【第100回箱根駅伝】「往路に関しては100点満点に近い走り」早稲田大学・花田勝彦監督 往路レース後インタビュー

【第100回箱根駅伝】「往路に関しては100点満点に近い走り」早稲田大学・花田勝彦監督 往路レース後インタビュー

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第100回箱根駅伝、往路を5位で終えた早稲田大学・花田勝彦監督のレース後のインタビューです。

――レースの展開はどうだった?
「3区の辻(文哉、4年)が頑張ってくれた。他のメンバーも山道(5区)も懸命に走ってくれた。1区間瀬田(純平、2年)も区間順位は悪かったが(12位)、(トップから)30秒以内で来てくれた。2区山口(智規、2年)も最後しっかり差を詰めてくれた。でも辻の調子がよかった。設定タイムは彼の力以上のところに設定したが、それを超えてきてくれた。4区石塚(陽士、3年)はあまり調子がよくなかったところでもペースを守って、設定通りのタイムを出してくれた。5区工藤(慎作、1年)に関しても、設定タイムよりよかったので、しっかりと順位を上げて前でレースを進めてくれた。チームの設定タイムを上回るタイムで、他のチームがいいならば8位くらいかなと。中央や創価さんがそこまで上がらない中で、相対的にうちがよかったので順位が上がった。いい形で終われました」

――全日本では苦い結果でしたが(10位)、往路ではいい結果になりましたね?
「やはりあそこで気持ちを切り替えた。特に4年生が『やるんだ!』という気持ちで臨んでくれた。1年生も工藤1人でしたが、12月から気持ちを切り替えてやってくれた。不安もあったとは思うが、その中で自分の力を出してくれた。各区間とも前半は落ち着いてレースに入れた。それがよかったなと思います」

――1区から51秒開いていましたが?
「先頭とは開いていましたけど、2位集団とはそこまで開いていなかった。山口が走りやすい位置で間瀬田が繋いでくれた。間瀬田は足が少し攣りそうになっている中で纏めてくれた。その後の山口がやはり良かった。2区を67分くらいで終えることを想定していたが、想定よりもかなりよかった(66分31秒)。往路に関しては100点満点に近い走りでした」

――復路への手応えは?
「復路も少しオーダー変更をする。まず今回はシード権を目標にする。ベストなオーダーは組めていないが、確実に繋いでいきたいと思う」

――往路で悩まれた部分は?
「3区と5区。調子のいい選手を起用したいと思っていた。辻も非常によくて、工藤も上り調子で来ていた。石塚はあまり調子が上がっていなかったのでサンドイッチする形の起用をした。石塚も悪いなりに上手くまとめてくれた。みんな粘り強い走りをしてくれました」

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