森山良子、年を重ねて半音高い音が歌えるようになる！

野村邦丸「森山さんは、以前、別の番組で歌うということをまだまだ進化させていきたいとおっしゃってましたね？」

森山良子「そうですね。14歳から同じ先生に教えてもらってますけど、ここにきて半音伸びてきました。まだまだ伸びしろがあるんだなと自分で思えることが、続けていける原動力なのかなと思っています」

邦丸「半音伸びる？」

森山「半音ってものすごい壁なんです。どこまで出るかによって、歌える曲が決まってくるんですね。高いところを伸ばしていくと、また違う曲が歌えるようになる。そういうのが面白いです」

邦丸「すごいな～。我々一般人からすると、年を重ねていくと声が低くなってくる。昔歌えた曲が歌えなくなったりします」

森山「私は逆にキーが高くなってきてるんです。“涙そうそう”とかも、もう半音か一音、低かったんです」

邦丸「なんで？」

森山「その方が歌いやすいんです。老化現象で低くなる方と高くなる方がいるみたいですけど、高くなる方はめったにいないみたいです」

邦丸「先ほど、19歳の時の“この広い野原いっぱい”をお届けしましたけど、今、森山さんのコンサートでこの曲を聞いたら、明らかに違うものになるんですか？」

森山「明らかに違います。もしかしたら別人かもしれないくらい、声は違います（笑）」

「くにまる食堂」は平日朝11～13時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。