【西武】隅田知一郎投手インタビュー 勝利数を大きく伸ばすも満足せず「2ケタ勝利とは言わず、最低でも貯金5個は作らないとなと思っていた」

【西武】隅田知一郎投手インタビュー 勝利数を大きく伸ばすも満足せず「2ケタ勝利とは言わず、最低でも貯金5個は作らないとなと思っていた」

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11月9日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの隅田知一郎投手にインタビューした模様を放送した。1年目の1勝から9勝と大きく飛躍した2年目の今シーズンについて振り返ってもらった。

――2年目のレギュラーシーズンを振り返ってみてどうですか?
隅田「オフシーズンにやったことを1年間通して出すことができたんですけど、結果としては満足いくものではなくて。もうちょっとできるんじゃないかなと思えたシーズンになりました」

――2ケタ勝利をしたかったということ?
隅田「2ケタ勝利とは言わず、最低でも貯金5個は作らないとなと思っていた。イニングももう少し投げたかったです。もっと信頼してもらえるような投手になれば、長く投げさせてもらえるんじゃないかなと思います」

――1年前はフェニックスリーグでプロ初の完投勝利を挙げられました(2022年10月23日、広島-西武)。今振り返ってみてどうですか?
隅田「昨年はたくさんの課題が出たので、(課題が)明確なフェニックスリーグになった。70球以降の球威、制球だったり、4回以降(打者2巡目)に三振が取れるか、四球を出さないかだったりの課題を持って一生懸命やっていた記憶があります」

――この完投勝利で技術的、精神的に掴んだものはありましたか?
隅田「フェニックスリーグ、秋季キャンプ含めていい結果で終わることができていたので、このピッチングをどれだけ1軍の場で発揮できるかでした。やっぱりシーズンで1勝10敗という結果になって、昨年は1年目だったので首脳陣やチームメイトの信頼は『隅田、どのくらいやれるんだ?』という疑問符もあったと思う。それを来年証明するというか、『これくらいのピッチャーだぞ』と表現できるようにやっていました」

――今シーズンに向けて、福岡県の鴻江スポーツアカデミーでレベルアップに励みました(過去、巨人菅野投手やメッツ千賀投手が利用)。その取り組みは上手くいったのですか?
隅田「取り組みとしてはすごくよかったんじゃないかなと思います」

――フォームを変えたということ?
隅田「そうですね。フォームも意識することで自然と変わりましたし、アップの動きや日々のトレーニングの意識もすごく変わりました」

――以前は軸足1本で立つ下半身主導のフォームだった?
隅田「はい。1本で立つんだけども前に投げ切れずに、力を伝えられずバテるのが早くなる、球威もそこまでないという投げ方だった。今年は左足には勝手に乗るのでそれを意識せずに、そのまま前に移動する。効率よく前に移動するのを意識したことで、余計な力が入らずに長いイニングで強い球をしっかり投げることができたんじゃないかな」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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