今年の「クリスマス」特集は桑田佳祐、松任谷由実の関連曲をたっぷりお届け！

12月24日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」（文化放送）、『タケスクリプション　日曜名曲集』の選曲テーマは「クリスマス」でした！ 昨年のこの時季に続いてのテーマです。なお今回は番組初代パートナーだった松井佐祐里さんも出演しています。

鷲崎健「去年も（「クリスマス」の選曲）やりました。やったんですけど、クリスマスソング、とにかくいっぱいあるので、今年もかけたいなと。意外と時間がないというか曲が長いので、パッパといきたいと思います！

1曲目、去年もかけましたし、私のチームの楽曲で申し訳ないんですけど。オッド・アイというチームがあり、クリスマスソングがございますので、聴いてください！」

♪「Catch Cold Christmas」／オッド・アイ

鷲崎「クリスマスの日に彼氏が風邪を引いちゃった女の子の歌ですね。鷲崎史上、最もロマンチックな歌詞を書きましたよ」

鈴木純子「先ほど（番組内で）おかけしましたけど、武田真治さんとコアラモード.さんが『クリスマス シルエット（仮）』という曲を、この曲からインスパイアされて（作ったと）」

松井佐祐里「そうなんですね！」

鈴木「これ実話なんですか？」

鷲崎「い～え！ 僕はどれだけ細かい、まるで自分の心のそばにあるようなラブソングでも、想像で書けるんです！」

鈴木「今ちょっと得意げに……」

松井「表情がありましたね（笑）」

鷲崎「SFなんです、これ（笑）。ここからはカバー曲が2曲続きますよ！ まずはこちら！」

♪「恋人がサンタクロース」／松田聖子

鷲崎「偉いもんで、X（#鷲崎もち）では知っている人がいっぱいいて。すごくマイナーなわけでないんですけど。1982年に発売された『金色のリボン』という企画アルバムに収録されています。

松任谷由実さん、ユーミンオリジナルが『SURF&SNOW』というアルバムに収録されていて。アルバム曲だったんですね。企画アルバムで聖子さんがカバーしたことで、割と認知度が上がった曲なんです。87年、『私をスキーに連れてって』の挿入歌でドカーンと世の中に広まったので、そのときのヒット曲というイメージがあるんですが、オリジナルは80年、聖子さんは82年にカバーしている、ということです。だから松任谷さんは、この曲をシングルカットしたことはないんですね。すごく有名な曲ではあるんですけど。

次はね、割と珍しいですよ。なぜカバーしたのか（笑）」

 ♪「Merry X'mas in Summer」／テレサ・テン

鷲崎「KUWATA BANDの86年の曲のカバーですね。なぜカバーしたのかを調べたんですけど、出てこないです（笑）。ただ中国語バージョンでも歌っていらっしゃいます。

『LOVE&POPS』という、テレサ・テンさんのカバー集があって。『シクラメンのかほり』『真夏の果実』『夜霧のハウスマヌカン』など、不思議な曲をいっぱいカバーしているんです。86年当時、レゲエに挑戦している人はいたけど、シングルでレゲエポップに挑戦した、それがヒットした、というのは快挙だったんじゃないかと思います。

KUWATA BANDは原由子さんの産休時に組まれました。産休があったのでサザンオールスターズと別のものを動かそう、ということでできたんです。不思議なもので、この曲の原曲では原さんもコーラスで参加している、という曲です。

さあ、ということでございまして！ ユーミンのカバー、KUWATA BANDのカバーと来たということで、ここでタケスクリプション初！ 発売したばかりの話題曲をかけるということで、聴いてください！」

♪「Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」／桑田佳祐＆松任谷由実

鷲崎「……フルか！ フルですよ、皆さん！ AMでは快挙じゃないですか（笑）？ そんな桑田さんとユーミンさんの、リリースされたばかりの1曲。

86年に日テレでやった『Merry X'mas Show』という、とんでもないメンツが集まった、バブル感満載の番組があって。オンタイムで観ていましたよ。そのときの曲です。

音源化しない、と宣言されていたんです。以前、桑田さんのベストアルバムにソロバージョンが収録されたことはあったんですけど。本作が正式に単独発売されることは初でございます。売上の一部がセーブ・ザ・チルドレンに寄付されるとのことです。もう（午後3時）25分を過ぎてしまったので、終わりましょう（笑）。来週もお楽しみに！」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2～4時、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。