

小林「毎回毎回喉を壊してましたし」

佐久間「でもそうですよね。結構スバルでのイメージが強いんですけど、なんか声がグッと閉めた状態で、何て言えばいいんだろう……ガラガラの声」

小林「がらついた声」

佐久間「そうそう。みたいなイメージがすごい強くて。あれを腹式じゃなくて、喉で本当にやってたんですか?」

小林「そうなんです」

佐久間「大変…。あの苦しみと叫びを…」

小林「はい。しかも、それをご存知の通りテストと本場って、2回やんなきゃいけないことがすごい」

佐久間「テストで手を抜いたりすると本番と違うからって言われるんですよね」

小林「それでいて、スバルって色々なところを切られたり刺されたりして、苦しめられるとより喉に負担をかけたものをしないと説得力がないし、というのをやってたら精神的にも肉体的にもどんどんどんどんボロボロになっていっちゃって、実はちょっと入院したりしちゃった時があったんですよ」

佐久間「大変。本当に身を削ってる」

小林「そうなんですよ。というのをやった時に、「あ、このままこのやり方を貫いていったら、声優として持たないなって」。ある意味良くなかったですけど、入院したせいで仕事をいくつか飛ばしてしまって。そうすると新人としては、これでもう声がかからなくなるっていう」

佐久間「怖いやつですよね」

小林「あったんですけど、ありがたいことにその翌週に前の話数も含めて録らせてもらった時に「大変だったね。頑張って」みたいな感じですごい現場が暖かくて」

佐久間「へ~」

小林「なんかちゃんと受け入れてくれる自分なんだな今はということがわかった時に、こういう方たちにもやっぱり迷惑はかけたくないから、ちゃんと仕事のペースを考えて、マネージャーともしっかり話して、ただとにかく頑張りますだけだともう10年20年先が見えないから、ちゃんとあり方を考えようっていうのはマネージャーとすっごい話し合ったんですよ」

佐久間「他の作品でも叫ぶこといっぱいあるじゃないですか?」

小林「ありますあります」

佐久間「でも、それがきっかけで今のところ壊さずってことなんですか?」

小林「そうですね。未だに多少はすり減りますけど、それに対する対処とかもいろいろ身に付いてきたので」

佐久間「叫ぶももちろんですけど、苦しむとかの演技って、実際に体の構造的にグッてなってないとその声って出なかったりするじゃないですか?でも、それって、絶対に喉への負担が半端ないじゃないですか?」

小林「そうなんですよ」

佐久間「だから改めて、リゼロを見た時とかもこれ相当きついよなって思ってて。あと痛みを負った状態で走るとかの芝居も結構きつくないですか?」

小林「きついです」

佐久間「だから相当体力いるだろうな、これと思って」

小林「そうですね。それでいて、ちゃんとタイミングとかも測らないといけないし」

佐久間「一生懸命になれないというか、そこだけに」

小林「本当に何回立ちくらみしたかわからないですね」

佐久間「酸欠になりますよね。確かに」

小林「なりますなります。だから本当に終わった途端にソファーに倒れ込んで、ある意味共演者もその光景にちょっと見慣れてるんで」

佐久間「見慣れてるのもすごい」

小林「「お水持ってきましたよ」ってエミリア役の子が来たり」

佐久間「高橋李依さんが」

小林「飴あるよってパック役の方が来てくれたりとか、俺もう解法されてるおじいちゃんみたいになって」

佐久間「優しい現場だ」

小林「そうなんですよ。本当にお互いをちゃんと支え合うっていう精神がすごい出来てたので、それもあって、乗り越えられました」

佐久間「いいですね。本当死に戻りしたんですね」

小林「(笑)。いや本当に」

そのほか、佐久間と小林の関係についての話や小林が主人公の石神千空を演じた『Dr.STONE』の話については是非タイムフリーで。

毎週土曜日20時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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