「世界一静かなラジオ」を担当中のピアニスト・横山起朗に迫る!

「世界一静かなラジオ」を担当中のピアニスト・横山起朗に迫る!

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11月17日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーにMRTラジオ(宮崎放送)「be quiet -世界で一番静かなラジオ」パーソナリティ、横山起朗さんが出演した。「be quiet」の雰囲気に合わせて、スタジオの照明を暗くし、出演者も声のボリュームを下げてトークを始めた。

坂口愛美「『be quiet -世界で一番静かなラジオ-』は毎週日曜の午後9 時30 分から10時までMRTラジオで放送中。とにかく静かなしゃべりと静かな曲で展開していく特徴を持つことから、ラジオ業界でひと際異彩を放つ、世界一静かなラジオとして、 密かな人気を集めています」

山根良顕「なかなかないよね、静かなラジオって。時々『飛行機に乗っている気分で聴いて』『船に乗っている気分で聴いて』というのはあるけど、ここまで静かじゃない。横山さん、(このスタジオの)電気が暗くなったときにクスリとされていましたけど、普段こういう感じで番組をされているんですか?」

横山起朗「そうですね。照明をかなり絞って、原稿が見えるかどうかぐらいにしています」

坂口「横山さんは宮崎県出身、武蔵野音楽大学演奏学科ピアノコースを卒業。ポーランド国立ショパン音楽大学でピアノを学び、現在はピアニストとして宮崎、東京を拠点に演奏や作曲活動を行なっていらっしゃいます」

山根「番組はピアノの演奏のトーンと合わせている、ということですか?」

横山「僕がピアニストで作曲もするんです。割と静かな曲を作ることが多いですね」

山根「(ここでスタジオの照明が明るくなり、通常トークに戻る)普段からあんなに静かなわけではないでしょう?」

横山「全然しゃべります。笑います」

山根「よかった! 音楽大学に行ってピアノをやって、という経歴を聞くとどう接していいかわからないな、と思うんですけど、どんな少年だったんですか? 大人しかった?」

横山「いや全然。僕、お笑い芸人さんになりたかったんですよ」

坂口「そんな横山さんがなぜこんな静かなラジオを始めることになったんですか?」

横山「どこかで道を誤ったとしか思えないんですけど(笑)。ピアノ、音楽を続けてきたので、それに携わる仕事をしたい、という気持ちがありました。そこからラジオにつながっていった、という感じですかね」

山根「ラジオのオファーをいただいた、という感じなんですか?」

横山「そうですね。帰国してすぐMRTラジオのクラシックの番組に出させていただいて、そのとき僕のやっている音楽がクラシックとジャズの間にあるような、当時は形容が難しいもので。いまは『ポスト・クラシカル』とか言い方があるんですけど。そういう音楽を宮崎でも聴けるようになるといいな、という話はディレクターと少ししていたんです」

坂口「流れる曲は横山さんが選ばれているんですか?」

横山「全部で5曲流すんですけど、4曲はほかの人のもので、1曲だけ最後に自分のものを流しています」

坂口「物語を読みながら……というコーナーもありますよね」

横山「あの物語も僕が書いています。ポーランドにいるときエッセイを書く仕事も少ししていたんですよ。その延長線上です。物語を書くことも好きで。それに合った曲を選曲する、みたいな」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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