【西武】松井稼頭央監督インタビュー マキノンの復帰は「思いのほか順調にきてくれた」

【西武】松井稼頭央監督インタビュー マキノンの復帰は「思いのほか順調にきてくれた」

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9月12日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われた西武ーソフトバンク22回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの松井稼頭央監督にインタビュー。この試合から1軍に合流したデビッド・マキノン選手の状態や起用法について訊いた。

――右肩を痛めてファームで調整中のデビッド・マキノンが、前日(9月11日)のイースタンリーグ公式戦で3打数3安打2ホーマー3打点と大暴れしてこの試合(9月12日、西武ーソフトバンク22回戦)から昇格ということになりましたが、状態としてはいかがですか?
松井「良いのではないですかね。右肩(の状態)も良くて、3軍の試合から出て、状態も含めて良いのであれば合流かなと思っていたが、思いのほか順調にきてくれましたからね。合流することになりました」

――右肩が大丈夫ということはDHではなくてファーストを守ることもある?
松井「ファーストが守れないのに(1軍に)あげることはないです。そこも含めてOKが出たので。もうちょっとかかるのかなと思いながら、そこ(右肩)が良くなる段階が順調にきてくれたものですから。試合の入り方も良かった」

――前の試合(9月10日、日本ハムー西武23回戦)は20安打10得点の大勝でした。指揮を執っていていかがでしたか?
松井「相手の先発が伊藤(大海)くんというところで、なかなか厳しい戦いになるのではないかと思っていましたし、僅差のゲームになるだろうというふうにも思っていた中でね、よく繋いでくれましたよね。見事だったと思います」

――2回、先頭バッターのマーク・ペイトンが転がしたサードへのバントヒットから一気に活気づきましたね?
松井「そうですね。初回にノーアウト満塁から三者三振だったので、流れがな……と思っていたのですが、2回にペイトンからよく繋いでくれたと思うし、7番から繋いでいるということは上位に繋がっていきますから、良い点の取り方をしてくれたと思いますね」

――エース髙橋光成で勝てて良かったと思います。髙橋光成は球威が戻ったと思われますか?
松井「前回(9月2日、西武ーソフトバンク20回戦)は球威は悪くはないと思っていた。前の試合(9月10日、日本ハムー西武23回戦)では高めも使いながら低めにもしっかりとコントロールできていましたから、そういう意味では登板日を1日ずらしましたけど、しっかり調整してくれたなと思いましたし、やっぱりね、光成で勝てるというのはまた大きいですから。あそこまで投げてくれてよかったのかなと思いました」

――先週のビジターゲームを5戦全勝で終えました。振り返ってみていかがでしょうか?
松井「オリックスとの試合でね、まずあそこの2つを勝てたというのは本当に大きかったですし、それまでは(オリックス相手に)借金10ですか、5勝15敗で(2つ勝って7勝15敗に)。だからそこを2つ取れたというその勢いも含めてですね、素晴らしい週になったのではないかなと思う」

――先週の対オリックス2連戦のカード初戦(9月5日、オリックスー西武21回戦)で先発の松本航が好投を見せました。今調子がいいですか?
松井「どうなんですかね。もちろん内容的にはね、非常に良いピッチングをしていると思います」

――ランナーがいないときの投球フォームで今シーズンは試行錯誤してきたと思いますが、全ての投球をセットポジションに変えてから抜群の安定感が出てきましたよね?
松井「そうですね。真っすぐの球威も含めて、終盤も落ちることなく、逆に終盤も上がってくるのではないかというぐらいのスタミナも含めてですね、多分真っすぐにしてもいいメリハリをつけてくれているのではないかなと思いますけどね。変化球ももちろんなのですが、真っすぐのメリハリもしっかりとつけて打者のタイミングを外しながら投げてくれているのではないかなと思いますね」

※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー

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