岸＆メヒア＆森さまさまやー！勝ちに等しい引き分けに「ヒーローないの？」【6月1日(火)巨人4-4西武】

メヒアの今季初アーチと森の「会心の当たり」の一発で土壇場9回に3点差を追いついた。

ライオンズ先発の松本航は3回まで5奪三振と素晴らしい立ち上がりだった。解説の東尾修氏も「4月の怖々投げていた時と違って顔がいい、こうも変わるかってくらいですね」と大絶賛。しかし4回、岡本に15号ソロを浴びると、5回には1点もやれない、という想いが力みに繋がり、3点を献上した。

4点を追う7回、反撃の口火を切ったのは離脱した若林に代わってセンターに入った岸潤一郎だった。プロ通算18打席目、待望の初ヒットはHR。9回には先頭打者として2本目のヒットを放つと、代打・メヒアが「スタンドに届いてくれてよかったよ！」と1点差に迫る1号2ラン。そして森友哉が3ボールからのフルスイングでデラロサの153キロを右中間スタンドに運び、9回2アウトからの同点劇となった。

9回裏はもちろん平良がマウンドへ。1・2塁のピンチは招いたものの最後は中島をファーストゴロ。開幕27試合連続無失点のパ・リーグ新記録を樹立した。

東尾修氏も思わず「ところで、きょうはヒーローインタビューはないんですか」と一言。「選手も勝った気分で帰れますよ」とまさに『勝ちに等しい』引き分けとなった。

【6月1日(火)17時55分～21時10分ON AIR】
解説：東尾修さん
実況：高橋将市アナウンサー