企業のトップ、2025年 経済の展望を語る!文化放送単独インタビュー

企業のトップ、2025年 経済の展望を語る!文化放送単独インタビュー

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巳年のことし、株の格言では「辰巳天井」。
トランプ大統領の就任、ウクライナや中東での戦争など地政学的リスクも懸念される中、2025年経済の展望について企業のトップに文化放送が単独インタビュー。
1月8日から10日の3日間にわたって「ニュースパレードplus」で紹介しました。

1月8日(水)
三井不動産 植田俊社長

今年の経済、キーワードは「付加価値を評価し、プラスの連鎖を生もう」
今までの日本は「よいものを安く提供しよう」だった。素晴らしい哲学だが「いいものをそれなりの価格で評価する」という習慣を供給者側も消費者側もつけていかなければならない。
もう一度日本の国力・経済力を高めるためには「きちんと作った付加価値をお互い正当に評価し、対価を払っていく」ということを習慣づけしないと、日本の経済は立ちいかなくなるのでは…。
株価は今年後半4万5000円までいくとみている。
今年は「スポーツエンターテインメントを活用したまちづくり」をより深めていきたい。

ローソン 竹増貞信社長

キーワードは「めざせ よいインフレ!」
今、コストプッシュ型で物価が上がっている。これを賃金ファースト、まず賃金が上がって、その後に物価がついてくる「よいインフレ」にしていかなければならない。
そのためには3月以降の賃上げが大事。継続的に実質賃金がプラスに転じる世の中に。「よいインフレ」にできる今年は良いチャンス。
株価については、期待も含めて4万5000円。
ローソンではこの春「リアル」なお店とテクノロジーを掛け合わせた「リアルテックローソン」1号店を高輪にオープンする予定。

1月9日(木)
「すかいらーくホールディングス」谷真会長

キーワードは「はじめちょろちょろ あとぱっぱ」
上半期は経済が混迷し迷走状態にあるが、このあと春闘の状況(賃上げ)、103万の壁引上げによる実質所得の上昇、万博の高揚感が合わさってGW以降ごろから経済が浮揚すると考える。
株価は年末で4万5000円まではいく。上半期で4万1000円。
103万の壁問題については早期に実施していただきたい。
「人手不足」への対応については、ロボット・テーブル決済・テーブルオーダー・セルフレジなどDXを推進している。
外国人従業員のための「多言語の動画マニュアル」、AIを活用した生産性の向上システムを作り上げ、従業員の能力を上げていく。

ANAホールディングス 芝田浩二社長

キーワードは「しなやかさ」人にやさしく、しなやかに、世界に羽ばたく。
2025年は世界的に不透明、不確実性が伴うもののインバウンド需要は引き続き好調。
足元の経済も順調で、業績拡大は続くだろう。
株価も高値に向かって去年の4万2000円を超える水準まで上がると期待する。
CA同士で保育をサポートする独自の子育て支援策を展開。働きやすい環境づくりをさらに広げていきたい。

1月10日(金)
サントリーホールディングス 新浪剛史社長

GDP=国内総生産について、1%強の成長が期待できる。海外の投資やインバウンド需要の引き続き強い。2025年は、経済成長ができるという試金石になる年になる。
株価は、人手不足が課題。4万3000円くらいと予想。
サントリーの「やってみなはれ」は、アメリカでのTRD=Readey To Drink
市場で「酎ハイNO1を目指す」

西武ホールディングス 西山隆一郎社長

キーワードは「YKK=夢と希望と感動」
すべての人に「夢と希望と感動」を与える事業展開。
日本経済については、引き続き緩やかな成長軌道をたどる。カギは賃上げ。
株価も堅調に推移すると予想。4万円台半ばまで行くだろう。
西武ライオンズについては、若手中心に補強。夢と希望と感動を与えるプレーを届けたい。目指すは日本一。

聞き逃した方は、radikoでぜひお聞きください。

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