タケスクリプション、最後は悲しまず「終わりにまつわる歌」特集!

タケスクリプション、最後は悲しまず「終わりにまつわる歌」特集!

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3月17日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』のコーナーは今回がラスト! 選曲テーマは「終わりにまつわる歌」でした。

鷲崎健「今週がタケスクリプションの最終回(番組は来週まで)ということで。あまり悲しくない感じで『終わりにまつわる歌』をお届けしたいと思います。では1曲目、お届けしましょう!」

♪「明日世界が終わっても」/ビーフ

鷲崎「(ビーフさんは)以前このタケスクリプションで『白いクラウン』をおかけしましたね。美しい宅録音楽をたくさんつくっている。マイホームミュージシャンとご自分でおっしゃっています。

たぶん同い年なはずです。シニカルだけど人肌の温かさ、人懐っこさみたいなのがあって、優しいような心地いいような、胸にスッと入ってくるけど、何が入ってきたかよくわからないという(笑)。それで抜けていくような、そんな音楽をつくる、正体不明だけど僕はこの人の音楽がとても好きで。自分のページで楽曲を紹介していて、放送的にかけていいのかどうかというのが曖昧なので(笑)、CDで発売されているものをおかけしました。

同い年ということは80年代と小中学生、心身共に成長期がピッタリくっついていて。狂乱、狂騒の80年代を16、17まで過ごして。90年代に入ったらバンドブームがあって。そのあとは……クンッ、ってなった。何もない、は言い過ぎかもしれないけど、そうなって。まるで旅人みたいな、何も持っていなさそうに見える奥田民生みたいな存在に惹かれる時代が来て。全部同じタイミングでおそらく過ごしている人です。

続いて! 僕はこの人のこの曲を1年ぐらい、ずーっと好きで聴いているんです」

「けだものでいる最後の日」Eri Nagami

鷲崎「理科社会という変名ひとりユニットもやっていらっしゃるというか、理科社会名義で1枚、永見恵利(Eri Nagami)名義で1枚アルバムを出していている方です。厳密にはシングルを1枚出しているんですけど。名古屋出身で……あまりプロフィールがわからないんですけど、大学時代に楽器をまったくできない状態で作詞作曲を始めた。いまはこうしてギターを弾いていらっしゃいます。

アルバム、全体的に素敵なんですけど、この曲に関しては子供時代の終焉というか、少年時代の終わりみたいなものをすごく美しく書いていて。物事、物語は少しずつ変わっていく。でも『少しずつ』は突然やってくるんだな、というか。

お歌自体、すごく楽しそうだし愉快だし、スキップしているように聴こえる。でもそれは軽やかに躓いているのかもしれないな、と思えるような。本当に大好きなので、興味持った方は(調べてみてください)。続いては愉快な曲、楽しい曲です!」

♪「楽しいウィークエンド」/Peggy March

鷲崎「(ペギー・マーチさんは)アメリカの歌手で、ペトゥラ・クラークの『愛のシャリオ』をカバーした『I Will Follow Him』というのが大ヒットして。15歳のとき全米1位、最年少1位獲得記録というものを持っていました。後にスティーヴィー・ワンダーが13歳で塗り替えるんですけど、女性の最年少記録はまだ破られていないようです。

海外のスターに、日本に来て日本語で歌ってもらう、という企画はいろいろあるんですけど、とにかくペギー・マーチさん、うますぎて」

鈴木純子「外国の方が歌っている、という感じがしないんですね」

鷲崎「そうなんです。この時代、こういうふうにうまい日本人は、歌もうまいけど情感も入れる、という人が多い中、ペギー・マーチさんは歌も日本語もうまいけど、派手な情感が入っていない。軽やかな感じがしてすごくいいですね。1ヶ月ぐらい、こればっかり聴いている時期がありました。『日本語で歌うペギー・マーチ』というアルバムに入っていますので、ぜひぜひ、でございます。続きまして、もうこの人の曲、いっぱいかけましたね!」

♪「歌は終わりぬ」/バンバンバザール

鷲崎「『The Song Is Ended』、アーヴィング・バーリンの1927年の作品で、ナット・キング・コールが後にヒットさせた曲のカバーでございます。

バンバンバザール、このコーナーでいちばんかけたんじゃないかしら。大学のとき僕は知って、神戸から東京にやってくるとき『東京へ行ったらバンバンバザールのライブが観られる』と思って来たのを覚えています。実際に何度も観て。メンバーチェンジなどを経て、活動の拠点を九州に移されて、いまでも続けていらっしゃいます。

次がコーナー的にも最後なんですけど、いちばん好きな、浅川マキさんの曲で終わりたいと思います!」

♪「今夜はおしまい」/浅川マキ

鷲崎「中高ぐらいから浅川マキさんが好きで、兄貴と僕、高校のときワシザキーズというバンドを組むんです。最初のライブ、17歳のとき、この曲じゃないですけど浅川マキさんのカバーをしたことを覚えています。30何年経ってもずっと好きで。亡くなる前に2回だけ、1回は関西で、2回目は文芸坐のル・ピリエが閉まる前に、生で見られましたね。

……ということでタケスクリプション、楽しかったです! こういうコーナー、本当に!」

鈴木「珠玉の曲をね。私、本当に楽しませていただいた。リスナーを代表してお礼を申し上げます! どこかでまたやりたい」

鷲崎「番組が終わってもCDは買うんだから(笑)。アーカイブスは増えていく一方なので……ねえ、いかがですか!?」

鈴木「可能性を探ってまいりましょう!」

鷲崎「ということで楽しかったです、またやりたいです!」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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