岸田総理の内閣改造の顔ぶれが固まる。野党からは「刷新感はどこに?」と批判の声も。

岸田総理の内閣改造の顔ぶれが固まる。野党からは「刷新感はどこに?」と批判の声も。

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9月13日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、岸田総理が固めた内閣改造と自民党役員人事の顔ぶれについて語った。

森永氏「国民のためにというより、来年の総裁選を見据えてうまいことやったなという感じ

岸田総理大臣は今日、内閣改造と自民党役員人事を行う。すでに顔ぶれは固まっていて内閣改造では松野官房長官や、鈴木財務大臣らを留任させて政権の骨格を維持する一方で、外務大臣に上川陽子元法務大臣を起用するなど、これまでで最も多い女性5人が入閣する。これまでに閣僚の顔ぶれはすべて固まっていて、松野官房長官、鈴木財務大臣、西村経済産業大臣、河野デジタル大臣、高市経済安全保障担当大臣、それに公明党の斉藤国土交通大臣らを留任させる意向。
一方、外務大臣に上川陽子元法務大臣、こども政策担当大臣に加藤鮎子氏、復興大臣に土屋品子氏、地方創生担当大臣に自見英子氏の起用を固め、女性の入閣が5人となった。

寺島尚正アナ「今回の特徴としてはですね、『実行力』。これは、政権の骨格を維持するというところで、基本は変えませんよと。それと女性の登用ですね、これも女性が5人入閣しているということが言われています。あとは党役員人事含めると、自民党の総裁選を睨んだ配置だという風に言われていますが、『実行力』『女性登用』、このあたり森永さんはどう思われますか?」

森永康平「そうですね、まずはやっぱり注目されていたのはマイナ問題があって、河野大臣はどうなるか?とかですね、または高市さんはどうなるか?みたいなところが注目されていて、そこが変わらなかったので、そんなに今回顔ぶれが変わっていないということで、あんまり大きな変化は無かったなって言っている方もいるんですけど、僕はパッと見るとやっぱり人事好きの岸田さんが、うまくやったなっていう印象を受けましたね。要は『あんまり変わってないですよ~っ!』っていうのを見せつつ、かつ『女性登用というのもちゃんとやってますよ』っていうのをやりながらも、ちゃんと総裁選を睨んでていうか。バランスを取りながらも茂木さんとかをこうしといて、みたいな。色々と、見る人が見たらうまいことやったな、と……」

寺島「確かに、19人の大臣のうち初入閣が11人とかね。このあたりはだってそりゃ初めて大臣になった人は嬉しいですしねえ!」

森永「まあだからすごくこう、うまいというかね、本当に何もほとんど変わってないんですって見せているんだな、それに乗せられた人が多いなってSNSとかを見てた時にちょっと思いましたよね」

寺島「野党の反応をあえて申し上げるならば、立憲民主党の岡田幹事長は『聞いている範囲では、どこに刷新感があるのかという感じがする。あまり大きく骨格が変わることもないようで、何故今内閣改造するのか、国民もよくわからないのではないか?』と、こういう指摘をしていると言うことなんですがね」

森永「やはりその、国民のためにどうとかって言うよりは、結構来年の総裁選を見てうまいことやったなっていう印象を僕は持ってますね(笑)」

寺島「衆議院の解散も来年ではないかとも言われてますからね」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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