第35回出雲駅伝 コース紹介

第35回出雲駅伝 コース紹介

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スピードの“出雲”、伊勢路を舞台に大学日本一を決める“全日本”、そしてクライマックスの“箱根”。文化放送では、今年も「学生三大駅伝」を全て実況生中継!

文化放送では「学生三大駅伝」の幕開けとなる第35回出雲駅伝を10月9日(月・祝)午後1時より、解説に上野裕一郎さん(立教大学陸上競技部男子駅伝監督)をお招きし、実況・斉藤一美アナウンサーでお送りします。

☞文化放送出雲駅伝特設HPはこちらから

 

学生三大駅伝開幕戦!! 出雲駅伝のコース紹介です。
大会記録: 2022年(第34回大会) 駒澤大学 2時間08分32秒

目次

  1. 1区
  2. 2区
  3. 3区
  4. 4区
  5. 5区
  6. 6区
  7. この記事の番組情報

【 1区 8.0km 】出雲大社正面鳥居前~出雲市役所・JAしまね前

独特の緊張感が漂う三大駅伝開幕戦、出雲駅伝のスタート区間。1区は出雲大社正面鳥居前をスタートして、500メートル先の大鳥居までなだらかな下り坂が続きます。実力のあるランナーはこの下り坂を利用、スタートダッシュで振り落しを狙うケースが目立ちます。浜山公園を通過する3キロ付近には、高低差約15mのアップダウンがあり、ここで最初の駆け引きがありそうです。その後、フィニッシュの出雲ドームを左手に望みながら出雲市街へ向かい、渡橋中央交差点を左折して国道9号線へ。この時点で残り1キロ。エース級のランナーが集うこの1区で抜け出すのはどのチームなのか注目です。

▼区間記録
第21回大会 キラグ・ジュグナ(第一工業大学・2年) 22分30秒

▼前回34回大会 成績上位3選手
区間賞   吉居大和(中央大学・3年) 22分32秒
区間2位 花尾恭輔(駒澤大学・3年) 22分41秒
区間3位 目片将大(青山学院大学・4年) 22分45秒

 

【 2区 5.8km 】出雲市役所・JAしまね前~ゆめタウン斐川前

この2区は出雲駅伝最短区間。
1.5キロ過ぎに現れる一畑電鉄(いちばたでんてつ)の高架と2キロ過ぎ、斐伊川(ひいかわ)にかかる神立橋(かんだちばし)を渡る2つのアップダウンがあります。この斐伊川は日本神話の中で、後にヤマタノオロチを退治するスサノオノミコトが降り立った場所として有名です。また神立橋は「神在月」の出雲に会議で集まった神々がそれぞれの地へこの橋を渡って帰る、ということから、この名前が付いたと言われています。

▼区間記録
第34回大会 佐藤圭汰(駒澤大学・1年) 15分27秒

▼前回34回大会 成績上位3選手
区間賞   佐藤圭汰(駒澤大学・1年) 15分27秒
区間2位 三浦龍司(順天堂大学・3年) 15分31秒
区間3位 千守倫央(中央大学・4年) 15分41秒
*以下、区間4位・横田俊吾(青山学院大学・4年)、区間5位・葛西潤(創価大学・4年)、山本歩夢(國學院大學・2年)まで区間新記録

 

【 3区 8.5km 】ゆめタウン斐川前~JAラピタひらた店前

出雲平野の田園風景の中を走る3区は勝負の行方を大きく左右するポイント区間です。
出雲平野には冬の強い北西の風から家を守るために屋敷の北側と西側に設けられた独特な防風林、いわゆる「築地松(ついじまつ)」が見られるように、この3区は風の影響を大きく受ける区間でもあります。近年はこの3区にエースを投入するチームが多く、33回大会ではこの3区で先頭に立った東京国際大学が初出場で初優勝。前回34回大会は田澤廉(駒澤大学・4年)が後続との差を広げ、9年ぶりの優勝を手繰り寄せました。

▼区間記録
第34回大会 フィリップ・ムルワ(創価大学・4年) 23分36秒

▼前回34回大会 成績上位3選手
区間賞   フィリップ・ムルワ(創価大学・4年) 23分36秒
区間2位 田澤廉(駒澤大学・4年) 23分50秒
区間3位 近藤幸太郎(青山学院大学・4年) 23分51秒

 

【 4区 6.2km 】JAラピタひらた店前~鳶巣コミュニティセンター前

出雲駅伝で2番目に短い区間。
第3中継所から250メートル進むと全行程45.1キロの中間点。レースはいよいよ後半戦に突入です。4区のランナーは右手に北山山系、左手に出雲平野が広がる国道431号を走り、西へ。 一面に広がる田園風景を見ながら鳶巣コミュニティセンター前へ襷を運びます。

▼区間記録
第31回大会 神林勇太(青山学院大学・3年) 17分24秒

▼前回34回大会 成績上位3選手
区間賞   中西大翔(國學院大學・4年) 17分50秒
区間2位 山野力(駒澤大学・4年) 18分09秒
区間3位 阿部陽樹(中央大学・2年) 18分16秒

 

【 5区 6.4km 】鳶巣コミュニティセンター前~島根ワイナリー前

5区は終始、小刻みなアップダウンが続くため、リズムを巧くつかむことが重要です。
また、国道431号線の横を走る一畑電鉄の電車と選手が並走する光景を見ることができる区間でもあります。

▼区間記録
第28回大会 安藤悠哉(青山学院大学・4年) 17分43秒

▼前回34回大会 成績上位3選手
区間賞   安原太陽(駒澤大学・3年) 19分04秒
区間2位 溜池一太(中央大学・1年) 19分14秒
区間3位 小泉樹(法政大学・2年) 19分15秒

 

 

【 6区 10.2km 】島根ワイナリー前~出雲ドーム前

出雲駅伝最長のアンカー区間。
襷を受け取ったランナーがレースのスタート地点・出雲大社正面鳥居前に戻ってくるまでが2.3キロ。再び神門通り(しんもんどおり)を大鳥居に向かって駆け下ります。5キロ付近に1区同様、浜山公園のアップダウンがありますが、その後、フィニッシュまでほぼ平坦。過去13回この区間で逆転優勝がありましたが、今大会はドラマがあるのでしょうか?

▼区間記録
第21回大会 ギタウ・ダニエル(日本大学・4年) 28分17秒

▼前回34回大会 成績上位3選手
区間賞   鈴木芽吹(駒澤大学・3年) 29分21秒
区間2位 伊地知賢造(國學院大學・3年) 29分28秒
区間3位 中村唯翔(青山学院大学・4年) 29分45秒

 

◆文化放送スポーツスペシャル 第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
2023年10月9日(月・スポーツの日) 13:00~15:30
解説:上野裕一郎(立教大学陸上競技部男子駅伝監督)
実況:斉藤一美アナウンサー(文化放送)
◆聴き方いろいろ◆地上波FM91.6/AM1134 radiko インターネットラジオ

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