アイコム森見さん、青年海外協力隊としてタイで「ゲームハッカソン」を企画!現在スマホを無線機として使うアプリを開発中!

アイコム森見さん、青年海外協力隊としてタイで「ゲームハッカソン」を企画!現在スマホを無線機として使うアプリを開発中!

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(※タイの写真は森見さん提供 ↑タイでおこなわれたハッカソンに参加した森見真弓さんの学校の代表生徒と先生)
毎週日曜朝5時5分~お送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。

今週も災害時になくてはならない無線機(トランシーバー)を製造販売している「アイコム株式会社」のエンジニア・森見真弓さんのインタビューをお送りしました。
森見さんは2017年から2年間休職され、JICAの青年海外協力隊としてタイで活動されます。タイでは中高一貫校のコンピューター講師として、プログラミングなどの授業を支援。ゲームに興味を持つ学生を集め、技術やアイデアを競う「ゲームハッカソン」を企画します。

(ハッカソン中に学生にアドバイスする森見さん)
ハック(hack)とマラソン(marathon)の合成語である「ハッカソン」。1日目の朝にお題が出て3日目の午前中に発表をし、どこのチームが面白いゲームを作ったかを競う大会だそうです。現地の先生は、生徒達がこれまでになく真剣に寝ずにゲームのプログラミングに取り組む姿に驚いたとか…。

(タイで行われているWORLD ROBOT OLYMPIADに参加した森見さんの学校の代表生徒と先生)

今、森見さんはスマホをトランシーバー(無線機)として使うアプリを開発しています。去年1月に提供を始めたサービスだそうです。

無線機の一番の強みは「一度に大勢に連絡ができること」。このアプリは予めグループを登録すればトランシーバーのように一斉通話ができるそうです。
スマホがあるのに無線機の需要は伸びています。基本1対1でコミュニケーションをとるスマホに対して、無線機は1対多など一斉同報ができます。
防災だけでなく仕事の効率化に役立っているとか…。

森見さんは「誰かの為に役立つ無線機を開発したい。できれば発展途上国でも活躍できる無線機に関わっていきたい。警備や工事現場・ホテルなど、色々なところでトランシーバーが使われている。チームで働く人を影で支えているのがトランシーバー。災害災現場でも必ず繋がる道具として役立っている。これからも安全安心で豊かな社会を支える無線機をたくさん作っていきたい」と話していました。

「防災アワー」聞き逃した方はradikoでぜひお聞き下さい。

気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子

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