「大阪万博まであと1ヵ月!三波春夫の半生に迫る!」【アーカイブの森 探訪記#34】

「大阪万博まであと1ヵ月!三波春夫の半生に迫る!」【アーカイブの森 探訪記#34】

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今年の4月13日~10月13日まで大阪で55年ぶりに万博が開かれる!

万博と言えば科学技術の発展、環境保全について様々な国際的な催し物として有名である。

(今回の注目は「火星の石」ではないかと言われている・・!)

そんな万博とのつながりがないか探索をしていきたいと思う!

 

調べてみた結果・・・

万博のテーマソングを歌った有名歌手に目に止まった!

 

当時(1970年代)は歌謡曲が主流であり、坂本九や都はるみなど数々のヒット曲を生み出した時代。

その中でも“三波春夫”「世界の国からこんにちは」は万博のテーマソングに選ばれており、様々な歌手や俳優陣がカバーするなど絶大な人気を誇る曲。

 

そんな、三波春夫に関する貴重なアーカイプを発見!

 

富士サイクルアワー

虹の歌声 <三波春夫の巻> 

1961年(昭和36年)6月29日放送

 

 

8月に東京歌舞伎座での初舞台が話題となり人気絶頂の頃、三波春夫を招き

5回にわたって生い立ちからスター街道を駆け上った半生を特集した番組!

実はこの番組を通じて、三波春夫に関する衝撃な事実が明らかになる!

 

この番組の放送日が6月末ということで、7月19日の誕生日について聞かれた三波は「世間では昭和4年の7月19日と言われていますが、それは間違いで実は大正12年が本当です」と明らかにしていた!

この衝撃の事実に当時のスタッフも思わず「え!?」と驚いたのではないだろうか。

まさかのカミングアウトに筆者も驚いた!

 

また番組の内容について、

「世界の国からこんにちは」のような明るい曲とは裏腹に壮絶な人生を歩んできた過去、浪曲師から歌謡曲を歌う歌手に転向など様々なことが語られていた。

ちなみに歌謡歌手で初めて着物で歌った歌手、一度は耳にしたことがある「お客様は神様です」など、世間に与えた影響力のすさまじさが伺える。

 

今回は万博に関連したアーカイブスを紹介しました!

また面白そうなアーカイブスがあれば紹介したいと思います!

それではまた!

 

執筆:郷津隊員

『文化放送アーカイブス』
■毎週水曜日 12時更新
■メールアドレス:archives@joqr.net
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