【アナコラム】斉藤一美「最高の相棒・ポケモンスリープ」

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!

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▼4月19日配信号 担当
斉藤一美アナウンサー


▲ゲームのシンボル・カビゴン

ポケモンスリープは毎週一匹ずつ出会うカビゴンを”プレーヤーが寝る”ことで育てるゲームです。
スマホをそばに置いて睡眠を取ると翌朝、カビゴンの周りにポケモンが集まって寝ています。
その寝顔を撮影して睡眠生態研究家へ報告する…というストーリー設定です。


▲カビゴンの上でしくしく泣きながら眠るカラカラ

集まったポケモンにはサブレを食べさせて仲良くなれば仲間にすることができるのです。
彼らは”おてつだいポケモン”として日中にきのみ(木の実)や食材をせっせと集めてくれます。とても健気です。


▲ライチュウが集めたウブのみ/とくせんリンゴ&あったかジンジャー

カビゴンは食欲旺盛なのでこちらがきのみをあげればいつも食べてくれます。
食材は一日3回、カビゴンへの食事を作るために必要です。
おてつだいポケモンも一緒に食べるこのくだりを見るとこちらも嬉しくなってきます笑


▲カビゴンを中心に上から時計回りにデンリュウ・ライチュウ・カメックス・フシギバナ/左上はピカチュウの雪だるま

食べて寝て大きくなったカビゴンはますますポケモンを呼び寄せるのでさまざまな寝顔をリサーチすることができるしおてつだいポケモンはレベルさえ上がれば進化もするのでゲームとしてのポケットモンスターシリーズの要素を受け継いでいます。
一定のレベルに達すればおてつだいスピードも増すためプレーヤーはどんどん楽しくなってくるのです。

だからといって…寝る間も惜しんでついゲームに没頭し気づくと朝になっている…ということにはならないのがポケモンスリープ。
プレーヤーがきちんと睡眠を取らないことには始まりません。
“なるべく早く少しでも長く横になろう”という意識はゲームを始めた昨年末からの4ヶ月間で随分高まりました。

ポケモンスリープには個人の睡眠分析データを提示する側面もあります。
日々の眠りの深さを……
「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」
……といったタイプに分けてくれるのです。
この計測によって、翌朝に出現するポケモンのタイプも違ってきます。
枕元にスマホを置くだけでどのような寝方をしているのか目安となるデータが可視化されるのは実に不思議な気分です。
さらにレコーディング機能もあるため何か大きな音を立てるとしっかり録音されます。
ちなみに私は今年の1月25日未明に
『お? 何て言うんですか、これ! 何か新しいのが入るんですか?』
……という寝言を喋っていました。

規則正しい生活を送るよう導いてくれる『ポケモンスリープ』を楽しみながら私はこれからも元気な毎日を過ごしていきます!

あ……一つだけ残念な点があることをご報告させて下さい。
それまで丹念に育ててきたカビゴンへ毎週月曜の朝になると、別れを告げなければならないのです。
このシナリオには毎回淋しい想いを感じています。
「あのときそだてたカビゴンがめのまえにあらわれた!」
……なんて設定がこの先、出てくることがありますように!


▲起き上がってこちらに手を振るカビゴン

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