「防災出前授業」…災害を想像し危機感を持って正しく行動

「防災出前授業」…災害を想像し危機感を持って正しく行動

Share

毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でおおくりしている番組です


今週は、9月27日に文化放送のメディアプラスホールで行われた「防災出前授業」の様子をお送りしました。
文化放送を含む東京にある7つのラジオ局の記者・ディレクター・アナウンサーが参加。
講師はお二人。
まず国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課長 豊口佳之さん
「大雨特別警報」が出された時などの記者会見で説明する、いわば「河川のプロ」
↓ こちらは気象庁会見室で記者の質問に答える豊口課長

出前授業では「洪水についての基礎知識」として例えば「外水氾濫」と「内水氾濫」の違いを解説。
「外水氾濫」…堤防の決壊や溢水で河川が氾濫(一般に被害が大きい)
「内水氾濫」…雨量が下水道の雨水排水能力を上回ったり、河川の水位が上昇し下水道から河川へ放流できず発生

そして東京大学大学院客員教授の松尾一郎さん

松尾先生によると大切なのは「災害を想像し、危機感を持って、正しく行動すること
7月9日~10日、九州北部に線状降水帯がかかったときの状況を解説
線状降水帯という言葉は一種のブームにもなったけれど、意外にどういうものかわかっていない人も多い
被災地の佐賀県唐津市今坂地区では、実際に線状降水帯が発生したという情報(顕著な大雨に関する情報)を知らなかった人が多かった」とか。
報道する側は、そういった情報をしっかり危機感を持って正しく伝えていかなくてはなりませんね。
聞き逃したという方はradikoで「防災アワー」ぜひお聞きください。

さて、10月5日(木)には、伊豆諸島に「津波注意報」が発表されました
気象庁では会見が開かれ、地震火山部の下山利浩地震情報企画官が解説しました。

地震の規模を示すマグニチュードは6.5
震源は鳥島近海(八丈島の南370キロ)の深さ17キロ
震度1以上を観測した地域はなかったのに「津波注意報」が発表され「?」と思った人もいたのでは…。

震源が八丈島や父島から遠く離れているので揺れを感じなかったということ。
震度計は陸地か人の住む島にしかないので、震度が観測されなかったわけです。

この日は八丈島で30センチの津波が観測されましたが、被害などはありませんでした。
鳥島近海では10月2日以降、地震活動が活発で、
10月3日M6.6 4日M6.2 5日M6.5 
さらに6日にもM6.3と地震が頻発しています。

もし「津波注意報」が発表されたら…
海の中にいる人はただちに海から上がって、海岸から離れて下さい。注意報が解除されるまで海に入ったり海岸に近付いたりしないようにしてください。
揺れを感じなくても津波が発生することもあるということを覚えておきたいものです。
 
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子









Share

関連記事

この記事の番組情報


防災アワー

防災アワー

日 5:05~5:15

防災をもっと身近に、もっとわかりやすく、生活目線でお届けしている番組です。

NOW ON AIR
ページTOPへ