【西武】松坂大輔臨時コーチインタビュー ルーキーピッチャーの中で「糸川亮太投手と、宮澤太成投手の2人が見ていて面白い」

【西武】松坂大輔臨時コーチインタビュー ルーキーピッチャーの中で「糸川亮太投手と、宮澤太成投手の2人が見ていて面白い」

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2月14日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの松坂大輔臨時コーチにインタビューした模様を放送した。ライオンズのキャンプの雰囲気や楽しみなピッチャーについて訊いた。

――キャンプの全体的な印象は?
松坂「今年で(臨時コーチは)2年連続になりますが、チーム全体としてすごくいい雰囲気の中でキャンプができているなと思いましたし、明るさの中に少しピリッとした緊張感を持ちながらいい練習ができているのではないかなと思います」

――かなり日に焼けましたね?
松坂「天気はそこまでいい感じではないですが、やっぱり日差しは強いですね」

――開幕まで1ヶ月ちょっとという時期に、松坂さんが現役のときは大体どんなことを頭に置いてキャンプに臨んでいたのでしょうか?
松坂「今の時点で特に開幕から逆算してということは考えていなかったと思います。自分が経験してきたキャンプのスケジュールで言うと、大体第3クールに入ったところだと思いますが、第3クールの最終日に投げ込みするということをいつも決めていて、200球から300球投げて、疲れているときにどんなフォームで投げられるかということを確認をしているタイミングだったと思います」

――疲れたときにどんなフォームで投げられるかということ?
松坂「はい。疲れているときに、より効率良く投げられるようにして、疲れているから球威が落ちるのではなく、疲れている中で効率の良い体の使い方をして、ボールの勢いを落とさないことを考えながら練習していました」

――そういうことを今の選手たちに伝授していくということになる?
松坂「投げ込みに関しては、人によって合う合わないがあります。僕は多く投げないと覚えられないタイプだと思っていたので、とにかくキャンプでは多く球数を投げて、フォーム固めをするということを意識していました。ただ、そんなにたくさん投げなくてもそれができる選手もいますし、ある程度キャンプで投げて実戦練習を積み重ねながらフォーム作りをしていくピッチャーもいると思うので、悩んでいる選手には『投げ込みを練習に取り入れてもいいのではないか』という話はすると思います。他球団のキャンプに行ったときもよく聞かれますが、『そういった練習したことないのでしてみます』という選手が多かったです。もちろん投げ込みするのはいいのですが、『徐々に球数を増やしてね』という話はします」

――今年も素晴らしい新人ピッチャーが入ってきています。特に松坂さんが、「このピッチャーは面白いな」と思った選手はいましたか?
松坂「ルーキーでは糸川亮太投手と、宮澤太成投手の2人が見ていて面白いです。2人ともタイプが違うというか球質が違う。使うとすれば最初はおそらく後ろ(中継ぎ)だと思いますが、ちょっと使ってみようかなと思わせるピッチャーだと見てて思いました。糸川投手のブルペンも見ましたけど、全然球が浮かない。ストレートも変化球もしっかり低めにコントロールされていて、本人とも話をして、そこは意識している部分だということでした。意識していてもできないピッチャーが多い中で、しっかり低めに全ての球種がコントロールされていたので、大事な場面で使えるピッチャーではないですかね」

――ライオンズの後輩たちへのメッセージと、ファンの方々へのメッセージをお願いします。
松坂「昨年のチームとしての成績は、ファンの人からすれば残念な結果になったのかもしれませんが、今年のチームはちょっと違うのではないかなと思います。監督、コーチ、選手が自覚と責任を持ってトレーニングをしてきたなということを、短い時間ですが見ていて感じましたし、本当に楽しみです。ドラフト1位ルーキーの武内夏暉投手も開幕からローテーションピッチャーの1人として活躍してくれることを楽しみにしたいと思います」

※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー

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