【出雲駅伝直前】城西大学・櫛部静二監督　レース前日インタビュー

――今年のここまでの流れは？
「今年は昨年のメンバーがそのまま残って、比較的怪我や体調不良が少なく、順調に練習できている」

――今季は全日本大学駅伝も選考会を通過。三大駅伝フル出場です。
「出られる喜びがある一方で、試合間隔が詰まっていてトレーニングする期間が限られている難しさはある。そのため、体調管理や怪我に今まで以上に気を付けながらやらなければならないと感じている」

――出雲駅伝の理想的なレースプラン、キーとなる区間は？
「まず、波に乗ること。3区までで形を作る。上位チームが見えるところでしっかり行く。耐えるところは4区、5区。距離は短いが、そこで選手層が厚い強いチームは強い選手をもってくる。そういったところで耐えられれば」

――３区にヴィクター・キムタイ選手、アンカーには山本唯翔選手を起用。この2本柱の状態は？
「ヴィクターはロードの経験が箱根駅伝を走っただけで、ちょっと心配なところはあるが、今現在はすこぶる元気なので調子は非常に良いと思う。山本は今年の箱根駅伝の前から力がついてきて、さらに終わってからずっと怪我もなくきている。また、ユニバーシティゲームズの10000mでメダルもとれて、本人が本当の意味での自信をつけてきていると感じる。チームを引っ張ってくれているし、走りを見ても安心感がある。状態は良い」

――エントリーメンバーも含め、区間配置は想定通り？
「欲を言えば、もう少し完璧な状態にしたかった。ただ、全員調子は良いので、十分戦えるのではないか。」

◆文化放送スポーツスペシャル　第35回出雲全日本大学選抜駅伝競走実況中継◆
2023年10月9日（月・スポーツの日）　13:00～15:30
解説：上野裕一郎（立教大学陸上競技部男子駅伝監督）
実況：斉藤一美アナウンサー（文化放送）
◆聴き方いろいろ◆地上波FM91.6/AM1134　radiko　インターネットラジオ