【第100回箱根駅伝】「確かなのは今日負けてしまったことだけです」中央大学・藤原正和監督 レース後インタビュー

【第100回箱根駅伝】「確かなのは今日負けてしまったことだけです」中央大学・藤原正和監督 レース後インタビュー

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優勝候補と目された第100回箱根駅伝を総合13位で、第101回は予選会からの挑戦となった中央大学。藤原正和監督のレース後のインタビューです。

――今日のレースを振り返ってどう感じたか?
「この代で優勝したいという気持ちがあり、ここまで戦略を考えてきました。その中で、秋から全体的に結果が出ない時期もありましたが、なんとか12月上旬ぐらいからチーム内の士気も高まっていました。そんな中での箱根駅伝。これが勝負なのは分かっていますが、悔しさが残っています」

――この時期の寮生活などで感染対策をしていたのか?
「質の高い練習をした後には、必ず免疫力が落ちてしまうものです。青山学院大学さんの場合はMARCH対抗戦のあと、免疫力が落ちてしまったタイミングで集団感染になってしまったのではないか、と思っています。そんな中で(青山学院大学と)私達の結果を比較した際、このような結果の差になってしまった原因をまずは探っていかないといけないと思っています。そして次に活かさなければいけないと強く感じています」

――今回の箱根駅伝を戦う上で、1年間どのようなプランを立てていたか?
「1年間を通して箱根駅伝に最大のピークを合わせているのが青山学院さんだと思っています。一方で私自身、箱根駅伝で結果を出すためにも、まずトラックレースで結果を残して、冬の箱根で最大のピークを持っていくプランを思い描いていました。ただ、結果的に負けてしまったので、もう一度最初から戦略を考え直したいです」

――具体的には何を変えていくイメージなのか?
「現状はまだ分かっていません。ただ、確かなのは今日負けてしまったことだけです。しっかり整理をして原因を突き詰めていかなればいけないと思っています」

――復路での収穫区間はあるか?
「6区(浦田優斗、3年)、7区(吉居駿恭、2年)の選手が未来に繋がる走りをしてくれたと思っています。当初の理想は8区でシード権内に入り、10区には楽をさせたいと思っていました。これからもう一度、優勝を目指すチームを作って行っていきたいと思っています」

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