「どっちもどっち」イラン報復攻撃でバイデン大統領を口撃するトランプ氏…実は同じような過去が

「どっちもどっち」イラン報復攻撃でバイデン大統領を口撃するトランプ氏…実は同じような過去が

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4月15日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、米大統領選を巡るトランプ氏の発言について意見を交わした。

バイデン氏の言い間違いをネタにするがトランプ氏も結構やらかしてる

トランプ前米大統領は13日、東部ペンシルベニア州で演説し、イランによるイスラエルへの報復攻撃について「イスラエルが攻撃されている。米国が弱さを見せたからだ」と述べ、バイデン政権を糾弾した。ペンシルベニアは大統領選のカギを握る激戦州の一つ。11月の大統領選での再対決に向け、バイデン大統領の泣きどころとなっている中東情勢で攻勢をかける狙いがある。また、トランプ氏はイスラエルへの支援を約束。「ウクライナ、イスラエル、どこもかしこも燃え上がっている。(バイデン氏の)弱さのせいで、次は中国が行くぞ」と警告した。

寺島アナ「これは台湾侵攻を指しているんでしょう。トランプ氏の演説、これは上念さん、どうご覧になりますか?」

上念「トランプさんも、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害した後、同じように米軍施設がイランからミサイルを打たれているんですけどね。そういうの、都合よく無かったことになるんですよ、あとバイデン氏の件でよく「ボケてる」とか「言い間違いが」とか言うんですけど、トランプさんも実は結構いい間違いしていて、結構オバマ氏とバイデン氏を間違えてることが多いんですよ。だけどあんまりそこは注目されないんですよね。バイデン氏が言い間違えすると「ボケてる」とか言うんですけど、いやトランプさんも結構間違えるけどなと思うんですけどね」

寺島「そうですか(笑)」

上念「まあ政治ですから、お互い棚に上げてやり合うので、トランプさんは自分のこと棚に上げてやってるんですけど、バイデン氏も同じように棚に上げてやってるんですよ。だいたいウクライナがなんであんなことになったかって言えば、バイデン氏の失言がいけないんでしょう。ロシアが攻めてきてもアメリカは軍を送らないって言ったから、プーチンが安心して攻めてきたわけじゃないですか。だからお互いにそういうのやっちゃってるんですよね。まあこれは、どっちもどっちだと思います」


「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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