
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】女優って言っちゃダメなの?
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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―5月16日(金)配信分―
電車内の紙広告。YouTubeのショートドラマ(1分とか10分の)というのがあるらしくその宣伝なのですが、どんな内容かというと……
【母子家庭で育ち人に騙され借金を背負った靴磨きギャルの人生】
【スカウトされて入った夜の街。先輩からのイジメや永久指名制度の闇。銀座のクラブ嬢物語】
など。結構ドロドロ系を攻めていて興味をそそられます。ちょっと昭和っぽいデザイン。ゴシップ週刊誌の中吊りタイトルのような縦書き文字の羅列。
いや、どちらかというと【あえて】やってるのかもしれません。【注目女優目白押し】【クズ男製造】【イケメン登場】などの文字も躍っていて、
地上波はじめオールドメディアに真っ向から挑戦しているような気概も感じます。
女優と言っちゃいけない。とか、イケメンという言い方はやめたほうがいい。とか、そんなの知ったこっちゃないという広告に好感を持ってしまいました。
先日【どうした?!一蔵!】で「女優と言っちゃいけないの?」というテーマで意見をつのったところ、
「女優でいいじゃないか」「女優は女優だ」という意見がほとんどでした。
「どっちでもいい」「こういう時代だから俳優と呼ぶほうがいいのでは?」という意見もありましたが
「女優と言っちゃダメ」は1人もいなかった。
つまりね。女優も俳優もどっちもいていいのではないでしょうか。
第三者が「俳優に統一すべきだ」と押し付けるのではなく、本人が決めればいいことだと思うのです。
何かに日和って言葉狩りをしても根本的な解決にはならないのですから。
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