【音現場から・ミキサー裏話】万博の音

【音現場から・ミキサー裏話】万博の音

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「音現場から・ミキサー裏話」。番組の工場=スタジオ、その周辺にまつわるさまざまな話題を技術部員がご紹介。番組やイベントの裏話も盛りだくさんです!

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●5月16日(金)配信

大阪・関西万博に行ってきました。
取材ではないので入場したパビリオンはそれほど多くはないのですが、開幕間もない平日だったので並ばずに入れるパビリオンもいくつかありました。
全体的に映像演出に凝ったところが多く、単純にスゴイなあと何度も感じたのですがラジオにも通じる「音」はどうかというと、未来的なテクノロジーを駆使した音響は私が見た範囲では多くはなかったのですが、楽しめる「音」はあちこちで聴くことができました。海外パビリオンの前ではその国の伝統芸能を生で披露していたり、時々どこかの国のパレードも行われています。
 
万博会場は「いのちのアンサンブル」というコンセプトでサウンドデザインされています。
会場をいくつかのエリアに分け、7名のアーティストが制作した異なった「音」が流れているそうです。私が行ったときは保育園や幼稚園、小学生から高校生まで学校行事で来ている方が多く、結構賑やかだったのでこの「音」に気が付きにくかったのですが、体で自然に受けとめていたのでしょう。

皆さんも万博に出掛けたら、会場内の様々な「音」に耳を傾けていただければと思います。
ただしこれから暑くなるとそんな余裕は無くなってくるかもしれませんね。熱中症対策と雨対策は万全にしてお出掛けください。

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